逝きし世の面影

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原発と甲状腺がんの関係を認めた韓国

2015年09月08日 | 放射能と情報操作
2011年3月11日のレベル7の核事故後に福島県内の放射能汚染地帯の野鳥や家畜の白斑(アルビノ)の奇形が研究者から各種報告されていたが、動物だけでは無く植物でも福島市内で、最近多数見つかるようになった白い葉の奇形(アルビノ)たんぽぽ

韓国、「放射線とがんの因果関係」を初めて認める政府報告書=韓国ネット「関連を否定してるのは日韓だけ」「韓国人のがんが増えた責任は日本に?」2015年9月3日、

韓国・JTBCによると、韓国政府は原子力発電所周辺の放射線とがんの発病には一切関連がないとの立場を取ってきたが、このほど、政府機関の報告書にこの関連性を認める内容が含まれていることが分かった。
11年、ソウル大学医学研究院は、韓国の原発周辺に住む女性の甲状腺がんの発病率が他の地域の2.5倍に上るとの調査結果を示していたが、この研究の結論は「放射線とがんには因果関係が認められない」とのものだった。
しかし韓国原子力安全委員会はその後2年をかけて11年の取得データを再分析、13年の報告書の中で、「両者の間には統計的に有意な関連性がある」と、11年とは全く逆の結論を出すに至った。
記事は、この結論が公開されれば、学界にも大きな議論が巻き起こると伝えている。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。
「僕でも知ってることを、いまさら分かったって?」
「法的根拠となるきっかけになればいい。大勢の被害者が補償を受けられないままでいる」
「どうせ政府は関連を認めないよ。認めたら、毎年ある程度お金を出さなきゃならない。税金を取るときは政府の自由だけど、お金を国民に返すのは、そう簡単じゃないからね」
「韓国も原子力発電はやめて、ドイツのような自然エネルギーの開発を進めるべきだ」
「原発が安全だって言うなら、国会議事堂や大統領府の横に建設しよう」
「周辺の住民もそうだけど、原発に勤務する人や、その社宅に住む家族が哀れだ」
「放射線とがんに何の関連もないと言い張ってるのは、韓国と日本だけでしょ」
「日本はどうするんだろう…」
「やっぱり日本には行っちゃ駄目だ」
「それなら、韓国人のがん発病が増えたことについて、日本に賠償請求訴訟をすべきでは?なぜしないんだろう?」
「一番気になるのは、日本の放射能が韓国にも飛んで来るかということ。釜山に住んでるけど、とても心配だ」(翻訳・編集/和氣)
9月5日(土)Yahoo! JAPANニュース

『4年半も日々汚い放射能を垂れ流し続ける日本のフクシマの惨状』

原発事故が無くとも韓国の場合、『原発周辺に住む女性の甲状腺がんの発病率が他の地域の2.5倍』に上ることが分かったが、フクシマは大爆発しただけでは無く原子炉も格納容器もボロボロで放射能は垂れ流し状態。
今でも破壊された福島第一原発原子炉からは大量の放射性汚染物質が、毎日毎日外部に放出し続けているのですから恐ろしい。
大爆発してもその年の内に石棺化して一応は放射能の封じ込めに成功したチェルノブイリとは大違い。フクシマには何処にも蓋が無い丸裸状態。石棺どころか4年半経っても地下ダム(遮水壁)され未整備なのです。
原発施設が健在でも水素の放射性同位体の三重水素(トリチウム、3H)を取り除く技術は今の人類は持っていない。
三重水素(トリチウム)は酸素と結びついたトリチウム水 (HTO) として水に混在しているが人間の体の7割は水分で出来上がっている。水は安定しているがトリチウム水はベータ崩壊するので生命の設計図である大切なDNAが直接破壊される。
電磁波である放射性ヨウ素のガンマ線による間接被害よりも生命にとってより危険が大きいかも知れない。(放射線には電離作用があるので原子核の周りを回る電子を吹き飛ばしてイオン化したり励起して活性化させる)



