逝きし世の面影

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安保理(アメリカ)北朝鮮制裁が事実上終了 

2018年07月14日 | 東アジア共同体
『51品目 北朝鮮制裁除外求める、韓国政府が安保理に』7/14(土) 6:47配信 TBS News

北朝鮮制裁をめぐる新たな動きです。韓国政府が「南北軍事ホットラインを再開させるため」として、ガソリンなど51の品目について輸出禁止の対象から除外するよう国連安保理に求め、承認されたことがJNNの取材で分かりました。
韓国政府は11日、国連安保理の北朝鮮制裁委員会に対して51品目のリストを提出し、北朝鮮への輸出禁止の制裁対象から一時的に除外するよう求めていたことがJNNの取材で分かりました。
リストには、軽油やガソリンなど燃料のほか、SUV車やバス、トラックなど自動車も含まれています。これらについて韓国政府は、「南北の軍事当局者の間で連絡を取り合う通信設備を整える目的に限って使う」と説明しています。
このリストについて、安保理の北朝鮮制裁委員会が14日未明までに、制裁除外を承認したことも明らかになりました。安保理理事国のアメリカも含め、反対意見は出なかったということです。
今年4月の南北首脳会談では、南北軍事ホットラインの再開も合意されていました。
7/14(土) TBS系(JNN)

★注、
2003年の派遣労働の全面解禁(新自由主義の小泉純一郎と竹中平蔵)から2008年のリーマンショックで首になった派遣労働者のブルーシートのテント村までは一直線だった。ところが、通訳など専門性の高い13業種に限定して派遣労働を初めて認めたのは1986年(中曽根内閣)。製造業などを除き原則自由化したのは1999年(小渕内閣)。何ごともコロンブスの卵で最初に突破するのは困難でも二回目からは簡単なのです。3回目以降は普通になる。



『いよいよ4・27「板門店宣言」や6・12「米朝合意」(第二次世界大戦の最終的な戦後処理)が本格的に動き出した』

一度動き出した歴史の歯車(最終的で公正な第二次世界大戦の戦後処理)は誰にも止められない。
策士中の策士であるキッシンジャーの助言で外交政策を行っていると噂されているドナルド・トランプ米大統領ですが、尊敬しているアメリカ大統領としてニクソンではなく軍拡や『悪の帝国』など強硬路線のレーガンの名前を上げているので、歴史的な6月12日の米朝首脳会談後にも大どんでん返しの『斬首作成』(アメリカ軍による北朝鮮奇襲攻撃)を頭が空っぽで目が節穴の低能ネットウヨは今でも期待しているらしい。
マスメディアや有識者の全員が、ソ連の唐突な崩壊での冷戦終了に注意が向いていて、たぶん、レーガン大統領の行った最良の政治功績である第二次世界大戦時の日系市民の強制収容へのアメリカ政府の謝罪と補償を軽視している。
ほぼ同じ時期に日本内で起きた事件といえば日本軍従軍慰安婦の強制連行への謝罪と補償の『河野談話』(1993年8月4日)がである。
両者は第二次世界停戦の戦後処理という共通項があったが、河野談話の慰安婦の強制連行と日系人の強制収用とはコインの裏表の関係にあり、アメリカは正式に米政府の名前で謝罪と補償を行って成功する。対照的に日本では安倍晋三など右翼の反対で原資は政府資金だが名前が民間基金なので大失敗に終わって今では少女像が乱立する事態に、…それ以上に大問題は朝鮮半島では第二次世界停戦の戦後処理がまったく終わっていなかった。
自分の名前を歴史教科書に残すとの野望を持っているトランプは、永久に今の朝鮮戦争休戦レジームを続けたい日米韓の保守派(エスタブリッシュメント)を過激な北朝鮮奇襲攻撃で恫喝して沈黙され、代わりに歴史的なシンガポールでの米朝和解に持って行った。6・12米朝合意の意味とは、中途半端に終わったレーガンの第二次世界大戦の最終的な戦後処理であると思われる。
今回もしWWⅡを正しく終わらせることが出来れば、半世紀前の(ニクソンとキッシンジャー)1970年代のベトナム戦争終了よりも、トランプ大統領の朝鮮戦争の終了の方がはるかに大きな意味を持っていることになる。



国連人権特別報告者「北朝鮮従業員の一部は韓国に行くことを知らなかった」2018-07-10 ハンギョレ新聞社

キンタナ国連特別報告者、従業員一部と面会 
朴槿恵政権の「企画脱北」疑惑の一部を公式確認 
「韓国政府の徹底かつ独立的な真相究明を要求」

国連北朝鮮人権特別報告者が10日、2016年4月に韓国に来た中国寧波の北朝鮮レストラン(柳京食堂)従業員たちと面会した後、「(従業員のうち)一部はどこに行くかも分からないまま、韓国に来た」と明らかにした。
柳京食堂の従業員らが韓国に向かった当時から、北朝鮮はもちろん、国内でも持続的に持ち上がってきた朴槿恵(パク・クネ)政権による「企画脱北」疑惑を、国連北朝鮮人権特別報告者が一部ながらも公式に確認した。
トーマス・オヘア・キンタナ国連北朝鮮人権特別報告者は、「大韓民国政府に対する私の提言は、最大限速やかに徹底かつ独立的な真相究明と調査を通じて、責任者が誰なのかを究明すべきということ」、「彼らが中国から自分の意思に反して拉致されたのなら、犯罪と見なされ得る」し、「この事件をめぐる犯罪の可能性を調査することは、韓国政府の義務であり責任」だと強調。
「彼らが韓国に来た経緯に、一部説明できない部分があるのは明らかだ」、「彼らがどこに向かっているかに関連し、騙されたとも言える」。ただし、脱北の従業員12人全員ではなく、一部と面会して得た情報だ。

