忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

お疲れさまです

2008-02-19 | 共に
 宅配便に郵便や地区の団体などからの配り物と、配達人がわが家に来る日も時々はある車や人の通りも少ない道路。
 誰かに出会うだけでもちょっぴり嬉しい。時には、あいさつしたい気分になる。ただ通過する人にも気持は同じ。
 わが家への宅配便だと、車が止まりドアの開け閉めの音して犬が吠える。声で名字の確認と荷物の受け取りまで、数分かかるありがとう。受取人不在の紙には残念の気持ち。
 いろんな利用がある郵便受けは、玄関から離れている。言葉が無いまま入ることが大半で、たまには部屋に居て音で気づく。
 言葉がほしいと思うのは欲張りだろうか。会う機会があればお礼を言いに行く。だがずっと一方通行で、これが現代かと寂しさもあった。
 それが先日ちょうど出くわし、いつものように「ありがとうございます」と言う。思いがけず「こんにちは お疲れさまです」と笑顔をもらう。
 なぜか嬉しい戸惑いがおこる。短い挨拶の言葉だけなのに、次の出会いが楽しみで喜びは持続しそう。