逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

マレーシア機撃墜の情報戦でロシアに負けた米国

2014年07月29日 | 政治

『奢る平家は久しからずや』

唯一の超大国で世界一の軍事大国であり経済大国でもある米国だが、本当の世界一の抜きん出たアメリカの実力とは新聞テレビなどのマスコミや各種の出版物、ハリウッド映画やディズニーランド、ジャズやロックなどの文化芸術科学など総合的な情報宣伝力なのである。
アメリカは半世紀以上も圧倒的な情報宣伝力で自由自在に『白を黒』に『黒を白』にと、自分の思い通りに変換ことが可能だった。ほとんど錬金術である。
ところが7月17日発生のマレーシア機撃墜事件では、たった10日でアメリカが一番得意だった情報戦でロシアに完敗している。
7月22日に『ウクライナ軍がマレーシア航空機撃墜に関与した』と断定して、ロシア連邦国防省は衛星写真とかレーダー画像、通信記録などの軍事情報を公開。ロシア国防省の公式サイトは世界中の誰にでも閲覧出来るように英語にも訳されている。
ところが同じ日のプーチン演説は異様にソフトと言うか慎重な言い回しだった。これは、もう今回のマレーシア機撃墜では勝負が決まったので、プーチンとしてはアメリカを深追いしないで穏便に済ますことでオバマに恩を売る算段なのでしょう。
『親ロシア派が撃墜した』と言い続けていた欧米の政府やマスコミは、不可解にもロシア国防省の資料公開に一切反応していない。
ロシアはマレー機の飛行ルートのビデオデータや衛星写真を出しただけではなく、アメリカに対して『ロシア側が撃墜したと断定するなら具体的な証拠を出すべきだ』と、一番痛いところを突いている。
今までアメリカ側が出している証拠類とは出所不明のユーチューブなどのネット情報でありで、ロシア側の提出した軍事情報に比べて格段に信用度が劣るのである。

『破れかぶれの自爆的反撃「赤っ恥号泣県議の真似か」アメリカが衛星画像を公開する』

アメリカ側は、22日のロシア国防省側の『撃墜はウクライナ軍が関与している』にまともに反論出来ない。
アメリカ側は仕方なく、24日米国務省のハーフ副報道官が、『ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力を支援するロシアが、自国領内からウクライナ軍の拠点を砲撃している』と、別の話を持ち出してきてマレーシア機撃墜の具体的な証拠を出さない米国の疑惑から話を逸らしている。
(ロシアは今までも度々ウクライナ側からの砲弾が国境を越えてロシア側に着弾していると発表していた)
米政府は今まで繰り返しロシアが親ロシア派に兵士や武器を供与してきたと説明してきたが、越境攻撃への直接的な関与を明示したのは初めてだった。
米政府ですがマレーシア航空機撃墜後の話を、ウクライナ情勢がさらに緊迫するようにと、騒動をエスカレートさすことで誤魔化している。(何となく政務活動費の使い道を追求され号泣して誤魔化そうとした日本の赤っ恥県議を思い出す)
24日ハーフ報道官は米情報当局の情報に基づく『証拠がある』と語っていた。
今回(28日朝のテレビニュースなのでアメリカ東部標準時なら27日)なんとアメリカ国務省ですが、苦し紛れにロシアが多連装ロケット弾をウクライナ領に発射していると言う衛星写真を『新たな証拠』として出してきた。
これはマレーシア機撃墜の前日の7月16日に起きたウクライナ軍のスホーイ戦闘機2機を撃墜したミサイルがロシアから発射されたのではないかとの推測を強める目的であろうが、まったくのやぶ蛇であり愚行中の愚行である。(基本的に騙されやすい無知なB層対策なのですが、マスコミなど知識層では逆効果)

