逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

(続)自民敗北原因は「あのCM」だった?

2009年09月27日 | 政治

『注目される産経の転向』

この問題での当ブログ記事では短く『自民党』と記述している部分は産経記事の原文では全て『自民党・公明党』と、書かれている。
自民党の連立相手(小連立)である一桁違いの少数政党でしかない『公明党』が産経記事中でわざわざ『自民党・公明党』と対等に表記されているのです。
実に不思議な表記方法である。
これまでは他の新聞でも産経新聞でもこんな不思議な『表記記事』は見た事がありません。
しかも、これらネガティブキャンペーンは『自民公明の連名』で行われたのではない。
いずれも『自民党単独』の名前で行われているのです。
ところが産経記事では必ず『自民党・公明党』と2党連名なっているし、特に注目は大阪版夕刊の『自民党支持者の70代女性』の発言内容で注意して読むと、
★『こんな下品なものを自民党が作ってるとは思わへんし、思いたくもない。』
★『ただ、勝手に作って、配ってる人もお仲間や。』
★『こんなもんをお仲間が作るようになったら、もうアカン』
この『下品』で『勝手』な『こんな』お仲間とは『公明党』以外にはなく、なんと産経は失敗した自民党の行ったネガティブキャンペーンの責任をすべて小連立相手の公明党に被せて、自民党本部に対して公明党と手をきる事を要求しているのです。
今まで公明自民でつるんで散々悪事を働いていた『悪の枢軸』仲間の(自民党と公明党)の内輪喧嘩が勃発したようです。
果たして今後自民党は、産経の忠告を聞き入れて破壊的カルト(創価学会)と縁が切れて、無事立ち直る事が出来るのでしょうか。?


『自民党の手足を完全に壊した小泉純一郎』

20年以上前の中曽根康弘は『官から民へ』『民間活力の導入』なる言葉で騙して『国民の足』だった国鉄をばらばらに解体して民営化してしまいました。
民営化の結果が、事前に多くの識者が予想していた『巨額国鉄債務の倍増』と『繰り返される超巨大事故』(信楽、尼崎)であった事は論をまたないであろう。
同じ新自由路線の小泉純一朗は『自民党をぶっ壊す』なる判りやすいスローガンで国民生活に直結していて、日本の隅々に毛細血管の如く網の目のように張り巡らされていた郵便、医師会、農協組織を破壊して全国民に大打撃を与えるが、この三つの組織は何れも自民党の大事な大事な手足(下部組織)でもあった。
今までの手足(郵便局、医師会、農協)の代わりが全国的なカルト集団である創価学会ですが、この連中はおよそ常識など眼中にない破壊的カルトである。
その結果が今回のネガティブキャンペーンの『お粗末』だった。
そう考えると、『小泉純一郎は本当のことを言っていた』事になります。

自民の強力な支持基盤だった日本医師会の調査では何と今回6割近い医師が民主党に投票して、自民は2割台だったとか比例も小選挙区も両方自民だった医師会所属の医師は2割りも切って一割台の物凄い悲惨な(国民にとっては喜ばしい)結果であった。
麻生太郎と公明党のお陰で、自民党の支持基盤が完全に破壊されメルトダウンしているのです。



『言葉まで劣化する自民党』

『言葉』は整理され純化され美化される過程(方向)と、複雑化し規律を失い退化する過程(方向)の双方がある。
今回の総選挙での自民党が突然使い出したの『責任力』なる言葉には心底、呆れました。
何しろ当該の自民党本部は4年前の自党のマニフェスト達成率が98%と自画自賛していたのです。
これでは余りにも与党として、国民に対する責任感のない厚顔無恥な『無責任の見本のような政党である』と言われても仕方がないでしょう。
その挙句の果てが、言い出したのが、何と『責任力』です。
『責任』とは、自分に付託された『任』に対して『責め』を負うことのはずで、『責任力』なんて言葉はそもそも日本語にはない。
勝つ為には土下座等何でもありの選挙戦でも今回始めて聞いた新しい日本語である。
選挙結果を見ると、多くの皆さんは良くわかっていて、自民党は政権政党としての『責任』を完璧に忘れ果てていると有権者に判断されたのでしょう。



