正さん日記

世の中思いにつれて

広島が3年連続9回目のリーグ優勝

2018-09-27 11:50:52 | スポーツ

 マジックナンバー1としていた広島カープは、昨晩、本拠地マツダスタジアムで行われた2位ヤクルト戦で10-0と圧勝、3年連続9回目のセントラルリーグ優勝を果たした。

 セリーグでの3連覇は、巨人の他では初めてで、緒方孝市監督は就任4年で3度のリーグ優勝を成し遂げた

 2016年の優勝は東京ドーム、17年は甲子園で、2年連続アウエーの優勝だったが、今回は27年ぶりに念願の地元マツダスタジアムで、真っ赤に染まったファンの歓喜の中で迎えた。

 今年は、4月に広島一筋で国民栄誉賞を受けた鉄人衣笠祥雄を亡くし、7月の西日本豪雨で広島県内は甚大な被害を受けるという広島にとっては悲運が重なったが、3連覇によって県民の励みとなった。

 今季もセリーグは、広島以外の5球団は、勝率5割にも届くか届かないかの低迷ぶりで、その中で、広島がダントツで首位を走った。

 ただ、一服状態になったのは、5月下旬から6月中旬に掛けて行われた、パリーグとの交流戦で、広島は7勝11敗と10位、久しぶりにセリーグチームで首位となったヤクルトは12勝6敗で、やや接近された程度だった。

 しかし、一時的には、田中、菊池、丸、鈴木ら主力に打撃不振や故障もあり、決して順調満帆ではなかったが、シーズンを通してみると丸と鈴木はともに本塁打30発オーバー。広島では05年の新井、前田以来となる30発コンビを結成した。

 投手陣では大瀬良が勝ち星を重ね続け、先発の柱に成長。守護神には中崎がいて、バティスタ、フランスアをはじめ、助っ人勢も強力だった。

 さて、3連覇を果たした広島緒方監督の悲願は、1984年から34年間遠ざかっている日本一だ。昨季は、クライマックスシリーズ(CS)でDeNAに敗れ、日本シリーズ進出を逃した。

 現在、2位ヤクルトのCS進出は決定的だが、3位争いでDeNAと巨人が競っている。1979年、80年、84年の3回日本一になっている広島だが、緒方監督の3度目の正直になるか。期待が掛かる。「関連:2017年9月19日

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