忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

電池切れ前まで

2015-03-27 | 日々
 家族で夜業をしていると孫娘からばあちゃんの携帯に電話が掛かって来た。「今、倉庫で仕事している」と言ったから、連日深夜近くまでの選別作業中なので断るだろうと思ったが、積極的に長電話をしそうな雰囲気。
 だが、話始めて間もなく、携帯が私に手渡される。あれ!どうやら早く終わらせるのかも。おばあちゃんが一緒にいる時は横槍が入るから、おじいちゃんと真面目な会話のできないのは孫娘も分かっている。
 お互いに冗談ばかりで、ばあちゃんに電話を返す。大きな声はばあちゃんの地声?、いつもの繰り返しのような内容によく飽きないものだと感心する孫娘に取っては声を聞けるだけでもうれしいのかも。
 あまりの長さと大きい声が次第に雑音にも思えてくる。しばらく休憩しようと場を離れる。戻ると1時間以は経ってないだろうが、まだ会話は盛り上がっていた。
 待っていたけどしびれを切らし、もう止めたらと合図すれば「おじいちゃんに代わってと」また私の手に。今度は冗談ではなくおばあちゃんから叱られるのではないかと心配しながら、孫娘の年代の男女に関する社会問題の情報について話し始める。
 孫娘はそのことをよく知り関心を持っていて話が双方理解できるが、ばあちゃんには分かりかねるようで救われた。
 「電池が切れるかも・・・」と言って携帯を渡されたので会話は短かったけど、いつもだと話せない深いことを話し合え有意義なひとときを持てた。手渡した電話でまたふたりの会話が続きそうなのには呆れる。

 

平和が乱されると戦費が多大に

2015-03-27 | 共に
 【 平和へ 国連中心主義掲げて 】 西条市 男性 (58 ・ 家庭教師)

 ◇ヤング落書帳で松山市立西中の生徒による「持続可能な社会へ」が連載されている。社会科「公民」の学習を終えての意見発表だが、やはり国の借金や平和の問題につての意見が多い。感心しながら読ませてもらっている。
 ◇私は現在の政治を懸念している。評論家立花隆氏は著書で、日中戦争から太平洋戦争までの軍事支出を分析しており、どの年もほぼ国家予算の70%を超えている。平和が乱されるとどうしても戦費の出費が多大なものになる。氏はそのために憲法を守ることを提言されているが、私も同感で、さらに国連中心主義を掲げてほしいと思っている。
 ◇先日安倍晋三首相は国連の安全保障理事会常任理事国入りに意欲を示したが、10年前にも当時の小泉純一郎首相が意欲を示していた。私はそれより平和のために国連東アジア本部の設置を目指してほしい。それが新の国連中心主義だし、周辺国にも安心感を与えるなどメリットは大きいと思う。]

                                  《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より