『事実上ロシア国防省の「ウクライナ軍がマレーシア機を撃墜」を認めたアメリカ』

マレーシア機が撃墜された同時刻に地上発射のミサイルの航跡を追跡できるアメリカの軍事偵察衛星がウクライナ東部を通過していた。
今回アメリカ国務省発表のように小さなロケット弾発射でも偵察衛星で監視できるなら、もっと大きい対空ミサイルの発射は見逃さない。アメリカには『誰が撃墜したか』の確かな証拠が存在するのである。
アメリカですが強気に見えるのは口先だけ。
マレーシア機撃墜では『証拠がある』と断定口調で何回も何回も繰り返し言っていながら、今までのところ一切の具体的な証拠類を公開してこなかった。
今回は記者たちに具体的証拠を追及されたとは言え辛抱が足りない。これでは完璧な情報戦での『負け』なのです。
今回アメリカが提出した、(ウクライナ側の被害者がゼロの)『ロシア軍が多連装ロケット弾をウクライナ領に発射している』と言う衛星写真は余りにも不適当なのである。
何故一番大事な世界が注目するウクライナ東部から発射されたらしいマレーシア機を撃墜した対空ミサイルの映像を出さないのか。
根本的に順番とか価値観が狂っているのである。
アメリカが今回行った衛星写真の公開では、300人近い犠牲者が出ているマレーシア機が撃墜された時の映像を公開しない根拠が完璧に崩壊している。
アメリカとしてはロシア国防省の『ウクライナ軍がミサイルで撃墜した』を口先だけで否定するだけで、具体的な証拠ではロシアに反論出来ないのである。
仕方なく(ミサイル発射はウクライナ軍だけでは無い)『ロシア軍もロケット弾を撃っている』と言い出した。
このアメリカの主張ですが、従軍慰安婦は日本だけでは無い『世界中どこも同じだ』と反論して、勝敗無しの泥仕合に持ち込もうとした三百代言の橋下徹の屁理屈と同じ発想である。
ところが論理的に考えれば橋下徹流の詭弁とは、悪事が露見した出来の悪い中学生程度の言い訳『自分も悪いが周りも悪い』『悪いのは自分だけではない』(みんな同じことをしている)である。
これではアメリカとしては事実上ロシア国防省の『ウクライナ軍がマレーシア機を撃墜した』を認めたことになって仕舞うのである。
完全にアメリカの『正義の論理』が破綻してしまった。世の中が変わったのである。
マレーシア機撃墜の情報戦で『ロシアに負ける米国』など、半世紀前なら誰も信じない椿事中の椿事である。
今まさに世の中が土台ごと根本的に変わりつつある数百年に一度あるか無いかのカタルシス(破壊と浄化)の真っ最中を目撃しているのでしょう。
北欧ヴァイキング神話のラグナレクの日(神々の死、世界の終わり)は2014年2月22日なのですが日本国にとっての絶対神だったアメリカが力を失い死につつあり、いまや世界のカタストロフィが始まったのである。

『いまウクライナ(アメリカ)で何が起きているのか』

ウクライナ軍によるマレーシア機撃墜ですが、辻褄が合っているようで、少しも合っていないのである。
地球から380万キロ以上離れた月面探査機月面探査機ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)でも最高解像度0・5メートルである。
アメリカが運用している最新の低軌道の軍事偵察衛星では個人の顔の識別とか自動車のナンバープレートが読み取れるらしいが決して万能ではない。
日本も北朝鮮のミサイルの脅威を理由に軍事偵察衛星を4基導入したが、北朝鮮の上空に止まって写真をとる訳ではなく1時間半で地球を一周。1日では2回程度北朝鮮の上空での偵察が行えるだけなのです。
(静止衛星とは、赤道上空で国際宇宙ステーションの100倍程度の高度約35,786kmの円軌道を、地球の自転周期と同じ周期で公転している人工衛星のこと)
航空機とは大きく違い、人工衛星の軌道は微調整しか出来ない。
下っ端の将校が知らなくとも軍トップなら偵察衛星の監視の目が上空に有るか無いかの判断は、一目瞭然の明らかな『確定している事実』なのである。
マレーシア機撃墜では(偶然の一致か、それとも故意かは不明だが)アメリカの偵察衛星の上空通過と時間がぴったりと一致していた。
ウクライナ軍ですが2001年の軍事演習での対空ミサイルで民間機を撃墜した大失敗以来、1回も訓練していなかった。ところが13年ぶりに7月17日に自軍のスホーイ戦闘機2機を標的にして対空ミサイルシステムを再稼動させていたらしい。
ところがウクライナ軍戦闘機はマレーシア機に3~5キロに接近。民間機の撃墜後にミサイルの運用を慌てて中止したのであろう。(ロシア国防省では、ウクライナ軍が発射訓練に失敗したのだろうとの推測見解を表明していた)
今回アメリカ国務省が発表したロシア軍の多連装ロケット弾などでも同じ原理で、上空に偵察衛星がある時期を狙って発射しないと、今回アメリカがマスコミに発表した『画像』が写せない。
それならウクライナ軍もロシア軍も、『動かぬ証拠』をわざと残している(アメリカに見ていて欲しかった)事になる。何とも不思議な話なのであるが、間違いなくアメリカの誰か(国務省のケリー長官)が『真っ赤な嘘』を付いている。マレーシア機撃墜を利用して政治的な目的のプロパガンダ(世論誘導とか印象操作)を行っているのである。

