Shevaのブログ
サッカー、テニス、バレエ、オペラ、クラシック音楽 そのほか
 



FA Cup





チェルシー、FA杯準決勝に進出 その4

Q: ジョゼ、FA杯の準決勝に進出ですが、あなたにとってこれはどういう意味を持ちますか?

JM: 決勝に進むための準決勝という位置づけですね。でも重要なステップであることは間違いありません。チェルシーは全員一丸になって勝利のためにがんばりました。攻撃的に戦う姿勢を示しました。
ここからはブラックバーンとの戦いの始まりです。一瞬も気を抜かず、相手を見くびらないで戦わないといけません。準決勝戦を戦う気力は満々です。どうしてもこのFA杯を取りたいのでね。

Q: スパーズに勝つための鍵となったものは何だと思われますか?

JM: ベストなチームの方が勝ったということです。チェルシーは最初から集中力を持ってプレイし、強固なディフェンスでボールを支配しました。

だからそういう点では、ミケルが鍵だったと言えるでしょう。ミケルは何事もたやすくこなしていました。ボールのポゼッションにおいてもパス出し、ゲームメイクにおいても。

ショーン(ライト=フィリップス)は初めてのポジションでプレーしました。(*)彼はここ2試合は、マン・オブ・ザ・マッチかそれに近いプレーをしたと思います。

そして、ご存知のようにシェヴァのゴールが来るべき時に来たというわけです。信じられないぐらいの見事なゴールでした。そして試合はチェルシーの一方的な展開になりました。
2点目が入り、サロモン(=カルー)にも惜しいシュートがありました。
私はロッベンとカルーをベンチにおいて後に投入しようと思っていました。彼らは状況を変えられる選手だからです。

ところがペナルティーキックをとられました。私の位置からはすごく遠かったので、まったく見えませんでした。でもカルヴァーリョはベルバトフには「さわってない」と言っているし、どっちを信じるかと言うとカルヴァーリョの方なんでね。また一つ我々に不利な裁定があったわけですが、概してレフェリーは悪くはありませんでした。彼らはベストを尽くしたし、結果的にチェルシーが勝ったしね。

Q:最後の10分はやきもきしませんでしたか?

JM:そういう試合でしたね。チェルシーはボールを支配していたし、トッテナムの選手はもう勝負がついたと認識していました。ふつうの見方では、もうゲームは終わっていたんです。
ところが突然、PKを取られて、2-1になりました。2-1であと試合時間は10分ある。ロスタイムもあるし。ロスタイムは4分かそれ以上とられていましたけど、私は2分か3分ぐらいだと思っていましたがね。

ドーソンが上がってきてボールを放り込み、ピンチになりました。でもぜんぜん問題なかったんです。うちは空中戦を支配していましたから。ジョン・テリー、リカルド、ディディエ、バラック、ペトル・ツェフという人材でね。楽なもんでしたよ。でも熱くなったのはやむをえないことです。試合とはそういうものなんです。

Q:まだチェルシーは、今シーズン4つのトロフィーを手にすることができます(=クアドラプル **)が、今シーズンはそういった意味であなたにとって特別なシーズンですか?

JM:もうとっくに特別なシーズンですが、それは私にとってだけではありません。いつも言っていますが、私は就任1年目と2年目にリーグ戦で優勝しました。今シーズンはすでにカップを一つ持っています。(=リーグ・カップ)
もちろん今シーズンは特別なシーズンですが、ほかのシーズンに比べてすごいのはチームがさまざまな問題を抱えているにも関わらず選手たちがそのすばらしい才能を発揮したからなんです。そういう風に書かれているものも目にしますが、それはうれしいことですね、チェルシーを愛しているサッカー関係者からもそう言われるのは驚くにあたらないことです。最近ではジャンルカ・ビアリ(=チェルシーの元監督)なんかがそうですね。(大事なとこなんですがこのへんの意味合いがよくわかりません)
チェルシーの選手は一丸となって戦っています。このような状況で戦えるのはうちの選手だけです。


Q:最後にお聞きしたいのは、試合が終わった後のことなのですが、ファンが乱入して?

JM:ファンが乱入して、ランパードに向かっていったんです。ランパードが言ってましたが、男はどこからともなく現れて、かなり興奮していたようだった。警備の連中は試合中に問題がなかったものだから、ぼーっとしていた。誰かが乱入するなんて予期していなかったんです。僕らが勝利のお祝いをしていると、敵のサポーターが来て、ランパードを殴ろうとしたか殴ったかのどっちかでした。警備の人が来るまでに3,4、5人ぐらいで取り押さえたんですよ。

Q:心配でしょう? そんなことがあっていいんですか?

JM: サッカーの試合ではいろんな仕事があってみんな自分の仕事をちゃんとしなくてはなりません。警備の人間も自分の仕事をするべきだったが、試合終了の笛が吹かれた後は油断してしまった。ピッチ上は何も問題がなく、選手たちのいさかいもなかった。事態は収拾されたと思って、ちょっと油断しちゃったんだな。そしたらあの男が最初に走ってきてランプスに飛びついていったと。まあしょうがない。これもゲームの一部ではあるんでしょう。

Q:きょうの勝利、おめでとうございます。ありがとうございました。

JM:どうも。 


* … ショーンはきょうはいわゆる「ライト・ダイアモンド」で中盤としてプレーした。かなりディフェンスもしていたと思う。ポジションは自由に入れ替わって左にもいたし、かなりトップ下的なプレイもしていた。

** … The Quadruple、ちなみにマンUは98-99シーズンにトレブル(= the Treble 三冠)を達成している。さらにリーグ三連覇(98-99,99-00,00-01)も達成している。そのためモウリーニョはこの記録に並ぶか抜くことを多分目標としている。しかもこのトレブルはCL,FA、リーグというレベルの高い三冠だった。


まだ続く。

not completed






HOME


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




FA Cup





暴漢ピッチに乱入

Fabregas Fears For Players
SKYにUPされたVideoの中で、セスク・ファブレガスがサポーターの選手に対する暴力への恐怖を語っています。イングランドではこんなこと今までなかったと。
その中にランパードが暴漢に殴られかかるシーンが中継とは別角度のカメラで入っています。Lamps、よくよけた!

同Videoクリップ集のジェラードのインタビューの中にはイングランド代表の練習シーンが入っています。いや~豪華やね。




not completed






HOME


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )