Immovable!

志村達也のつぶやき。。。
エンタメ・ベンチャー
総務人事部長(改め経営企画部長)のブログです

ロング・ドライブの記録! (東京⇒山形 その2) 

2007年07月23日 23時58分51秒 | 【しむたん紀行 ~旅の記録】
さて前回の続き。

山形市内近郊のビジネスホテルに一泊し、15日(日)は不動産屋めぐり。

まぁ、不動産屋っていっても早朝から営業してないだろうから、
それまでの時間をつかって山寺(立石寺)にいくことに。

いやぁ、断崖絶壁につくってあるお寺なのですねー。
あいにくの雨にもかかわらず、かなり多くの方々がこられてました。
慈覚大師が開いたといわれる名刹。
とても自分に厳しい方だったと聞きます。

山寺を後にして、近くにある芭蕉記念館へ。
まずはお茶を飲んで、休憩。(お抹茶いただきました)

一息ついてから、ナビに登録してある不動産屋に片っ端から行ってみるのだが。。。。


・・・・・!!
ことごとく、お休みじゃぁないですかぁ!!
その中で1件、お休みなのに明けてくださったところがあるので、お話をきくことに。
「最近、山寺の付近で清流付き物件で350万てのがあったんですよー」

(えぇー、それイイー)
等と考えながら、結局希望する物件が見つからず、しょうがないので連絡先だけ渡して東京へ帰ることに。

でも、せっかくきたのだから、山際のあたりをドライブしてみよう!ということになった。

よくわかんないけど、とにかく山へ向かって車を走らせる。

・・ふと、日が当たる一角が目の前に広がる。

「わぁ、きれいなトコロだなー」
よく見ると、おソバ屋の看板が。
お腹のすいたことだし、よることに。

ホームページがないので、リンクはって紹介できないのが残念なのですが、
御夫婦で経営されているおそば屋さんです。

うう~ん、美味美味!
てんぷらも頂いちゃいました。


ここで、御主人にお話を伺うことに。
「このあたりで、なにかいい物件でてませんかねぇ~?」

・・・聞くと、御主人も山形市内から3年前にこちらに引っ越されたとのこと。
「この近くで2000万で売りに出されている物件があるよ。見に行くかい?」

御主人を助手席に乗せて、現地へいくことになりました。

その他、知り合いの不動産会社にも御連絡をとって頂いたり、大変お世話になっています。


あぁ、こんなご縁をいただけるなんて。。。

地縁も血縁もまったくない、この土地で、このようなご縁をいただけるのは、本当にありがたいです。
どこで、どう繋がるのか、まったく予測できません。
動けば、流れができるものですねー


さて、今月末に再度現地入りして、おそば屋さんにも御挨拶する予定です。

・・・これからも宜しくお願いします!


ロング・ドライブの記録! (東京⇒山形 その1) 

2007年07月23日 23時15分20秒 | 【しむたん紀行 ~旅の記録】

先週末、7月14日(土)~15日(日)にかけてのこと。
世の中的には、3連休であります。
大雨に続き、台風が上陸、各地に多大な影響を及ぼす中、一路、山形へ。


東京⇒山形 だったら、「つばさ」が便利。3時間程度でついてしまいます。
今までなら、そうしていたでしょうー。

実際、現地までどれほど距離があるのか。
実は360km程度しかありません。ゆえに、今回はマイカーで行ったわけです。

朝4時過ぎ、東京:自宅を出発。
渋滞もなく順調に走行、しかしガソリンが無くなってしまったため安達太良SAに入ることに。
ここで朝食も済ませました。
そうそう、今回の旅程は、カミさんと2人なのですが、現地で知人と合流することになってます。

安達太良SAを出たものの、ドリンクを買っていなかったので、急遽、山形蔵王PAに寄ることに。
このPA、トイレしかありません。。。

さて、ここで、これからどこに向かおうか?と相談。
・・・やっぱり、他の土地に行ったら、その土地の神様にご挨拶しないとねー、ということになり、出羽三山神社まで行くことにした。
近いと思っていたら、ナビの到着時間が2時間も延びた。。。

