2009er Muller-Thurgau
Qualitatswein Trocken
Alde Gott Winzer eG
BARDEN
これは分かりやすいミューラー・トゥルガウ!
典型的な香りがします
バーデンでアルコール度数11.5%のトロッケンっていうことは・・・?
「残糖4g/L以下」という基準に沿っているなら
果汁糖度がそもそも低かったってことかな?
だから最終近くまで発酵進めても
アルコール度数が高くなるだけの糖度がそもそも無かった。
「残糖9g/L以下で残糖ー総酸≦2g/L」という基準に沿っているなら、
酸味のあるブドウだったってことになるかな?
alc.低目ってことは残糖高めで、
酸との差が2g/L以下ってことは酸もそれだけ高いってことだものね。
でも飲んでそんな酸っぱい気もしないんだけどなぁ。
いずれにしても、
バーデンなのに・・・・!?
って感じですけどね。
09でアルコール低めでこの粘性(やや高め)というのも気になる。
Qbaだから補糖でもしているのか・・・?
いや、それにしてもつじつまが合わない。
う~ん、う~ん、う~ん・・・・・
今まで紹介してたワインは
大阪のミツヤさんというドイツに強い店から取っていたもので、
そこのワインは必ず残糖とか酸度の情報とか書いた
紙がついてくるんです。
が、
このワインはその辺で買ったもんだから
何にも分からなくて困ります。
って愚痴ばかりも言ってられないので
テイスティングです。
<テイスティング>
外観:輝きのあるレモンイエロー 粘性高め
香り;マスカット りんご スパイス
味わい:アタックはややシャープ
テクスチャーはやや微発泡でぴりぴりするが、あとはさらさら。
マスカットやりんごの爽やかな甘みと酸味。
柑橘の皮の苦味とシナモンのようなスパイシーな風味。
酸味は中等度。
余韻は短めでりんごの風味と軽いスパイシーさ。
あ~ホントに分かりやすいミューラーです。
ミューラー飲みくらべしてみました。
あとこのまえのブラインド大会で
ヴァイサーブルグンダーと間違えたリースリング(余りをもらった)と
本物のヴァイサーブルグンダーも比較。
2つのミューラー、共通項は苦味です。
シルヴァーナの苦味といま一度比較してみる必要がありますね。
ヴァイサーブルグンダーとリースリングは
樽が効いたリースリングってノーマークだったな・・・・
って感じです
まだまだ勉強することいっぱいあって、
こんな片手間にドイツを学ぼうとした自分の浅はかさに
がっくりくるばかりです
赤もまだ飲んでないし
品種は分かるんですけどね、赤。
土地の違いが問題です
さてさて、
土地といえば・・・・・
今回飲んだミューラーはバーデン産。
ってことで、
b.aバーデンをご紹介♪
バーデンはドイツの13のワイン生産地域の中で最南端に位置し、
北はハイデルベルグから南はボーデン湖まで
ライン河に沿って細長く続く地域。
葡萄栽培面積はドイツで3番目で、
第2次世界大戦後にいち早く
ブドウ栽培と醸造技術の近代化に成功した地域でもある。
ほとんどのワインが国営や農協の醸造所で造られている。
ベライヒは9つ。
生産品種は
シューペートブルグンダー37%
ミューラー・トゥルガウ18%
グラウブルグンダー10%
リースリング7%
そうなんです、温かいんですバーデンは。