技術の進化で問われる課題…札幌市内～函館市～北斗市

スリーディープリンター（３Ｄプリンター）なるものが開発され、その３Ｄプリンターで殺傷能力を備える拳銃を造ったとして逮捕される事件がありました。
そもそもプリンターとは、平面の印刷物をコピーするコピー機の延長線上に存在します。

３Ｄプリンターとは、立体的なコピーが可能とした機械で画期的な発明と言えそうです。
この立体コピー機では、プラスチック樹脂を他方向から削りながら作り上げてゆきます。
価格は数万円から億単位の高価なもので様々な種類の３Ｄプリンターが存在するようです。

果たしてプラスチック樹脂で拳銃を造ること出来るかどうかですが、部品を一個ずつ立体成型して拵え、それを組み立てるのですが、1発か2発程度の発砲は可能だと云います。
それも数万円で購入できる安価な３Ｄプリンターで可能だと言うことです。

３Ｄプリンター開発者は、プラスチック樹脂で拳銃を造ろうと思って３Ｄプリンターを開発した訳ではないのでしょうが、汎用しだいではこのような危険なものも。
この立体プリンターは、医療において頭蓋骨や人工関節などが作ることも出来るそうです。
建築においては、まさに特殊な建造物もアッという間に作り上げることが可能だとか。

ノーベル賞は、ノーベルと言う人がダイナマイトを発明しましたが、元々岩石を砕き、道を造り、トンネルを掘ることが目的だったといいます。ノーベル（写真）はその発明で、多額の富を得ることになります。
しかし、そのダイナマイトが戦争に使用させるようになったことを思い悩んでいたそうです。そして自分の亡くなった後には平和貢献した人を褒賞するための基金として残したのが起因だと言います。

インターネットも瞬時に情報の遣り取りが可能となりました。一方ではネット犯罪と言われる負の部分も少なくありません。
拳銃を造らせないため３Ｄプリンターを開発しない、殺傷に使用されるからダイナマイトを開発しない、ネット犯罪があるからインターネットを…これでは新しい時代を造ることが出来ないのでしょう。

すべての発明品は人々が豊かになるために研究開発しています。
私達の住宅システムも常に開発スタンスが必要です。
家づくりに関わる全てが幸せになるために…さて、今日は札幌から北斗市本社に移動してきましたが明日は盛岡です。



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日々進化する住宅システム・・・札幌市内

家づくりと言う仕事は、何とも底深い仕事である。
昔は雨、風、露を防ぎ、他人の侵入を防げればおおよその役割を果たしたのでしょう。
安普請の家を造るときは「雨風を凌げればよい」と言われたものです。

昔の家は、家を暖房する、冷房するなどの概念がありませんでした。
寒い真冬は、囲炉裏端に家族が集まり、焚き火の炎を浴びて暖をとり、真夏には家中を開け放ち、通気を善くして過ごしたのでしょう。

戦後復興期には、この家づくりが住宅産業として日本経済の基幹産業に変貌して行きます。
１棟の家を造るためには、基礎、大工、左官、屋根、窓、建具、設備など数十種以上もの業種が関わります。
大きな経済波及効果を促すことになります。

住宅産業も競争原理が働き出します。見た目の良い、売り易い家が注目されます。
数十年前から新建材が使用されるようになり、挙って斬新なデザインの住宅が建築されるようになりました。
一方では、囲炉裏を囲んで暮らした時の100年以上の高寿命の家が30年ほどで叩き壊される時代になります。

それは、昔のように囲炉裏端に集まるような家族の生活習慣も変わり、冷暖房が行き届いた家づくりが普通になってきました。
新建材を使用して家づくりを行ない、冷暖房を行うと家のあちこちに様々な事象が起きるようになります。

快適な居住空間を構築するには、見た目の良さだけではなく、自然な暖かさ、自然な涼しさを安価な冷暖房費で保持され、更には家の寿命を100年単位まで延ばすことが必要です。
様々な行政指導を受け容れつつも、独自の技術開発で住む人に真の幸せをもたらす家づくりを行なわなければなりません。

