日本の社会はドイツに見習うことが多いと思う。差に最たるものが脱原発である。ドイツはⅠヵ月ほど前、昼の電力の50%を自然エネルギーでまかないことが出来る報道があった。動物愛護の面でも一歩進んでいる。犬などの動物の売買を禁じる法案も成立させている。動物の売買で利益を生み出す社会を否定しているのです。素晴らしいことだと思う。
今回のドイツ初の情報は自閉症者を大量採用の話である。
ドイツのソフトウエア大手SAPは、自閉症の人をソフトウエアのプログラミング、検査などの職種で大量に採用すると発表した。SAPは世界で約6万5000人の従業員を抱えており、2020年までに自閉症の人の比率を1%(650人の採用)にする計画を発表している。実にすばらしいことである。
自閉症は発達障害のひとつで、他人とのコミュニケーションとれない傾向が指摘されている。一方で計算力や集中力に優れた人も多く、SAPは自閉症の人の能力を活用し、自社の業務に役立てる考えなのだ。
孫に中学1年生に自閉症児がいるが、日本にもこのような動きが出ることを期待したい。
独SAP 自閉症者を大量採用へ ソフト大手
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130522/biz13052209010024-n1.htm
自閉症者大量採用へ 計算力や集中力活用 独・ソフトウエア大手
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130523105335972