空に続く坂道

長崎在住の宗雲征吾(そううんしょうご)が
喰ったり呑んだり、好き勝手に語ります。
時々短編小説も書きます。コメント歓迎。

虹を見た。

2007-08-29 23:07:56 | 行動の日々
 今日の昼休み、クルマを走らせていたら晴れた空の中、雲に映るように真っ直ぐな横一直線の虹が出ていた。

「環水平アーク」と呼ばれる気象現象である。

 前に見た時に気になって調べたのだが、似た物に「彩雲」と言うのがある。

「環水平アーク」が横一直線であるのに対し、「彩雲」は雲の縁を囲むように虹色になるらしい。

 でも夕方のラジオニュースでは「彩雲が観測され・・・。」と言っていた。

 どっちがホントウよ?

 さらに「この現象が見られるといい事があると言われ・・・。」とか言ってたけど、古来日本では虹は凶兆じゃなかったっけ?


 オレの記憶が100パー正しいとは思わんけど、テレビやラジオの情報って一概には全面的に信用できないなとか思ってみたり。

旅に出よう。とか言ってみたり。

2007-08-27 00:19:43 | 思考の日々
 目に見えて更新頻度が落ちている。

 仕事ばっかしてるからだ。

 人間、仕事しかしないとダメになる。とは常々言っているのじゃが・・・。



 次の休みに古本屋巡りの旅でもするかなー?

 心のスキマが埋まらん以上、せめて本棚のスキマを埋めるしかあるまいて。

「美味しんぼ」も今見たら84巻までしか持ってないし。とは言え今出てんの99巻だろ? 若干ウンザリな気もするな。笑。

 他にも本棚見ながら買う本ピックアップしとかんと・・・。

 それだけで休みツブれたりして。笑。

『百鬼夜行抄』

2007-08-23 23:29:11 | 観賞の日々
百鬼夜行抄①~⑮以下続刊 今市子・著 朝日ソノラマ眠れぬ夜の奇妙な話コミックス

 四季折々に妖魔あり! 人に見えないモノが見える主人公 飯嶋律の祖父、飯嶋蝸牛は怪奇小説家であった。
 強い霊力を持ち、妖魔をも操った蝸牛の死後、もっとも祖父のチカラを受け継いだ律のもとには今日もまた妖しくも美しい妖魔や不可思議な出来事が訪れる・・・。


 てなワケで本日のオススメは「百鬼夜行抄」です。

 この作品、今年の2月にドラマ化され、日本テレビ系列の深夜枠で放送されたんですが・・・ナゼか長崎では放送無かったんですよねー。

 それがこの6月にDVD-BOXで発売されると言う。

「どーしよーかなー?」とはずっと思ってたんですが、8月になりボーナスが手に入ったイキオイで例によってアマゾンしてしまいました。


 んで1日2話ずつのペースで少しずつ観てて、今日やっと最終話を観終えました。

 すんげー面白かったです。

 アマゾンだと注文する時に、他の人の感想が見れるんですが、「演技がヘタ」とか「かんざしとか鏡とか小物がチャチ」とか否定的な意見が多かったので若干不安もあったんですが、見始めてみるといやいやどーして。

 主人公 律を演じる細田よしひこの棒読み・・・じゃなかった朴訥なしゃべり方や律の従姉妹で同じく霊感持ちの飯嶋司役の酒井彩名の毎回出る叫び声もさることながら、何よりハマッてたのは律の父の身体を借りた妖魔 青嵐を熱演してくれた渡辺いっけいさんでしょう。「人間の身体はすぐハラが減る。」と言ってしょっちゅう何か食べてる姿はまさに妖魔さながらでした。

 あと観てて思ったんですが、先日の『夕凪~』もそうだったけど、製作サイド(監督とか演出とか美術とか)が原作のファンだと窺える作品ってやっぱ出来がいいですよね。

 原作のマンガもドラマの方も合わせてオススメです。

夏もそろそろ。

2007-08-20 23:22:25 | 行動の日々
 こんばんは。毎日パソ開いてるくせに更新しないオトコです。笑。

 長崎日大は頑張ってますねー。

 いやー、高校生は立派だわ。だらけた社会人より立派。

 小説の続きも書かないオレは宿題やってない甥っ子を責められませんや。

「ぶろぐ長崎」も盆からこっち開かないしなー。

 今年も海に行かなかったなー。

 夏もそろそろ・・・終わりかなー?

『夕凪の街 桜の国』観て来ました。

2007-08-16 21:01:21 | 観賞の日々
 テレビの予告編見てた時からケッコウ期待していたのだけれど、予想を裏切らないいい作品でした。

 麻生久美子演じる「皆実」と田中麗奈演じる「七波」の二つの時代がメインなんだけれど、途中に皆実の弟「旭」が母と暮らし始め、後に妻となる「京花」と過ごす日々なども違う時代の話として入ってくるので、そのへんのややこしさをページをめくって読み返せる本と違って映画でどう表現するのかなー? とか思ってたんですが、同じ場所でも背景の雰囲気が変わってたり、写真や髪留めなどの小物をうまく使ってたりして時間の前後関係をちゃんと表してて、やっぱりプロはうまいなとマニアックな感心をしてしまいました。

 セリフなんかも原作と一言一句違わん事を言ってるように思えて、写真とか金魚とかアリとか原作に無い部分でその場面場面をより深くしてるんですよね~。さすが。


 あとこの物語は直接の被爆者である皆実を描く「夕凪の街」と戦後62年経ってなお自分が被爆2世であると自覚する七波を描く「桜の国」の2部構成(とゆーとちょっと違う気もするが)になっているんですが、原作を読んだ時点ではオレ的には「桜の国」は「夕凪の街」のバックグラウンドとゆーかアナザーストーリーとゆーか、悪い言い方をすれば「付け足し」みたいな感がありました。あくまでいい意味の「付け足し」であって、モチロン必要なものなんですけども。

 でも今回、映画になった『夕凪の街 桜の国』を観た事で考えを改めました。

「夕凪の街」は「桜の国」があって初めて完成形なのだなと。言わば、平面に高さという要素が加わって立体が出来るように、2つの物語があって時代が絡み合ってこの作品があるのだなと。



 なんかダラダラと書いてしまって、全然映画の感想になってない気がするんですが、まぁナニが言いたいかと言えばよーするに「観てね」と。笑。

 いやホントにこの映画は、広島長崎以外の人にも、全ての世代の人に観て貰いたいと思います。

 この世界を愛する全ての人に。