今日はそのための勉強会を行ないましたが、今日の札幌会場を皮切りに、今月末まで東北、関東、関西、中国、九州と研修会を組んでいます。写真はファース本部研究開発室の4月から室長に昇格した村上一人の「次世代新省エネ基準が規制へ」プレゼンテーションです。
この後、当方から1時間の統括講話を行ないました。
受講した皆さんは、きっとススキノででも…




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オール電化住宅にする理由は…北斗市～函館市～札幌市

私自身が家中をすべて電化製品で備える全住宅を創設した昭和60年当時は、電気の需要が激減する深夜の発電余剰設備がとても大きかった時代でした。
この深夜帯電力活用することで安価に電気を使用出来る使用者側のメリットがあります。

また供給者側の電力会社も深夜帯電力の活用は、需要が減るため発電効率が悪くなります。
また余剰電力を安価で供給しても発電効率でもとがとれることになります。
つまり発電供給側と活用側の双方のメリットがフィットしたことが、電化住宅を急成長させた要因であったように思われます。

3・11以後、私達は、電力の貴重さをいっそう再認識させられました。
電化住宅は深夜帯電力一辺倒の電力活用から、一日を通じて平均して使用するような使用者側の責任も果たす時期になりました。更には、冷暖房機器のエネルギー消費効率（APF）向上のための時代へと移行して参ります。

電力は、家庭で1kwを使用する際にすでにその3倍以上ものエネルギーを消費しています。
燃料を燃やして水蒸気を作り、その力でタービンを回して発電、そして送電線で供給を。
この貴重な電気は、機器性能と家の性能、それに使用方法を合わせること、石油やガスよりも省エネで安価に使用できることができます。

エネルギー消費効率とは、1kwの電力を使用し、その何倍のエネルギーを取り出すかの技術が問われますが、その取り出した倍数のことを言います。
例えばダイキン・エアコンの「ウルサラ・７」のように「APF7.0」ということは1kwの消費電力で7kwの熱を醸し出す技術です。

エアコンなどヒートポンプは、電力コンプレッサーで冷媒圧縮して熱を取り出します。
上手に機器と家の性能、それに使用方法を加味すると10倍以上もの熱を取り出せます。
私達のファースの家も新しい技術が次々に加えられ、定期的に研修会を開催しています。

明日は札幌会場で今年度研修の初回を行うために札幌市に移動してきました。
写真は、最新バージョンのファースの家エアーフレッシュコントローラーユニットです。



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遠隔からの現場確認方法の色々…北斗市

現在は防犯カメラが街角のあちこちに設置されております。
刑事事件ドラマでは、防犯カメラの映像が証拠の決め手となる場面が多くあります。
工事用の現場カメラも様々な種類が存在しています。
まさに防犯カメラを取り付けると四六時中の現場を監視することが出来ます。

このような防犯カメラや監視カメラを設置するには、インターネットケーブルや無線ランなどの装備が必要です。
また事件ドラマのように画像再生して犯人を見出すには、膨大なメモリー装備が必要となり通常は1週間くらいで上書きされるようです。つまりは何カ月も前の画像を見る事がとても難しいのでしょう。

今日は、神奈川県から遠隔監視装置の開発企業である、株式会社クロスエリアシステムの社長、内藤茂好さん（写真）が来社されました。内藤社長が手にしているのは、工事現場の様子をメモリーする装置です。
この装置は、工事現場の仮設用電源ポールに取り付けて電源を接続するだけで、世界中の何処からでも現場の様子を見ることが出来ます。

あくまでもメモリーカメラなので防犯カメラのよう動画ではありません。
見たい時の画像の他に、指定した時間に1枚ずつ撮影してメモリー致します。
設置して電源を入れた時点で使用出来ますが、限られた情報しか入手できません。

メリットとしては、価格が廉価であり、取付が簡単です。
IDとパスワードで施工工務店や建主さんなどがスマホやパソコンから現場の様子を見ることが出来ます。
画像数が少ないため、何ヶ月間もメモリー出来るので、工事過程をプリントして建主さんにお渡しする事も出来ます。

