忘却への扉

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ひっしゅうかに

2012-02-09 | 平和を
 今年4月より全国の中学校で柔道が必修化になることの問題点をNHKテレビの「クローズアップ現代」[中学校で武道が必修化・多発する柔道事故]として取り上げていた。私も小学校高学年の孫が居て、文部省による柔道必修化には危険を感じる。
 文武両道を国が子供たちに押し付ける教育方針にあるきな臭さ。国技・武道と言えば聞こえはいいが君が代・日の丸に武道となれば軍国主義日本への回顧趣味だけでないはずだ。 利権獲得の拡大ために憲法9条放棄への地固めと、改悪憲法成立後の国家に対する忠誠心と御国のためには命を捨てる覚悟まで育てるのも目的か。
 ゆとり教育から詰め込み教育に押し付け教育と一貫性に欠けけている。国の将来を見据えた自由な発想力を生かせる各個人の個性を育てる教育をこの国は必要としているはず。
 日本スポーツ振興センターによると、この28年間に中学・高校の学校内で114人の生徒が柔道の事故で死亡している] スポーツの種目別割合と競技人数から見た死亡数は他に比べ突出しているのが実態。
 柔道事故の安全対策が確立できてない現状での武道の必修化をなぜ急ぐのか。指導する側の多くは柔道は初めての不安な教師たち。あくまで実施の文部省も心技一体の教育より、ただ「武道」の言葉に酔っているだけとしか思えない。偽りの武士道による犠牲者が出なければよいがと願う。

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1 コメント

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Unknown (ムスメ)
2012-02-10 06:13:50
男の子の母としても 反対である。ただでさえ 先生の目が届きにくい 体育の授業。素人同然の先生に どこまで出来るのか。今以上 先生の負担を増やし 事故が起きてからでは 遅過ぎる。格闘技は 中途半端に習っても 意味がないと思う。真剣に やりたい人が 選択してやるべきであると思う。
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