【ルート225】 原作・藤野千夜 漫画・志村貴子 発行所・講談社 シリウスKC 姉のエリ子が弟のダイゴを探しに行き、見つけ他のだが一緒の帰り道を迷ってしまう。
子供たちが夏休みに帰郷した際に、読書した本の一冊。すぐに読むつもりで近くに置いていたのが遅くなった。
本のカバーが無いせいかも知れない。他の漫画本のような派手さは消え作品名さえ、注意してやっとぼんやりと見える程度だ。
作品自体も不思議な世界。生活の場である見なれた町をわが家に向かって歩いていると、突然あるはずのない海に出る。何とか家に帰るが直前まで居た様子の部屋に両親の姿はない。
現実と微妙にずれている世界は、風景だけでなく人間関係でもわかって来る。それでも姉弟は怖がらない。不安や疑問はいくらでもあるが、日々の納得できないはずの現実を、受け入れて生きて行く。
今私のいるのは本当の時間か、それとも少しずれた時間なのか。原作も映画も知らないが読んで気になる漫画だった。
子供たちが夏休みに帰郷した際に、読書した本の一冊。すぐに読むつもりで近くに置いていたのが遅くなった。
本のカバーが無いせいかも知れない。他の漫画本のような派手さは消え作品名さえ、注意してやっとぼんやりと見える程度だ。
作品自体も不思議な世界。生活の場である見なれた町をわが家に向かって歩いていると、突然あるはずのない海に出る。何とか家に帰るが直前まで居た様子の部屋に両親の姿はない。
現実と微妙にずれている世界は、風景だけでなく人間関係でもわかって来る。それでも姉弟は怖がらない。不安や疑問はいくらでもあるが、日々の納得できないはずの現実を、受け入れて生きて行く。
今私のいるのは本当の時間か、それとも少しずれた時間なのか。原作も映画も知らないが読んで気になる漫画だった。