東京0225

ゴミ箱の隙間からニャー。



「こ、こらー！へんなところからうつすんじゃねえのニャ！」



「しゃしんをとるなら、もっとよいところからとるべきなのニャ。ついてこいニャ。もう。ふもふもー！」



「・・・ここらへんがよいのニャ。どっこいしょ。」



「よし。それではおもうぞんぶんとれニャ。」



「・・・え？ここはイマイチだって？・・・まったく、とんだワガママにんげんなのニャ。やれやれニャ。」



「それじゃあここならどうニャ。かなりよいばしょじゃないかとじふしているのニャ。」



「うむ。それではさつえいかいしニャ。かっこよく、それでいてまったりと、あったかクールなかんじでよろしくニャ。」



「・・・・・ん？・・な、なんと！こんなめのまえに、たいへんみりょくてきなじゃらしがあるではないか！」



「は・・はやくさつえい、おわらせてくれニャ・・・・・。」



「あっ、ああ・・・あそびたい・・・・だけど、カメラめせん・・・・・。」



「・・・まだ？ねえ、まだ・・・・？？」