出羽三山神社は、羽黒山の山頂にある。
山頂付近まで車で行くこともできるのだが、きちんとお参りするには、やはり下の門から登るに限る。

この神社に来るのは2度目で、最初は昨年。
修験の修練に参加して以来だ。
(そのときの様子、内容は↓こんなカンジ)
http://www.dewasanzan.jp/info.html

・・・まぁ、ここで初めての滝行を体験したわけです。

さて、出羽三山神社は、風がとても気持ちよかった。。
「もののけ姫」に出てくる「木霊(こだま)」があちこちにいるよう。
長い石段を1時間ほどかけて登るのだが、きっと昔の着物では、大またに歩くことができなかったのでしょう、石段の段差が少なく、かえって歩きにくい。

出羽三山神社へのお参りを済ませ、次は月山にいくことにした。


月山といえば「夏スキー」
車で登れるところまで登ったのだが、かなりの数のスキーヤーだ。
へぇ~、本当にスキーができてしまうんだぁ、と感心。

山頂付近は、霧、霧、霧。
まったく見通しがたたない。

軽く散策をしてから、湧水をさがしつつ下山する。

かなり下りてきたところで、豊富に流れ出る清水を発見。
もっている、ありったけのペットボトルに入れる、そして飲む。

んまい!クセがなくておいしい!!


そうこうしているうちに、夕方近くに。
今夜合流する友人との待ち合わせ場所に向かった。

~以下、続く~


パタゴニア社の経営

2007年07月23日 23時04分35秒 | 【人事 ~人事制度/組織論】
企業は営利団体です。

継続して収益を上げていかなければなりません。

(もちろん利益を上げるためなら何をしてもよい、というわけではありません。)

・・・あ、高尚な志をもたなきゃアカン的なことは言うつもりはないです。
世の中のシステムの中で、それぞれの法人、個人が役割を担い、果たしていく。
それが直接的に社会に還元できるようなものである必要はないと思ってマス。。。



さて、かねてから強く関心をもってみている企業があります。

・・・それが、パタゴニア社。
かつて経営危機に陥ったことがあったのですが、見事復活された企業です。

もともと山をやる私にとって、パタゴニア社はザック等の海外ブランドのひとつで、
値段が高いナァ~・・ぐらいの認識しかありませんでした。
(「高価」=「高級ブランド」と勝手に解釈していたのですねー)

この会社に関心をもった理由は、2つ。

(1)ひとつは、経営者の考え方
   ⇒環境への真摯な取り組み。商品の本気度がハンパじゃないです。
    勤務時間が終わった後に、いろいろとイベントがあるそうです。
    単に遊ぶイベントではなくて、講師を招いてお話をうかがったりするようです。

(2)ひとつは、従業員への考え方
   ⇒知ってましたか? 勤務時間中のアウトドア活動、公認だそうです。
    日本支社は、確か鎌倉にあって、サーフィンか何かがOKだったかな。。
    ・・というか、ONとOFFの時間の使い方が素晴らしすぎます!

・・・上述の理由をきちんと記載したほうがよいのかもしれませんが、それは創業者としてのメッセージの中に見つけて頂くのが良いと思うので、ここでは詳しくは触れません。

社員を活かすために何ができるのか、そんなことを日々考えているのですが、ひとつの答えがここにあるように思えます。


すでにあるカルチャーに一石を投じても、波紋ひとつ広がらないことは往々にしてあります。
トップマネジメントにしかできない領域があるのかもしれない。

しかし、人事屋としては、パタゴニア社のような変革を、単に羨望のまなざしで眺めるのではなく、自分の周囲にも実現できないだろうか、と試行してしまうわけです。

とにかく、志だけは失わないように・・・