『ところ変われば品変わる』

アメリカの保守とは、日本なら街宣右翼以上の政治的立ち位置で妄想癖があり、前共和党副大統領候補サラ・ペイリンは先進国なら当たり前のオバマが目指す公的医療保険に反対して『社会主義だ』『政府が勝手に国民の死を決定する』などと言いたい放題の日本基準なら狂信的なカルトか極右状態である。
アメリカ基準ならリベラルに相当する今までの日本の保守の本流『自民党』は、今回選挙では基本的に保守党である相手に『民主党は革命を目指している』として反日やら売国奴など凡そ今までの自民党なら使う事を憚った罵倒語を連発する。
(これまでも共産党相手なら公開では使用しないが、内輪の後援会限定で使っていた)
ペイリンなどの日本の宗主国のアメリカ共和党中の右翼の中の狂信右翼である、原理主義勢力(宗教右派)を真似したのでしょか。?
それなら今の日本の麻生太郎の自民党とは、アメリカ版タリバンである『共和党(宗教右派)キリスト教原理主義』の日本支部程度の存在であろう。




『多数派ではなく少数派の自民党』

イメージ優先の郵政選挙の例外を除けば、自民の得票率は3割程度で決して多数派ではないが(与党としては死んでいたが)カルトの公明(創価学会)の力で今まで生き長らえて来た。
公明党創価学会の協力なくしてい自民党政権はそもそもがアリエナイのです。
そして、今後の民主党政権の大問題は共産党の動向ではなく、何としても与党入りしたい公明の動向でしょう。
彼等に『与党入り』以外の主義主張はありません。
公明党は、8党を渡り歩いた小池百合子以上の風見鳥で自分の姿を幾等でも変えて勝ち馬に必ず乗る筈です。
(今の公明党からは想像さえ出来ないが、社共革新勢力が都市圏の自治体を全て握っていた70年代には与党入りする為に『日米安保条約反対』と、現在の社民党以上に革新を装っていた)
公明党は与党でないと台湾や韓国の前政権の幹部が訴追されて無期懲役の判決がでている様に、重要な与党勢力だから辛うじ司法の追及を免れている悪事の数々が暴かれます。
与党になりたいのは自民党議員以上で、公明党与党入りには強烈で本質的な譲れない理由がある。
果して自民党に(産経が主張しているように)理性的になってカルト集団との二人三脚(公明党との小連立)の解消が出来るのか。?あるいは出来ないのか。?何れであるのか。?
自民党がどちらに転ぶかによって、今後の自民党再生の可能性の有無の全てが判断出来るでしょう。
また同じような理由で現与党である鳩山民主党政権に擦り寄ってくる公明の『民主入り』(与党入り)を断る正しい決断が出来るか。?あるいは出来ないのか。?の『何れであるか』で、民主党政権自体のある程度の今後も予想出来るのです。

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4 コメント

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Unknown (日の丸を大切にしたい一青年)
2009-09-30 07:24:00
おはようございます。

コメントは初めてです。

ちょっと感じたこと。

この頃みのもんたが休みを取っているので「朝ズバ!」はコメンテイターが順番に司会をしている。

小生はありありと実感した。

ものもんたがいないほうが見やすい、と。
はじめまして (逝きし世の面影)
2009-09-30 14:07:21
一青年さん、コメント有難う御座います。

全く同感で、劣化したのは自民党だけではなく大手マスコミ、特に映像メディアの劣化が甚だしい。
ニュース番組がワイドショー化した最初は朝日テレビ系のニュースステーションで司会者の久米宏は今までにない無味乾燥なニュースに個人の感情を注入する事で『生きたニュース』にする事に成功し一時代を築いた。
20年近く続いたニュースステーションから久米宏が降板するときには多くの視聴者から残念がられたものですが、みのもんたの降板(休養?)は皆さんから歓迎されているようです。
残念ながら久米宏と「みのもんた」では知性や品性で大きな違いがあり過ぎるのでしょう
世間より頭ひとつ上の久米宏の的を射た個人的意見と、一般庶民以下のみのもんたの下品でお粗末で感情的な見当はずれの罵倒では、同じ感情の発露とは言え天と地ほどの違いがあります。

