この世界の片隅で

　広島県江波から軍の町呉に嫁ぐ女性、ＴＢＳ日曜劇場「この世界の片隅で」を観て、原爆投下の広島、「夕凪の街 桜の国」(こうの史代 )と重なる。どちらも同じ作者、私は夕凪の街 桜の国を広島で買い、大切にしている。
　原作者の非戦の願いは私も同じ。呉も度々空襲を受けた。いつまでも風化させてはならない恐怖、豪雨による土石流 土砂災害報道。だが、戦争は国家権力による最悪の人災。

むかーしむかしの

　「 坊やよい子だ寝んねしな… 」俳優で声優の常田富士男さん(ときたふじお・８１)が亡くなる。「 むかーしむかしのことじゃった 」個性的で温かな語り口、市原悦子さんとの「まんが日本昔ばなし」ＴＢＳ系は、私にとっても、特に印象深い番組だった。
　毎週和む、あのアニメ映像とお二人の語りを楽しみにしていた。私の本棚には今も昔ばなしが。時々開き、孫たちにも見せ読み聞かせもした。

熱さの中でも

　高校野球予選、全国ニュースでも繰り返し取り上げた豪雨災害を受けた地元の野球部員たち復旧ボランティアにも汗を流していたチームが敗れたと伝えた。敗れても「よくやった」と誉めてやりたい。
　全国ニュースにはならないが、この町も各所で豪雨の傷跡。「役所に電話したが 担当者の対応限界を感じる声に 何も言えなかった」とも聞いた。崩壊に亀裂、廃園や宅地に危険も雨量しだい。

赤坂自民亭

　国会議事堂一角に!?赤坂自民亭、何が本業!? 安倍首相や「いいことだ」(後に別の発言報道も?)と開き直る麻生副総理らは経営者？西日本豪雨被災を気遣うより、政治屋仲間で飲酒を楽しむ方がいい!!災害地ボランティアや義援金、彼らにとっては無駄事。
　赤坂自民亭に対する市民の批判に、安倍政権をになう公明上部も批判を口には。だが、毎度のことで支持母体向けと、自民も見抜き無反省。

再会気分に

　ブログ「忘却への扉」の再読を始めて数カ月。読むのは１日に１月か２月分だが、今日一応の目標としていた大切人との別れの日を過ぎた。長年続けてきたブログの価値をあらためて感じる。「忘却への扉」を開けることで、一番会いたく話したい人に出会い、想う寂しさ。
　「象の背中 旅立ちの日」も見た。あの日々、画像、文章、自分のブログなのに涙もにじむ。

柿渋は

　Ｅテレ「猫のしっぽカエルの手」で京都大原?、築百年の古民家に暮らすベニシア・スタンリーさんに会えた。渋柿の若い果実から搾った汁を発酵させこした液を、庭でテーブル代用のウイスキー樽に塗る。
　渋柿液には防腐剤効果、子どもの頃みた金比羅土産の丸に金、赤い団扇(うちわ)、和傘に塗った防水性、わが家には渋柿の木。干し柿だけでなく和傘の補修にも。柿渋になるのに２年間。

お気に入り

　　　　　　　　　［ 考え事？ お気に入りのソファーのてっぺんで。］

勝手口から

　二世帯住宅をと建てた一階のキッチン・シンクを私は洗顔などにも利用する。勝手口というか、ドアを開け数歩歩けばキッチンに入るドア。横は居間から玄関車庫に通じる。主な人の出入りを予想していた。
　だが、開かずの扉状態だった、キッチンに居て風を感じた。ドアと二階基礎の網戸から、庭の明かりとこぶしの葉が揺れるのを見た。杖で体中を支えドアを少し開け、帰宅後初めて見た小さな庭。

暑いあつい

　水害に浸かった大洲市も３６℃の猛暑？西日本豪雨被災地での後片付けに不明者捜索、外での復旧作業は体力的にもたいへんだ。室内生活の私だが、夕方の気温は３２℃。これまでは扇風機、熱中症も気になっていた。
　帰宅後エアコンは暖房のみ、冷房は動かせないでいた。思いがけず今日、電気工事会社が来てエアコン取り替えとガス追加。設定温度２７℃、涼しさに救われた気分。

人口増か

　参議院の議席数６増の法案を強行採決のニュースに、さすが安倍首相の長期自民公明政権だ!?少子化に歯止めか。社会保証改革も実施し、平和な住みよい日本になっていればの人口増加!!なんて正夢か？と首をかしげる。
　小選挙区に合区での落ちこぼれる自党議席獲得だけの党利党略法案を強行採決。日本の現実は９年連続人口減少。豪雨災害の危険が報じられる中、宴会を楽しむ与党議員の増員疑惑。