Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

ドイツワイン アンセルマン ドルンフェルダー クラシック 2005

2010-10-14 23:30:27 | Wine

ANSELMANN
DORNFELDER CLASSIC
2005
(Pfalz)

ドルンフェルダー、
ドイツの赤ワイン品種で2番目の生産量です。
ヘルフェンシュタイナーとヘロルドレーベという葡萄の
掛け合わせでできました。

2年前にドイツ特集をやったときに飲んで以来ですね

他のドイツ品種ってたぶん試験に出ないと思うし、
ドルンフェルダーとシューペートブルグンダーって
間違えようが無いので、
ドルン飲まなくてもいいかな~と思ったんですが、
勉強のためにと数本買ってあり、
この試験終わったらたぶん飲まないので
またお蔵入りワインが増えるだけだと思い、
1本ぐらい飲んでおくことにしました

<テイスティング>
外観:透明度低い 赤紫 粘性高め
香り:ドライプルーン 
   あとは・・・たぶんブショネですこれ。
味わい:テクスチャーはベルベットのよう。
    ドライプルーンの風味
    あとは・・・・
    もうブショネです、これ。


あう~
意を決して開けたドルンフェルダーがブショネとは・・・・。

まあ、
試験準備ってことで
この濃い感じの色合い確認しただけでも・・・・みたいな


ドイツワイン ベッカー シューペートブルグンダー QbA トロッケン2007

2010-10-14 22:39:20 | Wine


Freidrich Becker
Spatburgunder Qba Trocken 2007

こちらも同じ作り手のシルヴァーナを先日飲みました。
ファルツの作り手です。

<テイスティング>
外観:微発泡 ややオレンジが入ったガーネット
   透明度高い 粘性低め
香り:若い樽の木の香り プラム ハーブ スミレ 
   樽由来のバニラの香り
味わい:アタックはややシャープ 酸味がキリッと。
    テクスチャーはさらりとしている。
    プラムの風味
    樽由来のタンニンが軽め~中等度
    酸味は中等度
    ドライフルーツの甘みと濃縮感
    余韻は中等度でドライフルーツ、カカオ、鰹節の風味


コレもまたおいしいピノです。
ドイツのピノはおいしくなってきましたね。
温暖化の影響でしょうか、技術の向上でしょうか。
はたまた辛口志向の産物でしょうか。

さて、どうやってバーデンとファルツを判別しましょうかね。
アルコール度数とテクスチャーかな。
フランスっぽさと新世界っぽさとか。
前日のワインバーで出されたピノは
それで判断して間違ったからなあ・・・・。

もうこうなったらカンですね
あと何本かずつでも飲み比べできたらよかったんですが
もう無理なので仕方ありません

    

ドイツワイン アルデ・ゴット シューペートブルグンダー 2008

2010-10-14 20:19:53 | Wine

2008er
Spatburgunder Rotwein
Qualitatswein Trocken
Alde Gott

シューペートブルグンダー=ピノノワールです。

同じ作り手で白のミューラーも飲みましたね、先日。
バーデンの作り手です。

ってことでさっそくテイスティング。

<ティスティング>
外観:ガーネット ややオレンジがかっている
   透明度高い 粘性中等度
香り:イチゴ プラム ドライフルーツ なめし皮 スミレ
味わい:アタックは酸味と鉄分でややシャープ
    テクスチャーはやや厚みがある。
    イチゴの風味、ドライフルーツ、樽のローストの風味
    タンニンは中等度の強さで収斂性が高い
    酸味は中等度
    alc.やや高め 13%くらいかそれ以上
    余韻はタンニンの収斂性とアルコールの強さ
    イチゴの風味が中等度の長さ残る。


アルコール度数は13.5%でした。
ワリとたっぷりしていて、新世界のピノのような感じでした。



日本酒の最終講義そしてドイツワイン

2010-10-13 23:59:51 | Wine
本日は日本酒の最終講義でした。
試験対策講座ということであれこれやったんですが、
まあ最終日にしてはじめて知ることが多いこと多いこと!
まあ、
それもある程度想定内なので、
ドイツワインの試験終わってからなんとかなるかとは思いますが。