(メルトダウンする前の稼働中の福島第一原発の姿。写真左下の沿岸に見える激しい流れは1~4号基の温排水。写真右上に映る沿岸の流れは5~6号基の温排水)

『強大な海水温め装置だった原子力発電所』

大きな河川が無い日本の54基の原発も韓国の原発も何れも海岸側に建設されているが、欧米では多くは内陸の巨大河川の側に建設されている。(アメリカでは海岸側に建設しても人造湖を建設して淡水で冷却する)
地球温暖化の切り札として原発が推奨されたが、今の原子力発電の原形は核兵器の原料製造装置(Nuclear plant)として出発している。
その後原子力潜水艦の動力として利用されるが、陸上に転用され発電にも利用したのが今の日本も沢山持っている原子力発電所(軽水炉)である。原発ですが、今でもその基本構造では半世紀前から少しも改善されていない古いシステムなのです。
元々効率云々は問題とされない『軍事目的』だったので、極めてエネルギー効率が悪く原発(核発電所 Nuclear plant)は発電に利用出来る熱量は3分の1しか無い。残りの3分の2の膨大な熱量は無駄に温排水として捨てられている。
日本列島に1年間に降る雨水が流れ込む全ての河川の総流量の4分の1もの膨大な水を原発は海から冷却水として汲み上げて7度加熱して、上↑に提示した写真で明らかなように海に温排水として流し続けていた。事故が起きなくても原発の存在は地球環境にとって大きな脅威だったのである。
福島第一原発に限らず全ての原発には近所に有る漁港の堤防よりも立派な防波堤を持っているが港湾としての意味はまったく無い。
安定して原子炉の冷却用海水を汲み上げる事だけが堤防の目的なので、当たり前ですが日本政府がIAEAに提出したフクシマの公式事故報告署にある『10メートルの大堤防』は何処にもない。

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2 コメント

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再確認求む (読者)
2015-09-09 10:28:01
全降水量の1/7???
そんなに多いなんてありえません。
せっかくの記事全体が疑わしくなってしまいます。再度調べて訂正してください。
コメント有難うございます (宗純)
2015-09-10 15:48:01
普通の100万キロワット級の原発が1基稼動しただけでも東京の荒川の年間総流水量に匹敵する冷却水を消費することは原発の問題点を知っている京大の小出裕章氏のような人にとっては常識みたいな話であり、
『全降水量の1/7???
そんなに多いなんてありえません』などとは誰も思いませんよ。日本では外国の様な河川の淡水で冷却することが、最初の出発点で無理だったのです。
誤解を招く表現だったので、正しく訂正しておきましたが、
日本列島に1年間に降る雨水が流れ込む全ての河川の総流量の4分の1もの膨大な水を原発は海から冷却水として汲み上げて7度加熱、海に温排水として流し続けていた。事故が起きなくても原発の存在は地球環境にとって大きな脅威だったのです。
全降水量の内で直接、河川に流れ込むのは35%だと言われているのですが、雨水の一部は蒸発したり地下水になるが、一番多いのは土中水分として存在するらしい。
しかし小出氏でも大きな勘違いしているが、日本の河川の流量は一定では無くて天候で極端に上下するので、日本最大の利根川とか信濃川クラスの巨大河川でも原発の冷却水としては、到底足りないのですよ。
原発は動き出したら1年間も同じだけの大量の冷却水が必要なのですから、琵琶湖を水源とする淀川ぐらいしか日本では使えないのです。
しかも、日本の原発の最大の問題点は集中立地なのです。
ご存知のように新潟県に有る東電の発電所が世界一の発電規模がある。原子炉7基もが密集している異常事態。
フクシマでは1号基が最初にメルトダウンしたが、放射能汚染で後の2~4号基の原発は危なくて近寄ることさえ困難になる。基本的に無茶苦茶なのです。


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