逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

真夏の怪談パート3 海側遮水壁と安倍平和法案の相関関係

2015年09月13日 | 放射能と情報操作
『<福島第1>海側遮水壁 設置工事を再開』

東京電力は10日、福島第1原発1~4号機の護岸海側にくいを打ち込み、汚染地下水が海洋に漏れ出すのを防ぐ「海側遮水壁」の設置工事を再開したと発表した残っていた約10メートルを10月末までに閉鎖する。
全長約780メートルのうち、昨年3月までに約770メートルを建設後、作業を中断していた。
閉鎖工事では鋼管(直径約1メートル、長さ約30メートル)9本を埋め込んだ後、継ぎ目の止水処理を行う。初日は大型重機を使って鋼管1本を打ち込んだ。
海側遮水壁の閉鎖は、地下水位の上昇を防ぐ「サブドレン」からのくみ上げが今月3日に始まったことで可能になった。
サブドレンの運用を8月25日に正式容認した福島県漁連は、遮水壁の早期完成を条件の一つに挙げていた。
第1原発の敷地からは1日約400トンの地下水が海に流出している。
遮水壁の完成で、東電は地下水の流出量を1日10トンに減らし、漏出していた放射性物質の量を大幅に低減できると試算している。
東電は、サブドレンからくみ上げて浄化した地下水の放水を14日に始めることも決めている。
河北新報 9月11日(金)



『9・11事件14周年、9月11日の新聞紙面の奇奇怪怪』

21世紀の政治経済や文化にまで大影響を与えた世紀の大事件が起きたとんでもない14年前の9月11日。
9・11の14周年の記念日に、日本国内のマスメディアは誰一人も9・11を取上げない。マスメディアだけでは無くて、なんとネット世界でも誰も取上げない不思議、
14年前の9・11に全員が思考停止、沈黙するが、全員が例外なく何かの重大なタブーを恐れているのである。
その9月11日の紙面にあった唐突で摩訶不思議な記事が、この『海側遮水壁工事を再開』である。
そもそも突然『海側遮水壁工事を再開』といわれても、新聞読者は狐に鼻をつままれた気持ちになっただろう。あるいは1年以上前から報じている凍らない陸側凍土壁(遮水壁)のことだと勘違いする。
日本の一般のマスコミ各社は今まで陸側遮水壁(凍土壁)は報じていたが、対照的に海側遮水壁については全員が口を噤んで一切報じていない。
ニホン国のタブーである『海側遮水壁の工事』を最初に報じたのが4ヶ月前の日本協賛党機関紙赤旗の5月17日記事。しんぶん赤旗は半ページもの特集記事『福島第一原発 迷走する汚染水対策』で、摩訶不思議な謎だらけの東京電力の建設した『海側遮水壁』を日本のマスメディアとして初めて取上げている。
だが、丁寧に説明されると余計に謎が深まる安倍晋三『平和法案』と同じことが、赤旗の東京電力のフクシマ『海側遮水壁』にもぴったり当て嵌まる。読めば読むほど意味不明でフクシマの謎が深まるばかり。
これでは今まで3年間も大手メディアが誰も書かなかったのも『なるほど』と頷ける摩訶不思議な代物だった。
安倍晋三首相が『丁寧に説明する』と余計に謎が深まる『なんちゃって平和法案』ですが、命と財産を守るために大賛成だとして推進しているのが対米従属の売国右翼紙の産経新聞や読売新聞、日本経済新聞の三紙である。
それ以外の朝日新聞や毎日新聞やブロック紙、地方紙や赤旗などは『憲法に違反する』と全員が強く批判している。
今回世界のタブー9・11の14周年の特別な日に、日本のタブーであるフクシマ『海側遮水壁』を報じたのは地元紙を除く全国紙では、安倍『なんちゃて平和法案』を推進する売国右翼紙の産経と日経の二社だった。
『安倍平和法案で大切な命と財産を守る』産経とは180度正反対の立場の他の朝日や毎日は報じなかった。読売も報じていない。まさに真夏の怪談である。

『河北新報としんぶん赤旗の、微妙に違う海側遮水壁の内容』

日本国のマスメディアとしては4ヶ月前の5月17日に初めて取上げた共産党機関紙しんぶん赤旗は、今回の9月11日だけでは無くて数週間前にも河北新報の今回記事の倍以上の内容で日本国のタブー『海側遮水壁』を詳しく報じていた。
ただし、読んでも意味が良くわからない。
たぶん我が日本国では常に行われている『誰にも分からない敗戦ほのめかし記事』(如何か皆さん。それとなく)『無条件降服を理解してくれ』との極限まで劣化した玉音放送なのである。
他紙の2倍も詳しく書いている赤旗ですが、その内容に明らかな間違いが含まれている。
たぶん、意識的に分かりやすい『間違い』を混入することで日本の70年ぶり2回目の敗戦を新聞読者に、それとなく『ほのめかしている』のであろう。
河北新報では、『第1原発の敷地からは1日約400トンの地下水が海に流出している』としているが、これは1年以上前に凍土遮水壁の建設を東京電力が言い出した時の口実である。
ところが、何故か赤旗では流出量が『1日当たり290トンの汚染地下水』と6割に値切っているのである。
河北新聞で『鋼管(直径約1メートル、長さ約30メートル)9本』の部分は、赤旗では『長さ30メートルの鋼管矢板9本を打ち込み、10メートルの開口部を閉合します』とある。
巨大なパイプ状の鋼管矢板は土留め壁として河川や港湾の護岸壁として 広く普及しているが一般市民が目撃することは少ない。
河北新報のように『鋼管(直径約1メートル)』と書かないと、普通の読者ならビル工事などに沢山使用する鋼矢板と勘違いする。(鋼管矢板は、鋼管に継手を溶接した製品)
他紙よりも倍以上詳しい記述のしんぶん赤旗で一番不思議なのは河北新報が『東電は、サブドレンからくみ上げて浄化した地下水の放水を14日に始めることも決めている。』と簡単に報じた部分である。
何と赤旗の記事ではもっと詳しく、『汲み上げ量は、サブドレンが安定すれば1日当たり500トンになると東電は推定しています。』と具体的な海洋放出の数量を書いているのです。
破れかぶれというか、もう無茶苦茶である。
現在核燃料デブリの冷却に使ったフクシマの放射能汚染水は1日400トンづつ貯まっていて、1000トンの簡易汚染水タンクを二日半で1基の割合で建設し続けていた。
東京電力(日本政府)ですが、たぶん4年半が経過してとうとう開き直って福島第一原発地下に貯まっていた放射能汚染水を丸々海に放水(海洋投機)する心算なのです。