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6 コメント

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挙国一致、大政翼賛会による大本営発表 (宗純)
2014-08-02 09:33:58
どろろさん、コメント有難う御座います。

残念ながら我が日本国のマスコミ報道ですが、左は共産党機関紙赤旗から右は対米従属の売国的右翼の産経まで、何故か金太郎飴飴のように同一記事を書いているのですね。
どれを読んでも同じことを書いているので善良な日本人は『真実だろう』と勘違いしているのです。情けない。
日本の場合、報道機関としては既に死んでいるのですよ。たぶん。
6年前の放射性ポロニウムによる暗殺事件ではイギリス(ブレア)が、『会食して直後に体調を崩したので犯人だ』との無理無体な言いがかりで、何とも摩訶不思議な、理科に苦しむ反ロシアキャンペーンを行った時に、日本では全員でブレアのインチキを『真実』であるかのごとく報道していた。
放射能は食べても直ぐに影響が出ないのですから、これはイギリスが仕掛けた丸っきりの冤罪なのです。
同じことが5年前の韓国哨戒艦天安沈没でも繰り返される。
ソナーにもレーダにも反応しない北朝鮮の潜水艦とか魚雷などのウルトラ超ハイテク兵器など、悪い冗談以外の何ものでも無い。
この挙国一致の大本営発表ですが、これは日本国内だけの異常事態なのです。韓国ではまったく別の報道が行われているのです。

恐ろしい話ですが、人権とか民主主義の根本が狂って来ているのです。
日本の小中学校での集団による陰湿なイジメですが、誰かが止めようとすると逆にイジメの標的になるので、全員が悪いとは判っているのだが見てみぬふりをする。
1年前のアメリカ政府による違法な盗聴を暴露した正義の人 エドワード・スノーデンの亡命を認めたのがロシアのプーチンだった。 シリア空爆を止めたのも矢張りロシアのプーチンだった。
ロシア(プーチン)以外の他の国ですが、悪いとは分かってるのだが、アメリカの仕返しを怖がって誰も止めたくても止められない。
スノーデンの亡命では、ボリビアのモラレス大統領を乗せた専用機が、スノーデン氏搭乗のうわさでフランスとポルトガルが領空通過や給油を拒否。オーストリアへ無理やり強制着陸させて大統領専用機内を強制捜査するなど外交特権とか儀礼を無視した傍若無人のやりたい放題。 EUですが、口ではアメリカの盗聴を非難したが、事実は違法行為に協力しているのです。何とも恥ずかしい話です。
アメリカが支援したシリアの反政府軍なるものは、実はアルカイダでシリア以外の外国人が主流であるなど、本当ならアメリカやEU諸国は『シリア空爆』の暴挙を止めたプーチン(ロシア)に土下座して謝って、大感謝すべきなのですが、
ところが、逆に全員で意趣返しの陰湿なイジメを繰り返しているのですから、出来の悪い中学生にも劣る卑劣極まる連中です。
知りませんでした (どろろ)
2014-08-02 00:46:55
あれ、ロシアが軍事情報を開示したというのは知りませんでした。ロシアが圧倒的に不利で、制裁の対象になると思っていました。帰宅したら新聞を読み直してみます。
常識とは、過去の偏見の集積である (宗純)
2014-07-29 11:59:15
十澄さん、コメント有難う御座います。

