Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

はじめまして利尻島 ⑤ またまた鴛泊散策 

2013-07-27 23:53:11 | Travel
お昼頃に宿に戻ってお風呂に入り、
どーしよう、半日あいちゃったーといろいろ考えている間に
眠ってしまいまして、むくっと起きたのが1時半頃
雨も上がっていることだし、
少し街を歩きますかーと、またまた鴛泊のフェリーターミナル方面へ。




せっかく利尻に来たからドカーンとウニでも食べますかねー。

フェリーターミナル向かいの磯焼亭さんへ。

なんと北海道ミシュランに載っている店だそうで
(全くあの本の節操のなさにはビックリです・・・・



店内こんな感じで。
うに丼くださーい。

ドーン!

うんうん、おいしい。
満足。
でも個人的にはウニは美国のほうが好きなんだなー


さて、変な時間にうに丼食べちゃったんで、
夜においしくビールが飲めるようにお散歩タイム。


夕日ケ丘展望台。


上ってみますと、


左には礼文島。


右にはペシ岬。


後ろにみえるはずの利尻山は雲にすっぽり隠れております



このあともう少しウロウロしたんですが、
まあ行くところも限られているんで、
早めに夜のビールにありつくことにしました


一膳飯屋 眉倶楽部。


けっこう怪しい
ライダーハウスみたいな、
安い食事と宿泊スペースを提供するところです。

むかーし銀座8丁目にあった「酒場、眉」が名前の由来とか。
みんなが集う憩いの場です。

マスターに、お食事ですかー?ときかれたので、
さっきうに丼食べておなか一杯なんで、
ビールとおつまみちょっと、というと、
じゃあこっちに入って、と。

ほんと、普通のうちみたいになにげに散らかってます(笑)

客は私一人だったんで、
テキトーに座り心地が決してよくはないソファーに腰かけて待っていると、
ビールとホッケの煮物が出てきました。

あとはマスターとトークタイム
利尻礼文のこと、北海道のこと、山のこと、あれこれ・・・・。

しばらくして静岡からというカップルがきて、相席となり、
彼らともあれこれ話してビール3杯飲んで帰りました

この日はもう一軒っていう気分ではなかったので早めに宿に戻りました。

翌日は雨が降らなければ愛車ネロ号にて利尻島1周してみようかと思ってましたので、
部屋にてネロ号を組み立てて


つづく。

はじめまして利尻島 ④ 2日目 利尻富士に登りました。

2013-07-27 22:51:06 | Sports/Fitness
2日目の朝!

なんとなく青空も見え隠れ。



朝5時に宿から登山口への送迎車が出るというので乗り込みます。

宿から登山口まで2キロぐらいなんで歩けるんですけどね。

ちなみにお弁当も持たせてくれます。

朝ご飯がわりにバナナとあんぱんを食べまして、
残りはお昼用にザックに入れました。



登山口到着。





登山シーズン、ピークは過ぎたとはいえ、
まあまあの登山客。

ちなみに、
この利尻山の登山には3つのルールがあります。

=利尻ルール=
1) 携帯トイレを使う
2) ストックにキャップをつける
3) 植物の上に座らない、踏み込まない

3つ目は当たり前っていえばそうなんですが

2つ目は、利尻山は土の性質や登山者の急増から、登山道の傷みが激しいそうで、
尖ったストックで山肌を削らないようにってこと。
わたしはストック使わない派なんで大丈夫。
各宿でも宿泊客の装備には気を付けているみたいで、
朝、チェックして、
ストックにキャップ付けてない人には、貸し出したりしてました。
っつか、
あちこち利尻ルールの張り紙してんだから気付けよ!と客に言いたい


そして1つ目の携帯トイレ。
登山道にはトイレがなく、
携帯トイレを使うためのブースがあります。
用を足したらそれを持って下山し、
このボックスに捨てます。

全部の山がそういう方式になればいいのになーって思います。



ということで、
なんとなく曇ってますが、行きましょうか!
利尻山、1721m。

しばらくは整備されたあまり傾斜のない道を歩きまして、


名水百選の甘露水。







次々と目印を通り過ぎまして、

太陽も顔を出しました。







第一見晴台。



昨日歩いたペシ岬。

そして礼文島も見えます。




地元のベテラン登山者さんが、
今年はお花の時期が遅れているから
9合目過ぎのお花畑もまだたくさん咲いてるよと教えてくださいました。
わーい、楽しみ!