弊社のハウジング事業部では去年から真冬のシーズンを試験運用してみました。
今日は、更に検証しつつ、一般工務店さんも活用し易いように改善提案を行いました。
このような装置は、工事現場を外から見るだけですが、出先から関係者に確認や指示などが出来て省力化にも貢献しそうです。

さて、今日は数組のお客様が来社され様々な情報交換が出来ました。明日の午後は札幌に移動となります。



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今この時間を精一杯に…網走市～女満別空港～新千歳空港～函館空港～北斗市

飛行機は滑走路を走り始め、勢いよく大空へ飛び立って行きます。
その飛行機に乗っている自分、その飛行機を見上げている自分…
羽田空港のこの飛行機は、厚い雲を蹴散らすように力強く飛び立って行きました。

航空事故は、この離陸時や着陸時のものが大半だそうです。
過去には、離陸1秒後にエンジントラブルで離陸を出来ずに墜落炎上し、多くの犠牲者が。
様々な事象が重なると、誰もが想像し得なかった事態になる場合も否定できません。

優良企業と言われた会社が、数年で破綻するケースも珍しくありません。
企業は、外部から見て常に繁盛しているように見せるのも経営者の腕だと言います。
破綻企業が健全に見られると言う事は、粉飾したバランスシート（貸借対照表）を出し続ける事になりますが、これは詐欺的行為で犯罪になる場合があります。
企業も人の身体も蝕まれながら機能劣化する場合、その過程を感触で感ずる事が出来ます。

企業も人の身体も、予兆も無く、いきなり寿命を絶ってしまう場合があるのです。
優良企業が、社員の不祥事で信頼を無くし、一気に業績不振になる場合もあります。
経営コンサルタントに言わせれば、不渡り手形を受け取るのも、社員不祥事を発生させるも経営力不足であると断じます。
人の身体も事故などで命を奪われ、脳梗塞などで再起不能になるケースもあります。
これも自己管理能力が不足だと言うのです…口で言うだけは何とでも言えるものですが。

コンサルタント、評論家、学術者と言われる人々のコメントが事あるごとにマスコミに登場します。
その多くが跡付けの理屈である事が多いように思われます。
事態が起きてからの理屈は、いくらでもくっ付ける事は可能です。
その当事者、本人の内部情況などは殆ど分かっていないのです。

明日がどうなるか、自分にも他人にも、誰にも分からない…
明日どころか、1時間後、1秒後も分らないのです。つまり、だからこそ、今、現在を悔いなく懸命に生きろと言う事なのでしょう。
それも自分自身が納得できる生き方が出来るため我々は、関わる人々に感謝しながら日々、学び続ける必要がありそうです。

さて、初夏の東京に出てから、まだ残雪が多い道東に行き、先ほど帰社したところです。
冷たい霧雨が降る網走でしたが、飛行機を乗り継いで帰社した北斗市はご覧のような晴天で、春の風が社旗を揺すり、その向こうの函館山の姿もご機嫌良さそうに佇んで見えます。



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本部丸儲けの住宅フランチャイズか…東京都内～羽田空港～女満別空港～網走市

数多の住宅フランチャイズ本部が存在しています。
地域工務店に対して色々な情報を与え、ハウスメーカーに対抗できるようにさせようとするのが存在理由のようです。

ハウスメーカーは、たくさんのスタッフを抱え、色々なポジションで豊富な情報を収集し、すぐさま分析して顧客ニーズに対応するような態勢を整えています。
地域の小さな工務店は、限られた陣容でしか対応できないため遅れをとりそうです。

そこで「1人で年間10棟受注できます」などのキャッチコピーに工務店は惑わされます。
孤独感を持った工務店経営者には、住宅フランチャイズの「受注出来る」のコピーが気になり、高い加盟金を支払って加盟いたします。しかし、どんなフランチャイズでも加盟しただけで受注が実現するわけではありません。

