逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

暮らしに思いを馳せる経済学--景気と暮らしの両立を考える

2009年01月06日 | 経済
今週の本棚:松原隆一郎・評 『暮らしに思いを馳せる経済学』-景気と暮らしの両立を考える=山家悠紀夫・著(新日本出版社・1890円)  ◇二つの環に分断された日本経済   構造改革が景気を良くした、と自画自賛する元政府要人がいる。 だが02年からの景気回復の主因がアメリカと中国への輸出増であることは、自明であろう。 また物価下落(デフレ)が不況の原因だと徒党で唱える一派もいる。 しかしデフレのま . . . 本文を読む
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