『やっぱり誰も報じない海側遮水壁の存在はタブー中のタブーだった??』

グーグルブログの新しいサービス『【政治】人気ランキング』ですが、『逝きし世の面影』ブログの1日のアクセス数(読者数)と『人気ランキング』の訪問者数とが大きく乖離している場合と、数倍程度の範囲で収まっている場合の、2種類が存在する。
ブーグルの人気ランキングでは『集計 : 2015年09月13日』とあるから、うっかりすると訪問者数とは1日の読者数と同一だと勘違いするのですが、ところが、基本的に両者はまったく無関係なのである。
集計 : 2015年09月13日の訪問者数は、
★9 位
訪問者274
真夏の怪談パート3 海側遮水壁と安倍平和法案の相関関係
「逝きし世の面影」
同じ2015.09.13(日)のブログのアクセス数の集計では、(読者数)2404 IPで、前日と同じ程度。違いは小さい。
ところがgooランキングでは前日から半分以下に大きく激減していて訪問者274人となっている。
やはり、誰も報じない海側遮水壁の存在はタブー中のタブーだったのでしょう。

普通の常識ならデモ参加者の人数を調べていると思われていた、今まで長年日本国のマスコミが報道していた『警察庁発表のデモ参加人数』ですが、主催者側発表とは通常何倍も大きく違っていた。
この手品のタネ明かしですが、9月10日の国会答弁で、警察庁の斉藤実審議官は、『警察としてはデモの総人数を発表していない』と答えています。
驚くと言うか。
呆れるというか。
警察が扱っているのは、特定の警備地域内限定であり、それ以外ではない。
時間も、ある一瞬だけを切り取ったもの。
それなら主催者発表と警察発表のデモの人数が一致せず、数倍以上の大きな差があるのは当然だった。
警察庁・斉藤実審議官、『この数字はあくまでも国会議事堂前の一定エリアの一時点の人数を試算したものであり、
デモ全体の人数を試算したものではありません』。
何の説明も無く警察庁発表の数値を『デモ参加者の総数』として掲載していた今までのマスコミ発表ですが、たしかに『100%の嘘である』とはいえない。、
しかし、善良な読者を間違った結論に誘導する、限りなく詐欺かインチキ手品に近い悪質な行為であり、許される限度を超えている政治的プロパガンダ(印象操作、世論誘導)である。


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2 コメント

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摩訶不思議 (ましま)
2015-09-14 07:13:20
東電事故ウオッチャーの宗純さんでも不思議なら一般人の不思議はその何乗にもなります。

元石油会社社員ですが、こんな長い期間ガソリン汚染水(放射能汚染水よりよほど害が少ない)を海に放出したらどうなるでしょう。

役員は毎期責任を取って辞任しなければならず営業許可取り消し、他へ移管ということになるでしょう。
川の水は、「流れ去る」のか。それとも「流れ来る」のか (宗純)
2015-09-15 14:55:25
ましまさん、コメント有難うございます。

地下水の流れですが、これは自然現象であり4年半前のレベル7のフクシマの核事故とは無関係に、昔も今も少しも変わらずに一定量が流れ続けている。
ところが、1年半ほど前に、東京電力は唐突に1日400トンもの膨大な地下水がメルトダウンした原子炉建屋の地下に流れ込んでいると言い出した。
それで、日本中のマスコミも鸚鵡返しに同じ事を言っているが、地下水の流れは、有史以前の大昔から流れているのです。
そして、流れ来た水量と同量が、流れ去るのも有史以前から続いている。
マスコミですが、大馬鹿者なのか、それとも大悪党なのか、詐欺師なのか。
山側から『流れ込む400トンの地下水』は報道するが、海側に『流れ去る』同量の400トンの地下水の話は絶対に口にしない。
しかも、東電はメルトダウンして空っぽになっている破壊された圧力容器に今でも1日400トンの冷却水を注入し続けている事実は報道しない。
報道しているのは、1日400トンづつ貯まり続ける高濃度汚染水だけ。

『元石油会社社員ですが、こんな長い期間ガソリン汚染水(放射能汚染水よりよほど害が少ない)を海に放出したらどうなるでしょう。』

とっくの昔に警察の強制捜査が入っていて、責任者は逮捕、拘留されているし、汚染物質を垂れ流す悪徳企業は操業停止に追い込まれている。
見逃すなど、有り得ないのですが、政府もマスコミも、もちろん警察も全員で見てみぬふりで誤魔化している。
我が日本国ですが、磯崎補佐官の言葉ではないが、『法的安定性など、問題ではない』のですよ。もう、無茶苦茶。

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