忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

思いと驚き

2009-05-07 | 平和を
 【 頭のうちどころが悪かった熊の話 】 作者/安東みきえ 画家/下和田サチヨ [人生について考える7つの動物寓話]
 頭のうちどころが悪かった熊の話/いただきます/ヘビの恩返し/ないもねだりのカラス/池の中の王様/りっぱな牡鹿/お客さまはお月さま
 [ どうせまた寝ることになるっていうのに、なぜ起きなくちゃいけないんだろう? ―――――――― 「 池の中の王様 」より]
 後回しにしていた本に意外と早く再会することになり、焦りながらも読み終えた。童話だったらゆっくりのんびりそんな気分で読めたらいいが、そうもできない時もある。
 孫たちは勉強したりテレビを見たり、何をしても黙って静かに居ることなどない。だがさほど気にせず童話は読めた。
 幾種類もの動物たちや昆虫など数多く登場する。ちょっと恐い話もある。食べたり食べられたりの生存競争はしかたがない。
 これらの童話で比べると、人間って怖いと思う。生きるために必要ではなくても、儲けるためには破壊兵器に殺人兵器も製造し消費を考える。
 偉いと自称する人間は他人を使う。戦争を計画し破壊と殺戮を正当化する法律まで作る。ただ一握りの人間が儲けるために手を組み、国まで動かす。人間の中には恐くて野蛮な獣の野心も隠れているのか。それらの人が戦争を平和のためとか言い訳をする。
コメント
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