Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

栃木の郷土料理  しもつかれ、 ニラ蕎麦&大根蕎麦

2010-07-19 22:43:49 | Food
栃木の郷土料理、「しもつかれ」です。

荒く摩り下ろした大根と人参、
大豆と油揚げと鮭の頭と酒粕を煮込んだもの。

この料理専用の目の粗いおろし金みたいなのがあるようですが、
今回はプロセッサーで荒めに砕きました。
鮭の頭もいま時期手に入りにくいので
普通の切り身を使いました。

お味は、切干大根の煮物みたいな・・・・。
ご飯にのせたらおいしいかも。
明日の朝ごはんでやってみよう。

ちなみに
今回開けた栃木のお酒とこのお料理はあまり合いませんね。
このお料理には本醸造か純米酒か・・・ってかんじです。



これは教科書には載ってないけど
「秘密のケンミンSHOW」で紹介していたので。
ニラ蕎麦は以前もやってみましたが今回は大根蕎麦も。
そして今回は蕎麦も手打ちです。
そば粉は北海道の新得産。
うまいです。





実はこのまえの土曜日、
私が打った蕎麦を食べてみたいとおっしゃるワイン仲間がいて
いそいそと蕎麦を打ってそちらのお宅にお邪魔しました。
が、
そちらのお宅には鍋がホントに小さなものしかなく、
蕎麦を入れてから茹で上がりに時間がかかり、
また、茹で上がった蕎麦を冷水にさらそうにも
水圧が低くて水がじゃーっと出なくて、
いつまでも蕎麦がぬるま湯に浸かっている状態・・・。
結果、お皿にのった蕎麦はのびのびでボロボロの短いものになってしまい、
なんだかとっても悲しくなりました

今日は同じ粉で同じように打って大きな鍋で茹でて
じゃーっと冷水で一気に冷やしたら、
まあいつもの感じのそこそこの出来でした。

やっぱり料理には
道具っていうか環境っていうかが大事だなあと実感。
例え整っていなくても、
整っていないということを前もって知っておいたら
対処の使用がありますが、
それを確認しなかった私が甘かったのです。
勉強になった出来事でした

日本酒  鳳凰美田 No.14 しずく絞り斗瓶取り 純米吟醸生酒

2010-07-19 22:29:08 | Sake


鳳凰美田 No.14 しずく絞り斗瓶取り 純米吟醸無濾過生酒
栃木県 小林酒造株式会社

鳳凰美田は栃木でも一番人気の銘柄。
その蔵元が新しい米にチャレンジしたのがこちら。
栃木県オリジナルの酒米「とちぎ酒14号」を用いた純米吟醸です。

生酒と書いてありますが、
バックラベルには「瓶燗にて火入れ、貯蔵」とある・・・。
瓶燗ってことは2回目の火入れのみしているってこと?
だったら正確には「生貯蔵」ということになるでしょうか。
瓶詰めが今年の5月ってことになってるから、
まあ生貯蔵で間違いないでしょう。


しずく絞り、斗瓶取り・・・もろみを入れた酒袋を吊るして
             自然にしたたり落ちる液体を採集する手法。
             袋吊り、雫酒、斗瓶囲いなど呼び方いろいろ。
             少量しか得られないので限定品扱いされる。
             華やかで繊細な香味が特徴。             


使用米 とちぎ酒14号
精米歩合 55%
酸度 1.5
アルコール分 16~17
日本酒度 +3

色 うっすらと黄味がかった透明
香 イチゴ味のドロップ
味 アタックはフルーティ、熟したイチゴのような甘い香り
  甘み中~強め 酸味弱め 苦味弱め~中 旨み中等度 alc.16%
  アフターはイチゴ 余韻中等度でイチゴのようなすっきりした甘み
  複雑性中等度 辛口


あ~これおいしい!
イチゴドロップ!

ワインでもピノノワールとかガメイとか
イチゴ系に例える品種があるけど、
このお酒は酸味がかなり低いし
ワインみたいにタンニンがないので
ほんとに甘いイチゴフレーバーです。

火入れ2回してたらもう1本買って置いておくのになあ・・・。

栃木には他に、
天鷹
惣誉
開幸
などのお酒があります。