インバル/都響前半終了。トリスタンとイゾルデの前奏曲と愛の死は良い意味で予想を裏切られ、文化会館のドライな音響に関わらず、重厚感とワグナーらしいうねりを感じさせる演奏だった。この曲演奏会で聴くとオペラ全幕観たくなってしまうのですよね‥
母との死別を経験した50歳代半ばの都会暮らしの“やもめ男”が心情をあらわにもする。山口百恵や中島みゆき、酒井法子らの固有名詞で彩りつつ、真正面からあくまでポジティブに「さみしさ」をとらえている/『寂しさの力』中森明夫著(新潮新書) sankei.com/life/news/1503…