Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

春の岩手沿岸南部の旅 1日目⑦ 大船渡復興屋台村でとーっても楽しい夜 part1

2012-04-11 21:40:28 | Travel
さて、ホテルでひと休みのあと、
うっすら暗くもなってきましたので、
お散歩がてら近くの屋台村までてくてく歩いていきました。


大船渡湾の向こう側には太平洋セメントの煙突。
写真じゃわかりづらいんですが、
こちら側の陸地と、セメント工場のある向こう岸と、その間にある海が
潮位が上がっているこの時間帯、ほぼ同じ高さなんです。
そりゃあ波もワッサーと溢れてくるわけですわ・・・と実感。


ホテル裏の川に架かる橋。
破壊されております。


ホテル近くの金融機関か何かの建物。


潮位が上がるとこのように道路が冠水します。


線路が途中でなくなってます。


さて、建物がほとんどなく四方見渡せるなかにぼわっと明るいエリアが。



大船渡屋台村

数ある飲食店の中から今回お邪魔しましたのは、

「鮨 季節料理 ささき」さん。

カウンター8~9席なのはたぶんどこの店も同じでしょう。
ちょうど3席分くらい空いていたので入れていただきました。

まずは日本酒。

こちらのお店は半合もっきりが基本。

すごいたくさんいいお酒がそろっていて、
仮設の屋台村にしておくのはもったいないくらい(笑)
日本酒だけじゃなく焼酎も素晴らしいラインナップ。
しかもワインも数種類置いてある!

とりあえず、日高見・超辛口純米。
そして、
裏南部美人・超辛口純米、
飛露喜・特別純米無濾過生原酒
綿屋・純米原酒
など、東北のお酒を中心にいただきました。

お料理は、


スミイカ刺し。
新鮮!美味し。


モウカのホシ
すなわち鮫の心臓だそうで。
初めて食べました。
酢味噌か、ごま油と塩で。
ごま油と塩でいただくとレバ刺みたい!


大将が切る前の心臓を見せてくれました(笑)


脂坊主という深海魚のお刺身。
うん、アンコウみたいな歯ごたえ。
美味し。


珍味二種。
莫久来(ばくらい)=ホヤとこのわたの塩辛、
としる(アワビの肝)の味噌漬。

日本酒が進みます。

さてお鮨!

あんまりたくさん生ものが食べられない妹ちゃんはこんな感じで。

お稲荷さんと玉子と穴子巻き。

こちらの大将は巻き寿司で全国一位になったことがあるとか。

ワタクシはお好みでこんな感じで握ってもらいました。

赤貝 赤身 しめ鯖 アナゴ(塩、ツメ) 白魚

お味はフツウにおいしい感じ。

あーなんだか超満喫しました!

この日は高知からボランティアできているという人たち、
あと、地元の有名(?)なオヤジさんとたくさんお話して、
とっても楽しく過ごさせていただきました。

オヤジさんにはちょっとごちそうになっちゃったり、
もう一軒行くならおすすめはこの店って教えてもらったり、
しまいには、電話番号までもらっちゃって(笑)

なんかこういう、
地元のことなら何でも知ってる陽気な人が田舎町には必ずいて、
多少ムチャ言ったり勝手やったりするんだけどそれが通っちゃって、
そういう人がまた人と人をつないだりして、
町が成り立ってるんだなーって思いました。
たくさんそういう人がいたんだろうし、
そのうち亡くなっちゃった人もいるかもしれないけど、
残った人たちがこうやってつながっていくんだなーって。

美味しい魚とお酒、楽しいお話でとっても楽しかった1次会。

ごちそうさまでしたー!

さて、
もう一軒はオヤジさんに勧めてもらったお店へGO!

つづく。


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