逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

サンダース不支持を表明したギャバード

2020年03月22日 | 軍事、外交

11月の米大統領選挙に向けた野党・民主党の候補者選びに立候補していたギャバード下院議員(右)が19日、指名争いから撤退する意向を示し、バイデン前副大統領(左)への支持を表明した。1月に米サウスカロライナ州で撮影(2020 ロイター/Sam Wolfe)

米民主ギャバード氏、指名争いから撤退 バイデン氏支持を表明 3月20日 ロイター

11月の米大統領選挙に向けた野党・民主党の候補者選びに立候補していたギャバード下院議員が19日、指名争いから撤退する意向を示し、バイデン前副大統領への支持を表明した。

ギャバード氏は、ツイッターに投稿したビデオで「すべての点においてバイデン氏と意見が一致するわけではないが、彼はすばらしいハートの持ち主であり、米国と米国民への愛にあふれている」と語った。

ギャバード氏は過去、サンダース上院議員を支持していたことから、バイデン氏への支持表明には意外感もある。これについてギャバード氏は、予備選や党員集会の結果をみると、民主党有権者が本選でトランプ氏と対決する候補にバイデン氏を選んだことは明らかと説明した。

38歳のギャバード氏は、ハワイ州選出の下院議員で、連邦議員として初めてのヒンズー教徒。民主党候補指名争いでは軍歴(イラクでの実戦を経験した陸軍退役少佐)などをアピールしたが、支持を伸ばせなかった。
3月20日 ロイター

いわゆる「シリア内戦」から9年目の節目、3月19日(アメリカ標準時)のロイター記事がなんとも意味深

4年前のアメリカ大統領選挙ではトルシー・ギャバードは(急進左派の)バーニー・サンダース上院議員を支持(中道のヒラリー・クリントンに反対)している。(4年前のサンダースは46%以上の支持率、熱狂的支持の若者層に限れば圧倒的な差でヒラリーに勝っていた)
ところが、今回の新型SARS騒動の真っ最中。先進国では唯一国民皆保険がないアメリカの場合、サンダースに追い風が吹いていると日本人的には思えるが、なぜか逆風が吹いていた。
ギャバードは今回サンダースではなくて、苦渋の選択でオバマ政権副大統領のバイデンを選んだ。(★注、バイデンは気に入らないが、サンダースはもっと嫌だ「絶対にダメだ」と思っているのだろう)
「シリア内戦」で欧米や日本のメディアや政府の全員が「民主勢力」だと全面的に支持していたイスラム教反政府武装勢力が、実は米軍や諜報機関の傭兵組織(アルカイダやISIS「イスラム国」
などのテロ組織)だと明確に主張していたのは4年前の大統領選挙時のドナルド・トランプ候補と、今回の民主党の大統領予備選のトルシー・ギャバードだけだった。(★注、今回サンダースはイスラム教徒民主党議員との連携を表明していたが、これがギャバードのバイデン支持「苦渋の選択」の原因だと思われる)

大事なのは正誤でも善悪でもなく、優先順位

自然科学では何よりも正誤が大事で、哲学や宗教で善悪が大切だが、社会科学では、正誤も善悪もそれほど大事でも大切でもない事実は案外見過ごされている。
社会はとんでもなく大きいので、小さな正誤や善悪に拘る分、それだけ物事の優先順位を誤る危険性がある。
何が大事で、なにがそれほど重要でないかとの「すべての物事の優先順位」こそが、政治や経済など社会科学では一番大事なのです。

4年前に緑タヌキ(小池百合子)が勝った都知事選で小泉が担いだ細川元総理は今のサンダースと同年齢の78歳。もしも当選したら新大統領は任期途中で80代
現職が再選されて80代の例はあっても、新任の大統領では『ありえない』大珍事ですよ。それなら何かの目的の当て馬か?などの直観的な「違和感」の存在も大事なヒントになる。(★注、あまり指摘したくない事実だが、10歳以下の子供で1年の違いは大問題である以上に80近い年齢の1年の時間は大問題。サンダースは8年前に出馬すべきだった)

ただし、たとえアメリカ大統領にバーニー・サンダースがなろうがバイデンだろうが、別にあまり変わりはない。単純に、バーニーサンダースが勝ったらオバマの時と同じように、新しい世界だわ!とかいうサーカスの出し物ができるだけ。