『お前達全員が間違っている』(今までが間違っていた)とのオルタナティブな『逝き世の面影』ブログなのですが、
6年前にイギリスがリトビネンコ暗殺事件で『ロシアが犯人だ』と断定して、英露双方が外交官を追放するなど険悪になる。
この時に、「逝きし世の面影」では『放射能は食べても直ちに健康に影響は無い』ので、
イギリスがロシアに対して無理筋の濡れ衣を着せる摩訶不思議なプロパガンダを行っていると主張した。
ところがですね、
無知な一般大衆どころか、このブログの読者にさえ見放される。9対1どころか99対1以上の圧倒的大差で負けて仕舞ったのですよ。
涙無しには語れない、あまりにも悲惨な話なのです。
それ程当時のマスコミの信用度は高かった。すべてのマスコミが金太郎飴のように寸分違わない同じ報道をするので、全員が正しいと判断するのですよ。
自分自身の判断では無くて、情けないことに権威ある偉い人に丸投げしているのです。
ところが3・11の発生でブログ環境が180度変化する。
私が長年言い続けていた『権威ある存在は(ばれた時に恥ずかしいので)子供騙しの真っ赤な嘘はつかない』は美しい神話であり、
現実の世界ではもっと醜く残酷である。
『権威あるものほど、その権威を守る為に子供騙しの嘘でも平気で付く』のです。
善良な人は『権威がある』ので信用もあると思っているのですが、一字違いで大違い。
『権威がある偉い人』とは、実は『利権がある人』だった。
利権が大きければ大きいほど自分の利権を守る為なら嘘でも平気で付くのです。
余りにも偉い人々が恥ずかしい嘘を垂れ流すので、3・11以後にはブログの読者の数が一桁上昇したのですね。
今の1日数千人の読者ですが、これを多いと思うか少ないと思うかですが、
読者に対して長文の読解力だけでは無くて体力とか忍耐する心も要求して選別すると言う無茶苦茶なブログなのですから、これは多いと考えれらる。ブログ主の嫌がらせにもめげず読みにくる読者諸氏には頭が下がります。
しかし、日本の世の中に何らかの影響を与えるとしたら少なすぎるとも考えれる。今まで私の主張を同じものをネット上で探しているのですが、困ったことに一つも見つけることが出来ないのです。
しかし、それ程悲観することも無いでしょう。
お上を信じる無邪気な大衆ですが、3・11以前に比べれば随分改善されています。
毎日新聞のマレーシア機撃墜の特集記事の不思議 (宗純)
2014-07-29 10:43:04
鳩と共生さん、コメント有難う御座います。

今朝の毎日新聞ですが全紙1面での有識者3人の対談形式の特集記事で、アメリカ諜報機関の情報として、
『親ロシア派がウクライナ軍の輸送機と間違って対空ミサイルで撃墜した』との仮設を『正しい』とする前提で、話を進めていました。
この記事ですが、何故か22日のロシア国防省発表の事実を完璧に無視しているのですね。
ひょっとしたら22日以前に出来ていた記事を1週間遅れで28日に掲載したのかも知れないが、
今までのアメリカ国務省とかウクライナの言い分は、アメリカの諜報機関とは大きく違い、『親ロシア派が故意にマレーシア機を撃墜した』ですよ。
一見二つの説は似ているが、今までのアメリカの主張が大幅に後退しているのですよ。
マレーシア機撃墜の結果は同じでも、過失と故意では天と地ほど話が違っているのです。
アメリカ諜報機関の『過失説』なら、後は賠償問題なのですよ。
今後この撃墜問題は大騒動には発展しない。
しかし、以前のアメリカ国務省の『親ロシア派による故意の撃墜説』なら、これなら対ロ制裁など重大な責任問題に発展する。
米国の諜報機関は誤射説なのですが、ところがアメリカ国務省などは今でも対ロ制裁を強硬に叫んでいるのですね。
日本が極右の安倍晋三一人だけでないように、アメリカでも何としても戦争を起こしたい軍産複合体だけでは無い。
ウクライナでもアメリカでも政府内部で深刻な路線対立が発生しているのでしょう。

