年の瀬にあたって

　社会の問題点（認知症患者の数）を直視したいと思います。

ＮＰＯ法人生涯青春の会を立ち上げたのは2005年の5月でした。この当時の新聞報道では、認知症患者は150万人で毎年100万人増加するとの予測でした。活動を開始してから7年と7ヵ月経過したことになります。この当時の予測を踏まえると、認知症患者が77万人（約80万人）増加して230万人なったことになります。

 

　しかし、現実は以下の通り300万人と推定されているのです。

認知症高齢者10年で倍増　300万人、厚労省推計

http://www.47news.jp/CN/201208/CN2012082401001259.html

65歳以上の人口は3000万人です。

65歳以上3000万人突破　団塊世代が「高齢者」仲間入り

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=71477016&comm_id=698599

言うまでもなく65歳以上の10人に1人が認知症になっていることになります。

日本の医療と国民の意識が原因となって、寝たきり老人の激増という問題があります。「寝たきり老人」をなくすには

http://www.mediacultures.com/sweden/swtex01/mini/0201_3.html

の報道に基づくと日本の寝たきり老人の人数は以下になります。

1993年90万人・2000年120万人・2012年175万人・2025年230万人

このままに推移して行ったら、若い世代に大変な負担を強いる社会になってしまいます。今日の日野原先生のメッセージは次の通りでした。高齢者が元気でいることが社会の活力を与えることになるのです。

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12月30日　101歳の先生からのメッセージ

おはようございます。日野原重明です。
「若い人から　あんなふうに齢をとりたい　
　　　　　　　　と思われる老人になりましょう。」
☆魅力的な老人になりましょう☆
高齢化社会において日本を活気づけ、良い子どもたちを育てるためにも、老人一人ひとりが良いモデルになりましょう！

出典　http://www.facebook.com/shinrojin

日野原先生のメッセージを31文字に結びました。

若者に　希望を与える　生き方で　社会に活気　与えゆかなん

ＮＰＯ法人生涯青春の会は「認知症になるな！」の旗を掲げて非力ですが、活動して行きますので、宜しくお願い致します。