また何処のフランチャイズにも属さず、堅実な受注をしている工務店も存在します。
成功している工務店は、独自の信念や拘りがあり、顧客対応が敏速で施工管理も綺麗です。
独立独歩と云えども、相応の情報収集と勉強を欠かすことなく努力をしているのです。

私達ファース本部もフランチャイズ方式で全国展開を行っております。
フランチャイズ展開は、私達も含め、加盟金と月会費を頂戴することになります。
当然ながら、それ相応の対価を提供しなければ、短期間のうちに加盟店は離れて行く事に。

私達は、地域工務店が単独で達成できないハード的な研究開発を行っています。
ガラスの性能、断熱材の性能、施工方法、ヒートポンプ手法などは、大手メーカー、電力会社、公的研究機関などと連携しなければ為し得ない技術です。

特許申請数は100件近くになりました。加えて公的な技術の評定や認定交付も10件程度にも及びます。現在は寒冷地でも天井裏に設置したエアコンで輻射冷暖房を行う事が出来て、建築費や光熱費を大幅に削減できます。フランチャイズ加盟の料金を支払って余りある受益があるようにしなければなりません。本部も闘い続けているのです。

今日は、気温24℃の東京から冷たい小雨降る道東の網走にやって来て、オホーツクFAS会の21回目の総会で基調講演を行う機会がありました。地域ファース会の発足第1号がこのオホーツクFAS会でした。写真は講話の後に仲間の工務店経営者さんと撮ったものです。



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これで良いのか日本経済は…東京都内

宿泊しているホテルのロビーには、中国語や韓国語が渦巻いています。
中国と韓国とは、政府間協議が大きな課題を抱えており、中国や韓国を訪問する日本人が極端に減っているようです。
あれだけ日本バッシングを行っているのを聴いたら多くの日本人は、中国や韓国には行きたくなくなるのでしょう。

今日は仕事の関係で東京都内、浅草の浅草寺（写真）に行く機会がありました。
あの両側に売店が軒を並べる名所の仲店も、その大半が中国人と韓国人です。
特に中国人のチャイナ言葉が圧倒的に多いようです。

富士山や北海道などの名所にも中国人が押し掛けております。
中国は空前のバブル景気だとも云われます。
お金を持った中国人が挙って日本にやってきます。
そしてその中国人の落とす資金で日本経済は成り立っているとしたら…

どうみてもシャドウーバンキングとやらの投資で膨らんだ建造物の建設ラッシュは、いわゆるバブルそのモノに見えてしまします。
あのバブルが弾けたら、心情的なことより日本経済は大打撃を受けそうな気も致します。

外国人の観光客が来てくれるのは大いに結構で嬉しいことです。
しかし、コリアンとチャイナだけに偏ってしまっては、とてもリスキーな気が致します。
外国人とは金髪とか青い目の人々だと思っていたのですが…

いつの頃からは、日本人と見た目の殆ど変わらない外国人ばかりです。
日本経済の在り方を真摯に思慮する必要が在りそうです。
さて今日は浅草や御徒町、日本橋、そして最後は銀座へとはしごして、今しがたホテルに戻ったところです。明日は一気に道東オホーツクの仲間達に会いに行きます。



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財界の総元締め経団連…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

一般に「経団連」と呼ばれる組織の正式名称は、「一般社団法人日本経済団体連合会」です。
あまりにも長いので経団連と短く言い切っているのでしょう。
この経団連は、東証第一部上場企業を中心に構成されている団体だそうです。

同じような経済団体に日本商工会議所、公益社団法人経済同友会があり、経済三団体と云われています。その中でもこの経団連は、日本経済を牽引する有力企業で構成してため、その活動が社会に大きく影響を与えると云われております。

政界との繋がりも深く、時の政権運営にも大きな影響を与える組織のようです。
労使交渉などでは、雇用する側の代表としてクローズアップされることが多いようです。
経団連は日本の経済対策に対する財界からの提言を行う事を目的として結成され、労働問題を大企業の経営者の立場から健全な労使関係を哲学としていたと云われます。