民弁は、脱北した柳京食堂の支配人および従業員2人と共に、4日午前、ソウル国連人権事務所で、キンタナ報告官と1時間10分面会し、「(彼らが)勤務地を変えると言われ、指示に従って移動した後、韓国に集団入国した経緯を詳細に供述」した。
「従業員2人は『政府が従業員らを欺瞞し、翌日集団入国の事実を発表してマスコミに大々的に報道させたことで、従業員らが外部との接触を避けるようになった』と話した」。
キンタナ報告者が「北朝鮮への送還の主張に対する当事者の意見」を訊くと、「従業員らは韓国政府が徹底した真相究明を行い、責任を認めれば、すべてのことが自然に解決するだろうと答えた」。従業員らはキンタナ報告者に「娘や家族のことだと思ってこの問題に取り組んでほしい」と要請した。
北朝鮮レストランの従業員らの拉致疑惑は、統一部が集団脱北を発表した2016年4月から起きていた
今年5月、集団脱北を率いた柳京食堂の支配人H氏が「国情院側の指示を受けて目的地を知らせないまま、従業員たちを連れて脱北した」と発言し、拉致疑惑が再燃した。
H氏の証言で、統一部は「新しい主張が出た。事実関係を確認する必要がある」としたが、しかし、キンタナ報告者の記者会見後、統一部当局者は「(脱北女性従業員らは)自由意思により入国したと聞いており、それ以外に追加で申し上げることはない」と、口を閉ざした。
(抜粋)
2018-07-10ハンギョレ新聞

『中国の北朝鮮レストラン女性従業員たちを集団拉致した韓国情報部(KCIA)』

韓国情報部による2年前の集団拉致事件を時系列に整理すると、
2016年4月5日、北朝鮮系レストランのホ・ガンイル支配人は女性従業員らに『新たなレストラン展開のための視察に行く』と見知らぬバスに乗せた。(現場には韓国情報部(国情院幹部のチーム長)が目撃されている)
女性従業員12人とホ支配人を乗せたバスは陸路で上海まで移動し空路でマレーシアへと飛んだ。事件発生から2日後の4月7日、13人は韓国の仁川空港に到着し、翌日(事件発生から3日後の4月8日)韓国統一省は実名で『13人が集団で脱北』と発表し、もちろん韓国や日本の保守系メディアは『これほどの大規模な「脱北」は初めて』と大きくと報じたが、何故かその後が何もない。報道したくても都合が悪すぎて報道出来ないのである。

『選挙に利用したが大失敗して恥をかいた韓国政府(パク・クネ大統領)』

韓国では大事な選挙前になると必ず『北風』が吹き、悪質極まる軍事政権が延命されてきた長い暗黒の歴史があるが、この時も同じで韓国政府が異例の超スピードで『集団脱北』を大々的に発表した日付が4月8日だった。
明らかに政権側の露骨な選挙対策なのである。
集団脱北発表の5日後の4月13日韓国総選挙(定数300議席)では、選挙前から与党セヌリ党の大苦戦していたが、結果は過半数にも届かない122議席の惨敗で、院内第一党の座を失っている、
北朝鮮バッシングで横並びの日本のマスコミとは大違いで、韓国では野党系のハンギョレ新聞が政府直属の諜報機関(国情院)による12人の集団拉致の卑劣な手口を詳しく報道したことが大きく影響していると思われる。
ハンギョレ新聞ではホ支配人と国情院(KCIA)との関係が詳しく報じられているが、マレーシア経由の渡航費用の全額がすべて韓国政府(国情院)から出ていることが明らかになっている。
普通の政府発表は脱北者には仮名を使うがこの時は実名。脱北者の行政手続きは短くて数週間、長いと数カ月かかるが1日で完了し、韓国へと入国している。しかも支配人以外の12人は韓国メディアに一切登場しない。
5月13日韓国の「民主社会のための弁護士会」(民弁)は、国情院に12人との面会を求めるが拒否。その後12人の人身保護救済などすべてを拒否。とうとう国連まで動き出したが矢張り韓国政府は一切無視して押し通した。