みのもんたや古舘一郎の郵政選挙での露骨な民営化推進には誰もが気が付いたはずです。
小泉改革(新自由主義)がアメリカ議会の対日要望書のそのまんまコピーである事実を指摘する共産党の志位委員長や日本新党の亀井静香代表を『そんな事が有るわけ、ないじゃありませんか』と大声で怒鳴りつけて発言を封じて自民党大勝を誘導していた。
光市母子殺害事件の犯行時18歳1ヶ月の少年の弁護士に対する口汚い罵倒でも共通していた。
戦後一貫して青少年の凶悪時間が減少しているにもかかわらず、現実を全く逆にに描き出し、少年犯罪の厳罰化をヒステリックに誘導する。
子供を死刑にする非文明的でおぞましいマスコミの行為に対する善悪の判断が出来ないのでしょう。
マスコミの目論見のとおり差し戻しで死刑判決が下り現在は最高裁で審議中ですが、未だに少年法の制約があり名前も顔も明らかにされていません。
日本国は、少年に対して匿名のままで死刑の執行をする心算でしょうか。?
顔も名前も経歴も全てを隠蔽して、最後に命さえも奪おうとする国が、世界に一つでもあるでしょうか。?
刑罰に名を借りた集団リンチ紛いの、このような日本のマスコミの異常さに、マスコミ自身は全く気が付いていないのです。
民主党政権には無理でしょう (Runner)
2009-09-30 23:17:13
共産党政権でもできない限り、創価学会の摘発はないでしょう。
共産党は必ず「自公」政権と呼んでいましたが、民主党はそうではなかったですし、公明党を批判対象から外していたように思えます。連立の差し替えも視野に入れているのではないでしょうか?

しかも、今度の山口代表はダンディなので女性には人気が出そうですし、これまで討論番組でも取り乱したり興奮したりするのを見たことがありません。
なぜ、こんな人物が創価学会にいるのかと不思議に思えるほど、見た目はマトモです。
結局、すぐに力を回復してしまうように思います。
今後の民主党の明日はどっちだ (逝きし世の面影)
2009-10-01 11:42:19
Runnerさん。コメント有難う御座います。

この産経ニュースを最初読んだときは表面だけで判断していたのですが、産経記事を読み返してみて重大な見落とし(公明党への攻撃)をしていた事に気が付きました。
産経のような、こんな記事は初めてですよ。
今まで既成メディアでは驚天動地のほとんど初めての画期的な出来事です。
産経ニュースの9月23日と24日と二日続けた記事はどちらも産経新聞が初めて行った『公明党外し』の勧めで、民主党の石井一が国会で行った『公明党から創価学会を抜いたら議席はゼロ』の名文句と同じ自民党に対するカルト宗教との絶縁勧告です。
白川勝彦でなくともカルト団体の公明党との連立で自民党の土台が根本から腐敗していく事は、自民党員なら誰でもがうすうす気が付いています。
ただ自民党にはこれまでの全ての連立政権で連立相手をことごとく吸収合併するか、合併しない場合には連立相手の組織の土台を破壊する事に成功してきた実績がある。
自民党とは吸血鬼のように連立相手の精気をを吸い取る不思議な力があった。
相手が政党なら自民党の目論見は成功していたでしょう。
ところが公明党は政党ではなく破壊的カルトの政治部にすぎず、全く異質のエイリアンのような存在です。
連戦連勝ホラーの主人公バンパイア自民党対SFの王者エイリアン公明党の戦いでは、さすがの自民党も勝ち目がない。
いままで寄生いていた宿主(自民党)を食い尽くしたエイリアンは次に寄生する宿主として民主党を考えているのは誰にでも分かります。
もしも間違って民主党が、小うるさい社民党を切って変わりに公明党と連立を組む場合が、無いとは限りません。
全ては民主党の今後にかかっています。

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