Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

新緑の宮城県北沿岸へ ② 松島海岸~野蒜海岸

2012-05-15 21:36:57 | Travel
塩釜を過ぎたらお隣の松島へ。
日本三景の松島海岸です。

 





2月にも来たばかりですが、
やはり季節が良くなったせいか海の色もきれいだし、
木々も明るい緑色になり、
「うわーっ!きれー!」って思わず言ってしまいました。

写真だとなかなか伝えきれないのですが・・・・(悔)

前回同様、今回も松島は通過点なのでかるーく散策してみます。

お土産やさんにはこんな張り紙が・・・。



私の胸のあたりの高さまで来たんですね津波。
それでも松島は波が小さな島々にぶつかって力が弱まったので
建物がことごとく倒されるような被害は少なかったのです。

見どころ満載の松島ですが、
時間に限りがありましたので、
今回も国宝・瑞巌寺の見学はお預けで、
その代わりと言ってはなんですが、五大堂へ。

前回来たときはなんかテレビの撮影みたいなのやってて見に行けなかったんですよね・・・。

五大堂は瑞巌寺の仏堂で東北地方最古の桃山建築で国の重要文化財。
小島に立っていて、すかし橋を渡って行きます。



五大堂に行くときには足元を見てしっかり気を引き締めて行くようにと作られたとか。


五大堂。

この中には不動明王など5体の大明王像が納められていて、それで五大堂というそうです。


五大堂のある島からの眺め。


津波の被害が少なかった松島。
観光客も戻ってきて、たくさんの人で賑わっていましたが、
まだまだ壊れたままのところもたくさんあります。


さて、名残惜しいですが松島を後にして、
お隣の東松島市へ。


東松島市は津波の被害が甚大でした。
被害が大きかった地区の一つが野蒜(のびる)です。


野蒜駅。






ものすごい津波の威力を感じます。

いまは運休中のJR石巻線。


ホームに上がってみました。


手付かずって感じです・・・。

前回2月に来たときは石巻方面へ向かうバスの中からこの光景を目にしました。
その時と全然変わってませんね・・・。

岩手の釜石が3か月に1回行くたびに街が変わっているのに対し、
こういう小さなところはまだまだ手つかずのままなのが、
なんかつらいですね。
周囲で重機が動いてる様子もないし。

仙台市内の若林地区だって先ほど見たような状態なのです。
こういうところに手が届くのはいったいいつのことなのでしょうね。

ここには「東北の伊豆」の別称をもつ、白砂青松が美しい野蒜海岸があり、
また、景勝地・奥松島の玄関口でもあることから、
結構な観光地でした。


駅前にはお土産物屋さんか何かだったと思われる建物も。



駅前を流れる野蒜運河を渡り、
野蒜海岸・奥松島へ。

つづく。


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