職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

珈琲屋

2018年07月17日 | ヤスさん日記
大坊珈琲さんと
珈琲美美さんのやりとりをまとめた本を
昨日から読み始めました。
職人として
お二人の姿が
なんだか眩しくて
羨ましい限りだな
と思います。
同じ職種で
同じように突き詰めて
でも
意見はそれぞれの持っていて。

そして
自分の修行時代を振り返ると
サラリーマン職人としての私は
それはそれとして
6年目から
近くの彫金の師匠のところによせてもらうことになり
5時30分に会社を終えて
5時45分から学び
8時過ぎになったら片付けて
家に帰れば9時前。
土曜日になれば
朝から夕方までみっちりと
そんな3年間を過ごしました。

60位の師匠と
30前の私。
相当厳しい日々は
独立しての源だと思います。

大坊さんも森光さんも
振り返ってみれば
金銭的には大変な日々があった
と振り返っておられますが
振り返ってみれば
そんな心境になるくらい
まだまだ
我武者羅に進む時
なんだろうなと
この節目に思う職人なのでした。

「両手で納まる範囲が手仕事」森光さん
「手応えが自分たちのやり方を変えずに乗り越えられた拠りどころ」大坊さん
お二人の経験から紡ぎ出されてくる言葉達。
しっかりと刻みこんで
今日を始めたいと思います。

ながさん
新潟は今日も暑くなりそうです。
一日自分のやりたいことをやって
過ごそうと思います。
またの会合は
ゆっくりと時間をとりましょう。
その時までお互い様に。
コメント
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