経団連の会長は、我国の中核企業のリーダーから選出されるため、財界の総理とも云われます。政府と一体となって外交経済活動などを展開することもあり、場合によって大臣並みの身辺警護SPがつくこともあるようです。

今日はその経団連会館で開催した、健康・省エネ住宅国民会議のシンポジューム（写真）に参加してきました。
人の健康は住宅の温熱環境と大きな関わりが在ることがしだいに証明されつつあります。
これは、まさに我国の経済活動とも大きな関わりを持つことになるのでしょう。

さて、櫻の花吹雪が舞い散る北海道から東京にきましたが、濃い緑が印象的です。
少しばかり汗ばむような陽気でした。明日、もう一日東京都内で過ごします。



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ハードなくなしてソフト生かせず…函館市～北斗市

韓国の船舶沈没事件は、連日のように呆れた実態が報道されています。
そもそも日本だったら、あのような船は、運航させることなど出来なかったのだろう。
万一、事故に遭遇したとしても、一般乗客の避難優先の対処が取られたはずです。
韓国は、ハード面で高度なレベルを持っていると言われますがソフト面での遅れが。

人の行うことですから、ミスや失敗はつきものですが、そのリスクを最小限にするためには、先ずは技術的な開発を行い、その確立した技術は、相応のソフトで運用します。
それは、船舶、鉄道、飛行機などの運行だけではなく、私達の住宅にも共通しているようです。

家づくりは、地震や台風、降雪、地震などの自然の猛威への対応力を備え、次に省エネで快適性を保ち、更には長持ちするための技術的な事項が担保されていなければなりません。
まさにハード面の裏付けは、絶対要件となるのでしょう。

ハードが確立していれば、快適に住まうためのソフトが生きてきます。
どんなに上手に住もうとしても、家に確たるハードが備わっていなければ、住む人の知恵も、建築した人の誠実さ、いわゆるソフトを活かすことは出来ません。

口ではどんなに省エネ、健康、快適、高寿命などと云ってみたところで、そのためのハードが確立しているかどうかです。ハードなくなしてソフト生かせずと言い切れるでしょう。

韓国の船舶事故は、本当に哀しい事件でした。
亡くなった方々には慎んで哀悼の意を…
船舶関係者の中には、自らの命を犠牲にして乗船客を救おうとした船員もいた情報もあります。
忌まわしい事件は、ハード的な課題とソフトを活かせない仕組みが合間っていたようです。

さて、GWも今日は最終日です。
函館市五稜郭公園の桜は、春の強風に花吹雪が舞い、地べたには桜の絨毯か敷き詰められたようにピンクに染まっておりました。（写真）
明日からハード日程が始まります。明日の午後からは早速、東京出張になります。



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みどりの日の名の由来

今日はみどりの日です。
「みどりの日」の名前の由来は、小渕恵三官房長官（当時）の私的諮問機関である皇位継承に伴う国民の祝日に関する法律改正に関する懇談会において起案されたと言います。
「昭和天皇は植物に造詣が深く、自然をこよなく愛したことから『緑』にちなんだ名がふさわしい」という主旨の意見が多数を占めたからであるとされている。
他の意見には「科学の日」などがあったとされ、いずれにしても4月29日が休日となるゆえんとなった昭和天皇の博識であった面にちなんだ名前から選ばれたようです。



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今日は憲法記念日…北斗市

テレビも新聞も今日は憲法記念日に関する報道が多いようです。
我国の日本国憲法は、三つの軸で成り立っているようです。

1・国を治めるのは国民である「国民主権」の原則。
2・いつまでも人間らしく暮らせる権利を保障する「基本的人権の尊重」の原則。
3・世界平和を保持するため武力を用いずに解決する「平和主義」の原則。
この平和主義に基づく「戦争放棄」の憲法9条がいつも議論の中心になっていそうです。