それにしても・・・・

わたくし、
当初の予定では10月にドイツワインの試験、
12月に日本酒利き酒師の試験と思っていたのですが、
日本酒受験予定の皆さんが10月に受けるというので
わたしもがんばってみんなと一緒に受けようと
10月に試験2つという強行スケジュール、
老体に鞭打ってきたわけですが、
ここに来てなんと数名が10月の受験を断念という結末・・・・

ええ~ん
だったらわたしも・・・
と、ちょっと弱気になりましたが、
早く楽になりたい気持ちのほうが強くて、
とりあえず16日ドイツワイン試験、31日日本酒試験で
がんばらさせていただきます


今日も日本酒のクラスメイトとアフターに・・・・
と思ったんですが、
ここはやはり今週末に控えたワイン試験のほうが優先・・・・と、
日本酒講義の後に先生と
かなりマニアックなマンツーマントークをしてから
てけてけと向かいましたのは
とんとご無沙汰しておりました行きつけのワインバー。
ドイツワイン試験前に
ワイン師匠に何か知恵でも伝授してもらおうと
ずうずうしくも久々に出向いたわけですが、
昨晩飲み過ぎたとやらで師匠不在
しようがないので
久しぶりに来てくれたから特別に・・・・と
出していただいた高級チーズ、モンドールをいただきながら
ドイツの赤ワインのブラインドテイスティング。

まあピノノワールだってことは分かるんですが、
問題は産地と等級とヴィンテージ。
「あったかい」と
飲んだ瞬間にバーデンかファルツかヴュルテムベルグと思ったんですが
ヴュルテムベルクはあまり日本の市場に出ていないので
バーデンかファルツ、
う~ん、う~ん、う~ん・・・・・・
「じゃあ、ちょっと酸味が強いしだからファルツ!
 で、ファイナルアンサー!!」
って言ったら、
「残念、バーデンでした~!」
だって




あう~・・・・
試験まであと3日なのに
このハズレはショックでかいぞ~

もうテイスティングする日は明日木曜日しかない!

今週に入って赤ワイン3本あけてるので、
明日はそれをもう一回復習だ~!


ダメダメ3 連休

2010-10-12 08:18:21 | Life
10月前半は
座学は日本酒で飲みはワインというスケジュールを
こなしておりました。
この3連休で日本酒の勉強終わるはずだったのですが、
思ったより時間がかかり、
あと半分残ってます。
先日ゴチとメッシ観てしまったのが悔やまれます(涙)

もう右手が筋肉痛で字がまともに書けません。
ずっと机に向かいっぱなしなので首も痛いし。
日本酒の試験は、
飲食の一般教養みたいなのも勉強しなきゃならなくて、
それが結構な量あるのですが、
いままで、
コーヒーやら紅茶やら中国茶やら中国薬膳やらチーズやら、
資格試験受けないまでも独学でやって来たことで
多少ラクかもしれません。
シガーとか、
いままで関わりなかったうえに興味ゼロのところは
全く頭に入りませんから(汗)

性格的に、中途半端にしておくのはしのびないのですが、
日本酒の勉強は一時中断して
本日は完全ドイツワインモード。
明日は日本酒の最終講義、
あとは土曜日までドイツ一色です。

今日は日韓戦、観ませんよ!((爆))

晩ご飯  シュークルート・アルザス風

2010-10-10 22:46:51 | Food
冷蔵庫&冷凍庫に残っているもの・・・・
豚バラかたまり、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、
そしてザウアークラウト・・・・
ってことで、今夜は、
簡単アルザス料理シュークルートに決定。


Choucroute a l'alsacienne

キャベツの酢漬けの発酵したものを
ドイツ語ではザウアークラウト、
フランス語ではシュークルートといいますが、
そのシュークルートと豚肉類と野菜を煮込んだのが
アルザス風シュークルートという料理名になります。

アルザスワインを合わせたいところですが
ここはドイツワインで。
いっぱい余ってますからね
煮込むときにもドバドバ入れました。
いっぱい余ってますから

にんじんがうまかった。
体が欲しているのかしら緑黄色野菜・・・。

まだ瓶に半分残っている酢漬け。
どうやって食べよかな・・・・
アイスバインでも買ってくるか?

ドイツワイン ベッカー・シルヴァーナー・Qba・トロッケン2007

2010-10-09 23:49:42 | Wine


2007
Silvaner
Qba Trocken
Weingut Friedrich Becker


フリードリッヒ・ベッカー(Weingut Friedrich Becker)のある
Schweigen(シュヴァイゲン)は、
ファルツ最南端にある、フランスのアルザスとの国境の町。
時代によって国境が変わっていた歴史を持ち、
第二次大戦後の1945年に現在の国境が定まった。
そのため、ファルツの生産者の持つぶどう畑の5%はフランスエリアにある。
ここではフランスは“よその国”ではなく、“ほんのお隣”だ。

フリードリッヒ・ベッカー(Weingut Friedrich Becker)は
小さい家族経営のワイナリーで、14haの畑を持つ。
赤の生産量は40%で、シュペートブルグンダーを中心に、
ポルドギーザー、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロなどをつくり、
“ピノ・ノワール”ラベルのワインもある。
ファルツ一の巨大な協同組合の跡継ぎだった彼は
品質のこだわりから1973年父の猛反対を押し切り独立、
当初は貴腐ワイン用の甘い葡萄ばかり栽培していた他の農家から
「ベッカーの葡萄は酸っぱくて不味い!」と理解を得られませんでしたが、
わずか20年でワインに賭ける努力と情熱から
ドイツのDRCと呼ばれるようになりました。


エチケットに描かれているのは
有名なイソップ寓話の「すっぱい葡萄」。
あそこの葡萄は酸っぱいよ・・・といわれ続けた作り手の
反骨精神の表れですね。

そんなベッカーさんが作るシルヴァーナーです。

実はコレ、
作り手さんがいらしたときにサイン入りで購入したものです。
もちろんシューペートブルブンダーも買いましたよ

品種:シルヴァーナー
等級:Qba
甘辛度:トロッケン
alc.:11.5%


<テイスティング>
外観:輝きのあるレモンイエロー 粘性中等度
香り:黄色い花 樽 りんご
味わい:アタックはマイルド テクスチャーはやや厚みがある。
    りんごの風味 やわらかな樽の風味
    酸味は穏やかだがじわじわと広がる
    全体に穏やか
    余韻はじわじわと広がる酸味で中等度の長さ
    最後にバターで焼いたりんごのような香ばしさ


これ、今まで築いてきたシルバーナ感を覆されました
全然ライム感がない。
ファルツという温かい土地と
フランスを意識した作り手だからでしょうが、
ブラインドでコレを当てるには・・・
どうしよう・・・・

答えが出ないので、

ファルツという生産地域をご紹介



ファルツはかつてラインファルツといわれてきたが、
1993年よりファルツと改名。
南をフランスのアルザスに接し、
美しいハート山系の丘陵地帯と並行し約80kmにわたって帯状に広がる、
ドイツで2番目に大きいブドウ生産地。


高名なワイン村が目白押しとなるドイツワイン街道が
全ファルツ地域を一直線に縦断している。
フランスに接しているため影響があちこちに見られ、
グルメ文化もその一つ。

ハート山系の森によって荒いに西風から守られ、
ドイツでも最も温暖な気候に恵まれている。
ブドウの収穫はこの地域の農産物の1/3だが、
ここで作るワインのもたらす利益は2/3に近い。

ベライヒは2つ。

栽培品種
リースリング22%
ドルンフェルダー14%
ミューラートゥルガウ10%
ポルトギーザー10%

ドイツワイン シャーレス・リヴァーナー・Qba・ハルプトロッケン2008

2010-10-09 23:38:47 | Wine

2008er
Rivaner Qba Halbtrocken
Weingut Schales

ラインヘッセンのシャーレス醸造所がつくるリヴァーナー。
リヴァーナー=ミューラー・トゥルガウです。

甘口系だとミューラー・トゥルガウ、
辛口系だとリヴァーナーと呼ぶっていうことになってるらしいですが、
今までわたしが飲んだミューラーと呼ばれているものは
みんな辛口だったので
これもまた緩い感じの決まりなのでしょうな。


品種:リヴァーナー
等級:Qba
甘辛度:ハルプトロッケン
alc.:12.5%
糖度:12.8g/L
酸度:5.4g/L


これによると糖度は12以上ですが、
残糖-総酸度≦10に当てはまってるので
ハルプトロッケン基準クリアということでしょう。

あ~データがあると分かりやすい
このワインも大阪のミツヤさんから買ったものです。


<テイスティング>
外観:微発泡 輝きのある ほぼ無色透明 粘性低い
香り:白い花 若草 麝香 仄かにマスカット
味わい:アタックはシャープ ライムの酸味と苦味
    酸味と苦味が強くテクスチャーも滑らかさに欠ける。
    若草やハーブのような爽やかさ、
    マスカットの甘みも感じられるが
    やはりライムのような酸味と苦味が口内を支配
    余韻は中等度の長さで苦味と酸味、アルコールの揮発


これは大変勉強になる1本でした。
私がミューラーの典型として感じているマスカットの風味と
いつも間違える原因であるライムの風味が共存しています。
そしてまた別の一面も・・・・
最初に香りをかいだとき
まるでソーヴィニヨンブランのような青さと獣臭でした。
いやはや恐るべしミューラートゥルガウ


晩ご飯 酒盗のピザ

2010-10-08 23:00:10 | Food


サッカーの試合始まる前に生地捏ねはじめて
試合中発酵。
ハーフタイムの間にトマトソース煮込み始めて、
試合終了してから焼きました。

酒盗は余り火が通らないように
一度トマトソースとチーズだけで焼いて
そのあと酒盗とさらにチーズをのせて
余熱で2~3分って感じにしたのですが、
酒盗から脂が出てきて汁だくのピザになってしまいました

まあフツウにおいしい感じで
酒盗完食でよかったです。

ドイツワイン ゼルバッハ・リースリング・クラシック 2008

2010-10-08 22:55:05 | Wine

SELBACH
RIESLING CLASSIC 2008


品種:リースリング
等級:Qba クラシック
alc.:12%


J&H ゼルバッハ
ゼルバッハ家は、
モーゼル・ベルンカステル地区ツェルティンゲン村に有り、
1661年より葡萄栽培を行う伝統ある醸造所で
350年の歴史を持つ名門です。
以前はケラーライやコミッショナー(仲買人)の仕事が中心で、
自家所有の畑は僅かでした。
現当主であるヨハネス氏の祖父の時代から国内の専門店では、
ケラーライとしての高い評価と信頼を得、輸出も行っていました。
1964年以降は、自社畑も少しずつ拡張。
現オーナーのヨハネス氏は
アメリカで経営、特にマーケティングについて学び89年に帰郷。
その後、醸造所の運営に参加し、
現在は彼の父のハンス氏、妻のバーバラさんと共同で
醸造所を運営しています。
醸造方法は伝統的な方法にのっとり、
できる限り手を加えないと言うのが哲学。
ほとんどリースリング種を栽培し、平均樹齢は50~60年。
土壌はモーゼル特有の粘板岩( シーファー )土壌で、
果実味豊かでしっかりした酸を持った
上品な味わいのワインを生産しています。

※ケラーライとは・・・葡萄及びワインを買い付けて、
           醸造・瓶詰め・販売を行うこと。


ブルゴーニュ的に言うと
ネゴシアンもドメーヌもあるってことですかね。

<テイスティング>
外観:輝きのある明るいレモンイエロー 微発泡あり
   粘性中等度
香り:ミネラル レモン りんご
味わい:アタックはシャープ、かなりキリッとした酸味
    テクスチャーは厚く滑らかでややオイリー
    レモンのようなキュッとした強めの酸味、
    アメリカの酸っぱいりんご、
    グレープフルーツの甘みと酸味と苦味
    酸は強いがキレがよく
    余韻はりんごの甘さがほんのり中等度の長さで残る。


コレはもう典型的、シーファー土壌でできたリースリングって感じです。
シーファー特有の香りがします。
甘辛度はクラシックと思ったら当たりました。

こういう分かりやすいのが試験に出るといいな~。