逝きし世の面影

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希望が自民党に代わり得る保守の選択肢 自民党の石破茂元幹事長

2017年10月01日 | 政治
『石破氏、希望「保守の選択肢に」 小池氏にエール』2017年9月30日 中日新聞 東京新聞

自民党の石破茂元幹事長は30日、小池百合子東京都知事が率いる新党「希望の党」について
「政権交代可能な政党があることは望ましい。できれば希望が自民党に代わり得る保守の選択肢になれば」と述べた。小池氏にエールを送った格好だ。鳥取市で記者団に語った。
小池氏と党や政府の役職で関係が深かったと紹介して「目指す方向はほとんど変わらない」と指摘。
ただ「小池氏は自民党の外から新しい政治をつくろうとしている。私は自民党の中から国民の期待に沿う政治をつくりたい」と違いも挙げた。
衆院選後、憲法を含めた重要政策で自民党と希望が協議する機会は増えるとの見方も示した。
(共同)

『なるほど、♪!♪ 党の長老たちが石破茂だけは、絶対に自民党総裁にしたくなかったはずだと納得する』
★注、
軍事とか極限的なサバイバルでは、個人個人の主観である『夢』や『希望』、『理想や主義主張』などは邪魔になることは有っても滅多に役に立たない。(夢や希望ですが、これは判断を誤らせる最大の原因だった)
美しい『建て前』が優先される平時とは大違いで、戦争の現場では、正しい客観的な科学的事実以外は全て排除して考えないと命がいくらあっても足りなくなるが、政界で唯一の軍事オタクの石破茂ですが、政治家なら誰も言わない種類の『正しい科学的判断』を平気で人前で喋るのですから愉快である。(これからも何を言い出すか楽しみである)

金子勝‏ @masaru_kaneko ·
【改憲ファシズム4】
石破氏が「希望」は「保守の選択肢」だと言い、小池氏にエールを送る。「希望」は総選挙後に改憲の話し合いに入るだろう。
違いがなくなり国民の選択肢がなくなり、政党政治を終わらせた戦前の保守2大政党制の悪夢が蘇ってくる。

金子勝‏@masaru_kaneko
【改憲ファシズム3】
この「女王様」の「イジメ」劇には、おぞましさ を感じる。アラブ系のイスラム教徒を対象にしたトランプの「アメリカ・ファ-スト」と同質で、それが在特会の在日ヘイトにも相通ずるものだ。それが今リベラルに向けられている

金子勝‏@masaru_kaneko
【コイケ劇場は民進潰しの弾圧劇】「希望のない党」は民進党議員の候補の公認を遅らせるだけ遅らせ、護憲派をまるで「隠れキリシタン」=罪人であるかのように踏み絵を踏ます。そして小池自身は自ら立候補せず、はしごを外す。醜悪なイジメ劇だ。

舛添要一‏ @MasuzoeYoichi · 9月29日
排除の論理」:希望の党の綱領に「寛容な改革保守政党を目指す」とある。リベラル派を排除して、どうして「寛容」かつ「改革」なのか。関東大震災の朝鮮人追悼式の追悼文を取りやめた小池都知事が、民進党と合流してよいのか。「排除の論理」、自分の好みで候補者を決めるのは、独裁者の手法だ。

『河村氏、小池氏と連絡つかず…希望と連携なお意欲』2017年10月1日 朝日新聞

東京、大阪、愛知・名古屋圏の首長による連携は、地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長も提唱していた。
松井氏とは減税と維新との合流について協議を重ね、小池氏にはたびたび新党結成を呼びかけてきた。
だが、3知事の会見に、河村氏の姿はなかった。
河村氏は、衆院選で自身が希望公認で立候補することを模索していた。しかし小池氏側と連絡がつかず、苦悩を深め。結局、自らの立候補は29日に断念を表明した。
(抜粋)



『1年前の東京都知事選では選挙カーの提供を、今年の都議選でも応援を受けた渡辺喜美も排除する小池百合子』 

『渡辺喜美氏、希望からの出馬断念 「小池氏側から要請」』
9/30(土) 朝日新聞
渡辺喜美参院議員(65)は30日、検討していた「希望の党」からの衆院選栃木3区への立候補を、『断腸の思いであきらめる』とと明らかにした。
希望の党に入るかどうか、明言しなかった。
渡辺氏は1月「地元栃木のため、衆院に返り咲かせていただきたい」と衆院選への意欲を見せていた。
渡辺氏は東京知事選では小池を、都議選では「都民ファーストの会」を支援し日本維新の会から除名され、現在は無所属。
(抜粋、簡単に整理)

自分に似たものを排除する???まさに『アウフヘーベンする』小池百合子新党
★注、
確かに金子勝や升添要一が言うように、今回の小池百合子の手法とは護憲派をまるで「隠れキリシタン」=罪人であるかのように踏み絵を踏ます、おそましい「女王様」の「イジメ」劇、 『排除の論理』であるが、バッサリと切って捨てたのは小池百合子のソックリさん、地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長も入っていたのです。小池百合子の都知事立候補時から終始応援していた渡辺喜美までも排除したのですから、産経新聞など右翼マスコミが解説するように、単純に護憲派リベラルの排除とは到底言い切れない。
自分自身のソックリさんを全員排除しているのですから、まさに小池百合子新党とは『アウフヘーベンする』らしいのである。