今回のギャバードの苦渋の選択(バイデン支持)が正しくて、オバマ似のサンダースの方がISIS(イスラム国テロリスト)にシンパシーを感じている可能性が高い。

ノーベル平和賞のオバマですが、ウクライナの元ナチを利用してクーデターを起こしたり、リビアのカダフィをなぶり殺しにしたり、ISIS(イスラム国)を育てて世界中に不幸をばらまいた張本人ですよ。(公約のイラク・アフガンからの撤兵の意味は、批判が多い米兵の損害を減らす目的で米軍やNATOの正規軍をIS傭兵に置き換えることだった。オバマ時代から米軍は無人機で暗殺を繰る返す)
もしもスノーデンの警告が正しければ日本のフクシマの未曾有の核事故を起こした犯人もオバマです。鳩を偽装した鷹どころか、悪魔の化身そのものだったオバマとサンダースは全部ではないが、一部は非常に似ています。

上院議員議員出身の米大統領はリンカーンとケネディだけ

主権を持った50州の連邦国家であるアメリカの大統領は基本的に州政府首相(知事)が就任すもので、議院内閣制の日本とは大違い。各州には州政府だけではなく、立法権を持つそれぞれ州の上院と下院を持っている。
連邦議員からの大統領は、最初に暗殺されたリンカーンと最後に暗殺されたケネディ以外は、偽黒人の大統領のオバマだけ。ほぼ例外なのです。

そもそも連邦政府の管轄は軍事と外交だけ(わかりやすく一言でいえば世界征服)に限定されていて、国土の防衛は連邦軍の役目ではなく、一般市民で編成されるパートタイムの州兵だった。(連邦軍の米本土の配備は憲法で禁止されている)そもそもが、アメリカ軍など常備軍の存在自体がアメリカ憲法違反。
バーニー・サンダース上院議員が主張している国民皆保険とか授業料免除などは内政問題なので、連邦政府ではなくて州政府の受け持ちなのです。(トランプが大反対するオバマケアは多数の州政府が憲法違反だと裁判に訴えている)
もしサンダースの主張が本気なら順番として、真っ先に地元バーモント州の知事を目指すべきなのですが、ところが、それをしない。(米軍のイラク・アフガンからの撤兵のオバマ以上にサンダースはインチキ臭い)

善良だが「愚か」なのか、それとも賢いが「正直ではない」のか、あるいは自分自身の能力不足で考える事をやめ新聞社説に判断を「丸投げ」しかのか

リベラルメディアとかバーニー・サンダース(前大統領のバラク・オバマ)が熱心な人為的CO2地球温暖化説ですが、ある種のリトマス試験紙として実に有効です。
CO2は46億年前の地球誕生以来一貫して減り続けているのは、普通は義務教育で習う初歩の地球物理学なので、大人の一般常識なのです。(金星や火星大気は98%以上がCO2で、原始の地球も同じだったが生命がCO2を使って酸素を生み出して今の地球になった)
中学で落ちこぼれない限り、誰一人、勘違いするはずがないのである。
それなら悪賢い詐欺師か、その逆の善良だが愚かな一般市民。あるいは「まわりの全員が言っているから、たぶん、正しいだろう」との集団同調バイアスによる何とも恥ずかしい勘違い。いずれが真実でも人の上に立つ指導者として失格、人間として不誠実で愚かであることに変わりがない。

バラク・オバマ前アメリカ大統領時代から続くポリティカル・コネクトス(PC ポリコレ)による表現の不自由

2016年のアメリカ大統領選でのドナルド・トランプの勝利とは、普通の米国人市民の「ポリコレ疲れ」が原因だったとも言われている。
胡散臭い9・11事件を口実にして、露骨に嘘八百の開戦理由をでっち上げてアフガニスタンやイラクとの永久に終わらない対テロ戦争を始める前に、ブッシュ大統領は「愛国法」2001年10月26日 で米国市民の基本的人権、言論の自由を露骨に制限する。
ブッシュの対テロ戦争に疲弊したアメリカ軍の救世主として現れたのがノーベル平和賞のバラク・オバマで、この時から用いられた言論弾圧の手法が無理筋のブッシュ方式ではなく、人々の良識とか善意を利用したポリティカル・コネクトス(PC ポリコレ)による表現の不自由だった。(わが日本国のメディアの自主検閲に似た仕組み

少数者や弱者保護とか差別反対の「正論」(ポリコレ式の言論統制)にはだれも反対できない。(反対どころか知識層ほど積極的に言論抑圧に参加する)

