【 辞任次官 退職金5610万円か 天下り問題 文科省支払い 】 2017/2/23 地方紙記事より
[ 文部科学省は23日、天下り問題で辞任した前川喜平事務次官に、17日付で退職金を支払ったことを明らかにした。前川氏とほぼ同じ勤続37年で、事務次官を自己都合で退職した場合の支給額は約5610万円になる。文科省は、実際の支給額は「個人のプライバシーに関わるので答えられない」としている。
民進党の江田憲司代表代行は22日の記者会見で「法律に違反した前川氏が、税金から巨額の退職金を受け取ることは許されない。自主的に返納すべきだ」と批判した。
7日にあった衆院予算委員会の集中審議では、事実上、前川氏にも退職金が支払われることに批判が集中。野党議員から返還の意思を問われると、前川氏は「残った調査を踏まえ、検討することがあるかもしれない」と含みを残していた。
前川氏は違法な天下りあっせんに関わっていたと内閣府の再就職等監視委員会に認定され、1月20日付で辞任した。]
( 忘却への扉 ) 文科省による組織ぐるみの犯行かと大問題になった天下りの数々。その違法な天下りあっせんに関わったと再就職等監視員会に認定された前川事務次官。
1月20日付で辞任したのに、違法行為を処罰もされず、17日付での退職金支払いとは理解できない。
自主返納や返還ではなく、文科省の退職金支払いこそが問題。その金額は約5610万円とも、巨額な出どころは税金から。文科省よお前もか、身内にあまりに甘すぎる。後に続く人を傷つけず、お互い甘い汁を吸うためには不利な前例を作らないこと。
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