庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『ジョジョリオン』 #76プアー・トムとオゾン・ベイビー その⑥

2018年06月26日 01時30分52秒 | マンガ
まずは祝! 第五部アニメ化決定!! ちょっと気になるのが欧文表記が原作準拠のイタリア語表記「GIOGIO」ではなく、英語風の「JOJO」になってる事ですかね。商標の関係か、あるいは舞台となってる国への配慮でしょうか。後者なら「サルディニア島」のような固有名詞はぼかしてくるかも知れませんな。まあ何しろ舞台となってる国は「警察機構がまともに機能せず、ギャングが大手を振ってる」と描写されてますし(^^;。

さて「ジョジョリオン」。
新ロカカカの実、争奪戦決着! その勝者は……、プアー・トムでも定助でもなく、常敏つるぎ親子!
いやはや終盤の騙し合いはこれぞ『ジョジョ』という感じでした。あれだけ勿体付けた多層構造シャボン玉が、まさかからっぽだったとは。ジョセフ並みのブラフです。定助渾身のブラフに釣られてオゾン・ベイビーを解除してしまったプアー・トム。仲間が乗ってるという救急車に駆け込もうとするも、何者から背後から狙撃(?)されて絶命。その状況では定助も深追いは出来ず、救急車に乗ってきた連中に新ロカカカの枝を奪われてしまいます。
しかしその二人もつるぎちゃんのペーパー・ムーン・キングの攻撃を受けており、ただの梨の枝を新ロカカカと思い込まされていたという結果に。
いやはや目まぐるしい展開でした。

さて気になるのはプアー・トムを始末した人間(?)。定助は「後方から攻撃された」と推測してますが、それにしては救急車と反対側で合流した様子もない。また後方にいたなら定助も攻撃できたはずですが、あわてて身を伏せた定助への追い打ちはなし。また攻撃の直前に消防車が捲く水の雫が周囲に秒されているのも気になります。
ひょっとして後方から狙撃されたではなく、水滴を高速で引き寄せることでプアー・トムを始末したのでは?
そうなると俄然、ある(岩)人間が気になります。そう、夜露です。物体を引き寄せる能力がある夜露なら、自分は前方にいたまま、水滴あるいは小石でも高速で引き寄せてプアー・トムを始末するのは出来そうです。
仮にそうだと仮定して、夜露の背景を想像するに……。
夜露はラスボスの黒幕の側近、腹心の部下。田最環たちに接触したのも、単にロカカカの実で金儲けをする為ではなく、ロカカカの実がもつさらなる可能性を探るため。一度は定助に倒されたふりをして、あるいは黒幕によって復活して、接ぎ木により新たな力を得たロカカカを手に入れようとしているところでしょうか。

まんまと新ロカカカを手に入れた常敏は誰にも知られない場所でそれを育てるつもりのようですが、これは放置された杜王スタジアム再登場か?
杜王スタジアムの隠し場所に行った常敏の前に、実は生きていた夜露が現れて……という展開もありそうですね。

実は生きていたといえば、なんとか生きていた豆銑さん。身体をリボン状にして生き延びたようですが、ダメージが大きいのかまだしゃべれないようです。ここから新ロカカカ奪回戦になるのかな。

で、ふと思い出した。ロカカカの枝って二本なかった?(^^;

1 コメント

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ようやく最新話読みました (ねこ(に)ふまれ)
2018-07-15 13:30:00
改めて恐ろしいスタンドですね、ペーパー・ムーン・キング。
折り紙を直接触れさせなければならないとはいえ、空力や重力に捕らわれずに無音で迫り、触れられたら最後、何の認識が狂ってしまったのかすら分からなくなる…(((;゚д゚)))

…4部の吉良はキラー・クイーンよりこっちの能力の方が欲しかったんじゃないかなーとか、ちょっと思ってしまいました(^^;

プアー・トムを始末したのは、大穴で岩助の能力とか考えてみたり。

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