忘却への扉

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しゃべっているけど

2013-06-30 | 追憶
 気がつけば、私はどこに行っても方言で話している。いや正確に言うと聞き手が、これはどこかの方言だろうと思う話し方。なぜかと言えば、私自身、日常しゃべっている言葉をこの地域の方言かと問われれば返事に困る。
 両親は仕事や他の地方で暮らしていた関係などで地元方言とは少し違った話し方をしていて、その影響を私も子供の頃から受け中途半端の方言だった。
 だからといってそれでいじめられはせず。友だちや仲間たちとの会話も何にも不自由を感じずに来た。しかし勤めはじめて、そこがよい意味で方言の吹き溜まりの職場で自分の言葉に違和感を感じた。
 僕に私が、わし、おら、の世界に面食らう。でも自分のことを「わし(儂・俺)」と言うのに3年はかかった。べつに誰に嫌みを言われたわけでもないが、職場に溶け込むために考えた。
 職場も地元多数が次第に他の地域からの社員が増え続け、方言も雑多になった。それらも取り込みさらに他県のラジオ放送で聴く方言が加わり、これも他県で子供の結婚で息子とその親族に孫ができ新たな方言が身近になって身に付いた。
 今日地元の人たちと会話していて私の方言とは違うとわかった。でも私は職場を離れてからはこの私の方言で気軽に多数の人たち話せるようになれたのだから、意識して変えるつもりはない。
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