引きこもりを抱える家庭の不幸

2019年6月28日　日々の映像

 

引きこもりを抱える家庭の不幸

 

NPO活動で、引きこもりを抱える家庭の高齢者と接する機会が多くあった。

まさに、不幸そのものである。

 

政府は18日、2019年度版「子ども・若者白書」を閣議決定した。自宅に半年以上閉じこもっている「ひきこもり」を初めて特集した。

・40～64歳のひきこもりが全国で推計61万3千人いると紹介した。

・若年無業者数は18年で約71万人と昨年調査とほぼ横ばいだったという。

合計で、132万軒の家庭で、引きこもりを抱えているのだ。

 

引きこもりの人達をイメージして、以下の短歌を書いたことがあった。

2003年8月25日　　癒しの森の短歌　№8　語りあう友
　語り合える友がいるかどうか、人生にとっては重要なことである。自殺を決行するような人でも、語る友がいれば自殺はしないという。その理由は、話を聞いてやるだけで、その人の心の負担は半分になるのだ。
　心が落ち込んでいると、話す友がいないような錯覚に陥るものだ。今は幸いメールという文明の利器がある。心が落ち込んでいる人がいたら、私にメールを送って下さい。お役に立つこともあるかもしれない。
　

喜びも　悲しみ共に　語り合う　友よ何処と　想う時あり
 

自立支援をうたって引きこもりの子どもを自宅から無理やり連れ出し、法外な料金を請求する悪質業者がいるというから、悲しい社会の風景である。

 

「ひきこもり」中高年で61万人　子ども・若者白書 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46201110X10C19A6EAF000/?n_cid=SPTMG053

引きこもり悪質業者の実態把握へ

https://news.biglobe.ne.jp/topics/domestic/0623/18341.html