サメの祖先は約4億年前から地球上に存在したといわれ、生きた化石とも言われています。
古代から現在に至るまでほぼ同じ姿て、進化らしい進化をしていないからです。
それは、出現して以来、早い段階で完成された、完璧な進化の必要のない形を手に入れたと言う事です。
古来より、鮫の歯はお守りや魔除けとして使われてきました。
そこで、今回の呪具の説明です。
御守りや魔除けとは別のモノです。
これまでの宝珠は、己の本来持つ能力を素直に発揮させ、また備蓄させるコンデンサータイプの御守りでした。
そして魔除けは、サポートしつつ、宝珠同様、必要な時にその己の持つ能力を発揮させて祓うモノでした。
今回の鮫呪歯は、己の力を使うことなく、魔や災いから「積極的に」防御する攻撃型防盾です。
したがって、自己に負担を強いることはありません。精神的にも身体的にも。
そういう意味で、防御に特化した呪具です。
呪力の拠所は、海洋魚類で最大最強の鮫にあります。
しかも、万年単位以上の遥かな太古から、現在に化石と言う形で顕現したモノです。
鮫は骨格が軟骨で出来ているため、全身が残ることは殆どありません。
で、歯の化石と言う事になります。
本来、その歯は捕食と言う攻撃に使用されてきたものです。
が、それ自体は、己を維持し守るための行動です。
その意味において。鮫の歯本来の持つ使命を、装飾に堕することなく、発揮させて戴きます。
あくまでも呪具としての海神防盾であり海の撃盾です。
従って、アクセサリーとしての使用は、逆効果なだけでなく、鮫呪歯を愚弄し侮辱する事になります。
鮫呪歯自体に撃ち返されることにもなり兼ねません。
範疇は、魔除けより強力な武器になります。
取り扱い慎重さを求めるのは、武器の持つ危険性故です。
自分だけでなく、場合によっては周りにも危険を及ぼす場合が、かなり考えられます。
宝珠とは違い、個人専用にはなっておりませんが、ご要望により専用調整をさせて戴きます。
従いまして、基本は対面でのお渡しになります。
(但し、それは一般の方に対してで、ある種の方々には郵送も可能です。)