2016.07.08 ハンギョレ新聞『集団脱北の北朝鮮元従業員で国連が調査 韓国政府は接見を拒否』

韓国情報部による集団拉致事件の発生から3か月後の2016年7月には国連の人権高等弁務官事務所(OHCHR)は、脱北した女性従業員12名との面談要請を行うが韓国政府が何度も拒否。彼女たちと外部との接触を一切遮断。事実上軟禁状態に。いよいよ拉致疑惑がより深まっている。
北朝鮮にいる女性従業員の親たちが4月に国連の人権高等弁務官と人権理事会(UNHRC)議長に救済を求める書簡を送ったことから国連人権高等弁務官事務所による、家族の『韓国情報部の拉致』との言い分を調査するため北朝鮮の平壌(ピョンヤン)を非公式に訪問している。
とうとう日本でも2016年8月25日に『北朝鮮「12人の美女が韓国に亡命」報道への、ぬぐい切れない疑惑』(現代ビジネス)は『集団脱北』が、韓国の大統領直属の情報機関『国家情報院』(以前の中央情報部KCIA)による『集団拉致』だったと報じている。(ただし日本の与野党や新聞社テレビ局などマスメディアは一切沈黙したままだった)



『明らかに内部告発(パク・クネ政権の最側近)だった唐突に勃発した40年来のお友達(女シャーマン)の国政壟断疑惑』

2016年10月に欧州でゴミとして捨てられていた韓国大統領最側近のパソコンから大量の機密文章が流出して韓国最大の企業であるサムスンからの違法献金疑惑が発覚する。
早くも12月には与党セヌリ党からの大量の造反があり、予想外の大差でパク・クネ大統領弾劾が可決され、2017年3月には憲法裁判所での罷免から逮捕投獄とほぼ一直線で突っ走る。(この間に起こったのが神経剤VXにより北朝鮮トップの異母兄暗殺だったのですから、普通に考えれば韓国情報部による猫だまし。苦し紛れの妨害工作である)
2017年5月には圧倒的な支持率で野党系の文在寅(ムン・ジェイン)政権が成立する。
2018年4月27日には北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長と南朝鮮(韓国)の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が38度線の板門店で首脳会談を開くが、これはあくまでも前座。6月12日には歴史的は米朝首脳会談が開かれた。(その翌日に行われた韓国の統一地方選挙でムン大統領派が圧勝し、対照的に旧政権党が崩壊状態に陥る)
米朝首脳会談の1ヶ月後には韓国情報部が今までかたくなに拒否していた北朝鮮レストラン女性従業員12人との面会を、今回たとえ2名でも認めたのですから画期的な出来事である。


去年の2017年5月時点では週刊誌とか日刊ゲンダイのような比較的信用度とか権威が低いメディアが安部晋三お友達記者の準強姦『もみ消し』事件を報じていた。政権のスキャンダルとしてはお友達記者の準強姦事件より、安倍政権の『もみ消し』疑惑の方が桁違いに重大である

巨大なガラパゴス島である我が日本国でも、1年以上前の2017年2月には安倍夫妻が心酔する教育勅語での幼稚園教育など爆笑(コスプレ右翼)森友学園とか、同じく安倍晋三の40年来のお友達による獣医学科新設の加計学園疑惑。5月には安倍お友達記者の準強姦逮捕状もみ消し事件と、日替わり定食のように毎週毎週新しいスキャンダルが発覚して国会が火の車状態に陥って審議不能に。(多分、これらの安倍スキャンダルと韓国のパク・クネ大統領のスキャンダルは連動していて、仕掛け人は何れもアメリカの可能性が高い)
破れかぶれの安倍自民党は進退窮まった10月には北朝鮮の大陸間弾道弾が宇宙空間を飛んだことを理由にJアラートで有権者と恫喝して解散総選挙に打って出る。小池百合子の希望の党とか野党第一党の民進党の前原誠司のお蔭で自民党は300議席を維持するが、すべては2002年の小泉純一郎のピョンヤン電撃訪問から延々と続いている日本人拉致問題での北朝鮮バッシングのお蔭なのです。日本(安倍晋三)は拉致問題一本で全ての政治を動かしていたが、40年以上前に日本人十数人が関係していた歴史的な話。世界から見れば七十数年前に日本が朝鮮人を数百万人強制連行した方が大事件であるが、この事実に日本人では頭が働かない。
ところが、今回は韓国情報部が中国の北朝鮮レストラン従業員12人が拉致したことが発覚した。
8月15日の『玉音放送』で今までの正誤や善悪が180度引っくり返ったような話で、1945年の第二次世界大戦の終結のような地球規模の大変革が密かに進行中らしいのである。


とうとう今年の6月には世界で一番信用力とか権威が高いイギリスのBBCが安倍晋三のお友達スキャンダルを『日本の恥』と世界中に報じるまでに事態は悪化していた。(6月28日BBC)

“shame” といえば「恥」を指す単語だが、なかなか日常会話で使う機会が少ない。
“shame” って何?
•Shame on you!
「恥を知れ!」
•She felt shame for her lies.
「彼女は自分の噓を恥ずかしく思った」
このように、道徳に反することやバカなことをしたときの「恥ずかしさ」や「罪悪感」をあらわすときに使われます。今回の“shame”はsecret(秘密の,内密の)までついているので最高グレード。
(“That's a shame.” の場合は「恥だね」ではなく、「残念だね」の意味になる)



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