今までのようなブッシュ式言論弾圧(レスリングような力ずくの押し技)には抵抗した常識がある高学歴な有識者ほど、この民主主義の原理を利用したオバマ式言論弾圧ポリティカル・コネクトス(柔道のように相手の力を利用した引き技)には、今回のSARS2に免疫がないのと同じ原理で、アメリカの一般市民は全員がなすすべもなく屈服するのですから恐ろしい。
しかもSARS2と同じで高学歴の知識層ほど余計に悪くなる。(お馬鹿なブッシュよりオバマが100倍以上も賢かったということ)
この無敵のポリコレを打ち破ったのが大富豪で暴言王のドナルド・トランプである。

「少数弱者イコール善」との(善良だが愚かな高学歴者の)致命的なPC的間違い

ただし、この人々の良識とか善意を利用したポリティカル・コネクトス(PC ポリコレ)による言論抑圧の手法はオバマの発明ではない。
実は「絆社会」のわが日本国こそがポリコレ言論弾圧の原発地。ただし日本でも知っているものは地元の小中学生も知っているが、危ないので誰も口にしない、西日本の京都周辺ローカルな「解同」タブー。(関西電力の原発利権に関連してごく一部が露見している)

この日本国の一部では猛威を振るっていたポリティカル・コネクトスを世界規模に蔓延させたのがアメリカのオバマとリベラルメディアの悪事で、これも今のSARS2の話と酷似している。(★注、「シリア内戦」での米軍傭兵組織ISIS「イスラム国」の主要メンバーとは中国少数民族のウイグル族だったことが発覚するが、リベラルメディアや日本では今でもポリティカル・コネクトスで中国のウイグル弾圧として逆さまに描かれている)
欧米や日本のポリコレは真っ赤な嘘で、解同やISIS(ウイグルなどイスラム勢力)などの少数派(弱者)こそがの最も凶暴な悪だったのである。


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8 コメント

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Unknown (ローレライ)
2020-03-22 18:46:13
コロナ騒動を追い風に左派民主党がサンダースで統一で着ない理由がある。
Unknown (ロハスな人)
2020-03-22 19:45:02
 今回の新型SARS騒動で、アメリカ大統領選挙は恐らく延期されるでしょう。

 喰らった経済ダメージは全て『新型SARS』のせい(BYトランプ大統領)で、様々な外交成果と新型SARSという未曾有の危機を乗り切った『功労者』であるトランプ大統領は見事に再選しそうですね。
トランプ再選なし (チャーチスト)
2020-03-23 04:42:54
たった1月で就任時の株価上昇を吹き飛ばした。

https://finance.yahoo.com/quote/^DJI?p=^DJI

再選の公算は低い。


Bi〇ch (セコイアの娘@自宅軟禁中)
2020-03-23 12:29:00
アメリカ大統領選に意味などない。
前回の大統領選に、かろうじて意義を見出すなら、ウィキリークスがあったということだけだ。
今は、ウィキもない。
この女候補二人、(G&W)唾吐いてやりたい。
Bi〇ch
Unknown (ロハスな人)
2020-03-23 13:32:59
 日経平均先物の下がり方がすごいですね。
 世界中が『資産の現金化』に必死で、あらゆる資産をドルに替えようとしているそうです。

 『株価だけが頼り』の安倍政権はまもなく終了。(日経平均が1万の5000割れ辺りが目安でしょうか?)

 安倍政権と深い繋がりのあるアメリカのウォール街界隈も新型コロナ恐慌で壊滅。
 当然、ウォール街界隈が支援していたバイデン、ブルームバーグ氏辺りは『延期後の大統領選挙』では当選の目は皆無でしょう。

 大統領選挙延期後の状況がわかれば、トランプ再選か、民主党の『まともな候補(サンダース氏に代わる若い候補?)』かなるかの目安もつきそうです。

※トランプ大統領は911詐欺を仕掛けた連中の作った『愛国者法案』を逆用して、『彼らの大掃除をする❓』という推察もありますね。
悪い意味で似ているバーニー・サンダースと日本共産党(志位和夫) (宗純)
2020-03-24 16:57:24



少し、説明すると、

今回の記事の大事な部分が
どこかが間違っている米大統領予備選
2020年03月07日 | 軍事、外交https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/df531d72158fc3db7028c7b548896709
の「セコイアの娘」さんへのコメント部分

私の「逝きし世の面影」のフォロアーでもあるDEEPLY JAPAN は海外メディアに精通しているので、私も何度もコメントを投稿するし、逆にDEEPLY JAPAN でも私の「逝きし世の面影」記事を何度も紹介する記事を書いている。

それなら、普通ならオルタナティブな左翼ブログのDEEPLY JAPAN とは共通点が色々あるので親密な関係と思われるが、実は180度逆。
明らかに敬遠されているのですよ。くだらないコメント氏の駄文には返事をするが、私の色々な疑問に対しては一切無視。よほどのことが無いと何も答えない。

この記事の後半部分のポリコレで
解同やISIS(ウイグルなどイスラム勢力)などの少数派(弱者)こそがの最も凶暴な悪だったのである。
とのコメントを丸ごと削除される有様。
普通は返事はしなくても掲載する。
まさか隠れISIS(ウイグルなどイスラム勢力)とは思えないので、それなら隠れ解同しかないのですよ。
隠れ解同とは、隠れキリシタンと同じで、昔解同の活動家だったとの意味ではない。今でも解同に忠誠を誓って潜伏。時が来るのを待っているのですから恐ろしい。
右翼ファシストでも正しいものは正しい。特に解同の場合には、見かけ上は左翼なので素人では見分けは不可能。ただ、微妙に左翼とは違っている。
コメントすること自体は致し方ないが,細心の注意力が必要でしょう。
元極左とか元極右ではなくて、現役なのですから恐ろしい。
そもそも大人なら、一つや二つ恥ずかしい失敗は誰にでもあり、当然の話なので、昔の話を持ち出して批判しても意味はない。



サンダースですが、リベラルメディアの全員が支持したオバマほどではないが、やはりリベラルメディアの主要部分からは支持されている。
そもそも国民皆保険など、常識であり急進左派など片腹痛い。
しかも軍事や外交ではオバマと違い積極的には発言しないが、イスラム議員とは連携を表明しているのです。オバマの二番煎じの可能性は限りなく高い。
と遠い日本からなら判断できる。

ただ今の日本共産党とサンダースが二重写しにみえるのですよ。
極限まで右傾化した日本で、共産党の敗北は自動的に左翼全体の敗北なのです。これは議論の余地がない。
ところが、その共産党(志位和夫)が一昔前の自民党穏健保守と同程度かもっと政府寄りの隠れ与党。
政府に同調して「フクシマから一人も逃がさない」との悪魔の選択を行っているのですから無茶苦茶。志位和夫ですが共産党を潰す心算なのだろうか。このままでは致命的な大損害を出すことは確実なのです。
厳しく批判すべきか、それとも。批判をじっと我慢して応援すべきか。何とも悩ましいが、負け戦の真っ最中であることだけは間違いない。

そしてのゲバラではないが、いくら負けようと左翼の端くれなら、自分の信念や正義は命より大事で、負けを覚悟で戦い続ける必要がある。
今回のSARS2ですが、
たぶん、WW2をしのぐ最後の一大決戦が密かに勃発している可能性が高いのですが、それなら勝敗に関係なく世の中が大きく変わります。今までの常識や経験が役に立たない。
世界最初のロシア革命のような、世界は、誰も経験したことが無い未知の領域に突入しているのです。しかも、今回の場合には明らかに人為的。計画的にわざとパニックが無理やり起こされたのですから不気味である。
右にお株を奪われた左翼 (セコイアの娘@自宅軟禁中)
2020-03-26 04:52:04
We absolutely must, must, resist government run amok taking advantage of a crisis. This is how your liberty dies. Stand up America and resist.
Rand Paul
https://twitter.com/RandPaul/status/1241523042699878402
これ、本来なら左の言論であるべき。
私の周りでは、5人で立ち話していただけで罰金、6フィートルールをお客が守らなかったというだけで小売店に対し警告、二度目で強制閉店。
恐怖をあおり、強権発動を促すリベラルメディア。
案の定、グレタがコロナキャンペーンで動き出した。




Unknown (海坊主)
2020-03-28 09:50:41
サンダース氏については宗純様とほぼ同じ認識です。

国政を彩る、唯の似非左翼政治家。日本共産党と同じくその存在と存続が支配者層に認められたショーケース中の一人ですね。

彼は2016年にその機会があったのにも関わらず、支持者を裏切り、ヒラリー氏の軍門に降りました。あの時身体を張って命を落としてでも自説を貫いていたのなら、後に続く若い後継者達に道を切り開く偉大な先人として永く名を残したろうに。今は、老残そのものです。

彼の国際情勢に対する認識は支配者層と悲しいほどに一致していて、自国益優先主義なのです。他者への共感や連帯感を持たない自称左翼は、存在自体が矛盾そのものです。

状況は日本も同じで既存の政治家に本当の改革は出来ないでしょう。金の出処が全てです。

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