田中宇の『ウクライナの対露作戦としてのマレー機撃墜』
 【2014年7月28日】
では、ウクライナ軍の撃墜など3つの説を提示しているのですが、
4番目の仮説としてスホーイ戦闘機が対空ミサイルを避ける目的で結果的にマレーシア機撃墜を誘導してしまった可能性があります。
対空ミサイルですが速度では戦闘機に勝るが、旋回性能では大きく劣るのです。
赤外線追尾形の対空ミサイルなら太陽に向かって上昇して、接近してきたミサイルを直前で方向転換することで回避出来るのです。
大韓航空機撃墜の時のソ連軍のマニュアルでは必ず熱線追尾とレーダー追尾の二種類のミサイルを発射する決まりになっていたのです。
マレーシア機が撃墜される17日の前日の16日には、ウクライナ軍のスホーイ戦闘機が2機も対空ミサイルで撃墜されているのです。
パイロットとしては誰でも撃墜されたくない。
ミサイル発射を戦闘機が感知できればですが、
対空ミサイル発射と同時に急上昇して定期航空路を飛んでいたマレーシア機の3~5キロの地点までニアミス覚悟で接近する。
大型旅客機の側まで行って急旋回すれば戦闘機を追尾していたミサイルは目の前の目標を失う。結果的に標的を間違えて大きな目標の方を撃墜する。
世界はそう見る、だけど… (十澄)
2014-07-29 08:37:18
米国のこよなき友(笑)である我が日本とその民衆だけは
「アメリカが嘘をつくわけない!いやついたとしてもロシアよりはマシ!」
「ロシアは嘘つきのアカの国だ!全部捏造だ!中韓も同じだ(この話に関係ねーだろ…)」
と言い張って、ビッグブラザー米国への信頼、ロシアと中韓(だからまったく関係ねーだろ…)への憎悪は微動だにしないことでしょう。
事実と真実の価値がとんでもなく安く、嘘や幻であっても刹那の享楽を至上とする快楽主義国家、民族です。
しかし
>プーチンとしてはアメリカを深追いしないで穏便に済ますことでオバマに恩を売る算段なのでしょう。
これはちょっとプーチン氏甘くないですかね?
アメリカとオバマってそんな「恩」に敏感な連中じゃないでしょう。
恩なんて無視しちまえばそれまでです。
ロシアはなんだかんだ言って「スラブの盟主」なのですから、スラブ世界へのこの「ラテン」の侵略をハネ返さなければ威信に係わりましょう。
挑発に乗らないロシアの情報開示に黙り込む挑発していた欧米諸国の欺瞞 (鳩と共生)
2014-07-29 03:01:30
マレーシア航空機撃墜事件 ニュースで殆ど取り扱われなくなりましたが どんどんとウクライナ軍が撃墜した事が濃厚な証拠が出てきているらしいです。

ウクライナのキエフ政権が国際調査団の現地調査を親ロシア派との戦闘・治安情勢を理由に拒否していると今日のニュースでありましたが かなり焦りが見えます。

オバマ大統領は国務省(ネオコンが主導権を握っているらしい)や国防総省などから正しい情報を得られていない様な気がします。

情報戦が続いていますが仰る通り アメリカは反論出来る様な情報を一切開示していないので 話題を変えてウクライナ領へのロシアの砲撃の画像を公開しましたが この画像が加工された捏造と見破られるのも時間の問題だと思います。

NATOの侵略に表立って対峙出来るのは ロシアや中国だけなので頑張ってもらいたい所です。

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