私達のような工務店経営者は、お施主さまを幸せにしたかを競うべきなのです。
現状では、売り手側の一方的な工法活用で上手に生活者をその気にさせて受注します。
その上で下請け、孫請けに価格競争をさせるだけでなく、メーカーや納品業者を限界まで安価にさせ、利益を得て決算書の経常利益を多くして社会的に評価されているのです。
住宅販売会社の広告宣伝は、まさに住む人が幸せになれそうな「気」を持たせます。
しかしながら結局は、様々な人々が振り回され、最後には施主と関係者、更には地球環境にまで大きなストレスを与えているのが実態となっています。
先進国には、住宅をつくる会社はあっても売るだけの会社などないそうです。
住宅販売とは、見た目や価格で勝負を行い、勝者の存在しない価格競争に明け暮れ、寿命30年と粗大ゴミとなる家を売り続けています。
幸せづくりどころか、家に断熱性能などの温熱機能が欠落しているため、エネルギーの垂れ流し状態、住む人の健康を保持できず、医療費増大にも影響を与えています。
家は売るものではありません。
家は竣工してお施主さまがお住まいになってから、一緒になって育て上げて行くものです。
年号が平成から令和に変わります。
私達の住宅産業もダイナミックな業界イノベーションが必要なのでしょう。
私達ファース・グループの面々は今日の土曜日と日曜日に公開見学会のイベントを各地で行っています。
お近くのユーザーさまはご見学ください。
写真は先般、見学会を行った群馬県前橋市の山崎建設さまが建築したファースの家です。
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