『鳩山由紀夫民主党のソックリさん(コピーというか、二番煎じと言うか)としての小池百合子希望の党』

『歴史は繰り返す。最初は悲劇として、二回目は喜劇として』は19世紀のもっとも愚劣な政治家と言われたナポレオン三世を皮肉ったカール・マルクスの言葉なのですが、今の日本にもピッタリと当てはまる。
9月30日付け毎日社説、『日本の岐路 希望と民進の協議』 『「反安倍」の中身が重要だ』には、21年前の民主党結党時のエピソードが書いてあるが、今の希望の党と瓜二つなのには爆笑するしかない。
日本社会党が消滅前に苦し紛れに、1996年1月に社民党に名称を変えたが、これも民主党が民進党に党名を変えたのとソックリです。
1996年結成の、民主党に社民党が丸ごと合流しようとしたら、鳩山由紀夫が選別を言い出しのも今回の小池百合子希望の党とソックリ同じ。
この時に、鳩山民主党には入れなかったのが首相経験者の村山富市なのも今とソックリなのです。
唯一今と違っているのは、当時の社民党は自社さ連立与党の一角であり、鳩山由紀夫に意地悪されて民主党に入てもらえなかった残留組はその後、1998年まで与党だったのですから大笑いである。(そもそも小選挙区制で、社会党が自民党と大連立したのが大失敗の原因だった)

『アウフヘーベンする』

21年前に現実に起きた、この社会党の過去のエピソード(爆笑の悲劇)を知っていれば、今の小池百合子と民進党の動きなど少しも不思議ではありません。
ただ、『アウフヘーベンする』小池百合子ですが、なぜか意識的に(最後は大失敗に終わる)21年前の民主党結党時の鳩山由紀夫の真似を、完璧にしているのですから何とも不思議である。
それにしても不思議なのはマスコミとか有識者で、小池百合子の言動が丸っきり21年前の鳩山由紀夫と瓜二つである事実は、重度のアルツハイマーでも無い限り普通は覚えている。
ところが、賢いはずの有識者の全員が完璧に記憶が無いらしいのであるから怖ろしい。今の日本国ですが 一億総アルツハイマーで完璧に少し前の過去を忘れているが、ひょっとすると全員が『アウフヘーベンする』心算なのかも知れない。

『日本では、なぜ「オリーブの木」(選挙互助会的な、緩やかな政党連合)が出来ないのかの謎』

1995年のイタリア共産党を中核とした『オリーブの木』(保守与党を倒す目的の、野党各党の総連合)の結成ですが、この原因とは国会議員選挙を1992年に比例代表から小選挙区制に変えたことが、ほぼ唯一の理由だったのである。
比例代表時代なら、政策とか理念(主義主張)の違いごとに別々の政党が生まれるのは当然だが、小選挙区制では個々の利害やら政策、主義主張の違いを乗り越えて『政権を握る』ことを最優先する必要性がある。
だからイタリアには選挙互助会的な色々な政党を網羅した『オリーブの木』が生まれたが、不思議なのが小選挙区制を導入した日本国である。
9月25日の小池『希望の党』の発表前に、(4野党による選挙協力に消極的な)民進党代表の前原誠司が、野党共闘では『政策や理念の一致が大事だ』と主張していたが、それは野党共闘の話ではなくて、今回大問題となった民進党と希望の党の合併や吸収の話である。(政党が合併して一つの政党になるのと、別々の政党間で共闘するのとは次元がまったく違っている)
比較第一党(得票率が1位の政党)だけが当選する小選挙区制では今の日本のように与党(自民党)だけが勝ち続けるので、野党側が対抗策として『オリーブの木』(選挙互助会的な緩やかな集まり)が、政策や理念(主義主張)の違いを超えて必ず結成される。
小選挙区制の『オリーブの木』の場合には、今の小池百合子(希望の党)のように排除の理論とは正反対なのである。(今だに頭の中が、小選挙区制の仕組みが理解出来ず『中選挙区制』のままなのだろうか。実に不思議だ)

『得票率48%で76%の議席を得る小選挙区制マジック』

前回2014年末の総選挙は、自民党(安倍晋三)の圧勝劇で終わったが、マスコミに「大義なき解散」「争点なき選挙」「熱狂なき大勝」と言われている。
ところがこの時、得票と獲得議席が比例する、比例代表制なら大勝どころが得票率が5割を切っているのですから、逆に政権から自民党追われていた。もしも野党側が『オリーブの木』方式なら自民党政権は崩壊していたのである。
1996年の民主党結党時に鳩山由紀夫は排除の理論で、旧社民党の丸ごと合併を阻んで自ら大失敗の道を選んだが、実は悪しき先例があり、1993年小沢一郎が8党連合で自民党から政権を奪取して、1994年には『小選挙区制』を日本に導入して8党連合で大同団結して『新進党』と言う政権党(オリーブの木)を結成したのは良いが、この時に小沢一郎は『排除の理論』で徹底的に社会党をのけ者にする。下駄の雪だと思われていた社会党の裏切り(あっと驚く社会党の村山富市首相を河野自民党がつくる)で、小沢新進党はあっさり崩壊した。
政権奪取を考えたとき、諸悪の根源とは『排除の理論』なのである。(本物の政治家と聖職者とは180度逆で、政治目的の達成なら『悪魔とも手を組む』覚悟があるかどうかの一点に収斂する)
二大政党制の確立に一番悪いのは『排除の理論』である事実は小沢一郎と鳩山由紀夫が完璧に証明するが、今回またまた小池百合子が同じ轍を踏む心算なのだろうか。(『二度あることは三度ある』になるか、それとも小沢一郎や鳩山由紀夫の大失敗を教訓にして、『三度目の正直』になるのか実に興味深い)



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