忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

精霊流し

2009-03-14 | 平和を
 【 精霊流し 】 ( しょうろうながし ) 著者/さだまさし 発行所/幻冬舎 幻冬舎文庫 500ページ近い本を久しぶりに読んだ。
 長編小説だが細かく連続と前後を変化させ、経緯を表現する方法は短編小説を思わせる。私にとって、さだまさし作品は短編小説集『 解夏 』( げげ )以来のこと。
 [ 戦後の混乱期。長崎で生まれた雅彦は、三歳の時に両親からヴァイオリンを与えられ、将来を嘱望され幼くして上京する。生長する中で雅彦は、大切な家族、友人、仕事仲間たちとの幸福な出会いと凄絶な別れを繰り返してきた。ささやかだけど美しい人生を懸命に生き抜いた、もう帰らない人々への思いを哀惜込めて綴る、涙溢れる自伝的長篇小説 ]
 [ もう帰らない人々を、決して忘れない――。 ]長崎生まれの著者の平和と戦争・原爆への思いが伝わってくる気がする。
 長崎市内にはさだまさしさんの呼びかけにより発足したNPO団体がある。「ナガサキピースフィア貝の火運動」の募金で『ナガサキピースミュージアム』が建設され、写真やパネル展示を通じ平和を呼びかけているのはホームページで見れる。
 掛け替えのない命の大切さ気付かせてくれる、死との出会いの数々。長崎8月15日、精霊流しの船は港へ向かう。
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