荘内神社 巫女ブログ

荘内神社の公式ブログです。
女性神職、巫女が神社の日常を発信しています。

10月になりました。

2012年10月03日 | 日記
権禰宜です。
鶴岡はめっきり寒くなりました。

鶴岡って秋が短いんです↓
これからどんどん冬になっていきます。


そして、神主の装束も衣替えです。

じゃん!



夏はカラフルに、冬は落ち着いた色になっています。

結婚式は宮司だけ違った色になりますのでお楽しみに♪


少し前のことなのですが、9月の出来事を書きたいと思います。


9月29日は致道館の日です。
致道館とは、鶴岡の昔の学校で、藩校致道館と呼ばれています。
御祭神酒井家9代忠徳(ただあり)公が創設されました。


藩校教育では、儒教の教えである論語を学んでいました。
そして明治6年まで論語の創始者である孔子を敬い、勉学に勤しむ決意をするお祭、孔子祭が行われていました。

その孔子祭を128年ぶりに復活させ、今年で13年目を迎えました。

本来であば、儒教の式次第で行うのですが、継承することが困難であるために、現在は神道式で行っております。
これは、東京の湯島聖堂に習っております。




修祓の儀





祝文奉読(祝詞奏上の代わりです)




この後は、玉串拝礼を行いますが、このお祭は代わりにお焼香をします。

そして神事の後には、参列者全員で論語を読みました。



その後、前鶴岡市長富塚陽一様の講和、小学生の子供たちによる論語を通して学んだことの発表がありました。


鶴岡では今後小学生の教育の中で、論語が取り入れられるそうです。
私も、小学生の頃、夏休みになるとこの致道館に通い論語を読んだ記憶があります。


これからも庄内論語を大切に、継承していかなければなりません。



せばの。



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山形県 鶴岡市 荘内神社

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