登山道にもちらほらと・・・・。












おやー。
なんかガスが出てきましたよ・・・



これが噂の携帯トイレブース。






このころにはもう当たりはガスで真っ白。
いつ降ってきてもおかしくないくらい空気が重たい
うー。
降らないでくれー!



はい8合目、長官山。





霧雨降ってきまして、
多くの登山者がこの長官山で引き返していきました・・・・
わたしは先を急ぎます!







けっこう年季が入った感じの山小屋通過。


あーもうちゃんとした雨が降ってきましたー。
けっこうな勢いです。
土の性質で水はけが悪いのか、川のように水が流れ落ちてきます・・・。



あ、階段・・・。

助かる。
雨の中この土の上を歩くのはキビシイ・・・・。
滑るから山肌削っちゃうもんね。
利尻山が傷んでるっていう意味、分かりました。
この階段も山を守るために作られたんでしょうね。


9合目です。





ここからが正念場って・・・・
Tough Trail(険しい道)って・・・・


ここまで来たら行くしかないけど。







すごく急で、滑る土と岩場の連続。
晴れてても結構きついんでしょうけど、
このザーザー降りの中ではさらにキツイ!


あ、すごいお花畑!



ガスがかかってあんまり見えないのが残念・・・・。


あ、まだキツイところあった!

石灰質の小石に足を取られてずるずると・・・・。


わたしたち登山者のために道を補修してくれる人たちに感謝しつつ・・・・。



うわ!また来た!急な上り!

このとき雨脚が一番ひどく、
なんだか泣きたくなってきました


と思ったら、またまたお花畑が私を勇気づけてくれます。






ホントに天気が悪くて残念・・・・




細い道や、



断崖絶壁や・・・・



細い尾根を
ザーザー降りの中ひたすら歩く・・・・

そして、

到着!
北峰、1719m!

よし!
もうちょっと先にもうちょっと高い南峰1721mがあるので、
さっさと行っちゃいましょう!


あれ?
ロープ張ってる?


あれ?行けないのかな?

あとから登ってきた本州からの登山者が、
「登山道が荒れているとかで南峰は行けないみたいですよ」って
教えてくれました。

がーん
そうだったんだ・・・・


すごすごと雨のなか、9合目まで下ります。

9合目に着くと雨はミストに変わっていました。

座ってお昼ご飯。




地図を広げてみたら、ホントだ、南峰には行かないように!と書いてある
ちゃんと地図見ておかないとダメですねー


さてお花に癒されながら下山です。



8合目は、
1931年に北海道長官に就任した佐上信一が1933年に利尻岳に登ったことを記念して,
長官山と呼ぶようになったそうで、
その記念歌碑もあります。

佐上長官登山記念歌碑。
当たりは真っ白ですが・・・・


雨は降ったり止んだり。

ただひたすら下ります。
滑って何回もこけました


そして11時45分、登山口まで戻りました。
5時10分に登り始めたので往復約6時間半。
平均的がコースタイムは9時間くらいなので、
まあまあ早い感じでしたね

下りたら迎えに行きますから旅館に電話くださいと言われたんですが、
あんまりにも早すぎたんで、なんか申し訳なくて、
2キロぐらい歩くことにしました。




この林道がまた素敵な散歩コースになりそうですよね。

お天気が悪くてほんっと残念でした!
今度はぜひお天気よいときに登りたいです

とにかく無事におりました。
ありがとうございました