あの忌まわしい大戦の記録を見聞きするたびに、絶対に戦争を避けなければなりません。
然るに戦争にしないため軍隊を持たない。戦争にしないため抑止力が必要だと。
現在の自衛隊が軍隊であれば憲法違反となります。
戦車、機関銃、戦闘機などが装備された自衛隊を軍隊ではないとする方に無理かも。

憲法論議は、護憲派、改憲派、加憲派など様々な主張があります。
時代の潮流を何処まで見定めれば良いのか、これは、国民全体での正しい判断が出来るような議論を行えるような環境整備を構築することが先決のように思われます。

写真はネット画像から…
花曇りの穏やかな憲法記念日ですが、先ほどから小雨になってきました。
しかし、しだいに晴上り明日は絶好の花見日和となりそうです。



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田舎が在って大都会がある…函館市～北斗市

ホームレスは田舎に存在いたしません。
南国の田舎で山に入れば年中、食べられる野菜や木の実などの食べ物があり、穏やかな自然環境があります。しかし、そのような田舎にホームレスが何故生きられないのか…
それはおそらく、人間ジャングルで身を隠す事が出来ないからでしょう。

人間ジャングルとは大勢の人々の生活環境の影に隠れる事が充分に出来るからです。
田舎には樹木のジャングルは存在しても人間ジャングルが存在しません。
何もしないで他人の廃棄した食べ物を漁る姿を曝すと、田舎に住む人から嫌悪されます。

大都会の人間ジャングルでは、ホームレスが暮らせるだけのパワーの他に、生活の工夫や知恵などの様々な可能性を生み出す土壌でもあります。
のんびりと穏やかな田舎の生活で、パワフルな活力や厳しい業界を引っ張る知恵などは発生し難いのではないか…

そうは言ってもその人間ジャングルを構成している人々もまた、何らかの形で田舎が存在しているのではないか…誰もが持てる心の故郷で生気を養い、都会で成就させるような感性を持ち合わせる必要がありそうです。

大都会での生活は、学歴や職歴の過去を問わず、将来のどのような夢やビジョンを持とうが関係なく、その存在が周辺にどのような貢献がされているかが問われているようです。大都会の方々の全員がそのような無機質な感覚で生活をしているのか…

「宵越しの金は持たね！」江戸っ子の生粋は誰もが知るところです。
東京には義理人情を地でゆくような人々が今でもたくさん住んでおります。
大都会が無機質化したのは、今の自分だけの都合でも生活が出来るからでしょう。

しかし、誰にも心の故郷が存在するようです。土地や場所でなくとも心の中に存在する人と云う故郷が…その田舎があるから大都会が…
さて、函館などの道南は、この週末から連休中に櫻が満開になります。道南を心の故郷にしては如何でしょうか。当方も4連休となります。



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愛（ラブ）の反対語はエゴ…北斗市

愛情の反対語は憎悪と言うことになるのでしょう。
愛情の「情」を取って「愛」だけになると少し意味合いが異なるようです。
愛の反対語は「エゴ」つまり自己中心主義者（自己中）と言うことになるようです。

自分が中心に地球が回り、自分だけの都合しか思考できない、いわゆる自己中の人が行き着く先は不幸しかないようです。自分ひとりだけで人生が成り立つはずはありません。

手元にある茶碗に盛られたご飯が、私達の口に入るまでの過程を思考してみますと、農家の方が田圃を耕すには、トラクターを用い、トラクターの造る人にはタイヤ、ハンドル、エンジンなどや燃料も。
出来たコメを精米して袋に詰める人、販売店に運ぶ人、売る人、米を炊く炊飯器、ガスや電気を送る人…途方もない多くの人々が関わっています。

自分ひとりだけ出来る事などは極めて限られるのでしょう。
関わる人々の立場になることが出来て、その痛みや悩みを分かち合えることが愛なのかも。
家族を愛す、国を愛す、会社を愛す…
その立場になって痛みが解ることは、人さまに尊敬され、大切にされることでしょう。
つまり「愛」があればきっと幸せになれるのかも知れません。

家庭裁判所での調停業務にあたっていても、相手方を罵る自分に気付いたときは、一気に解決に向かうものです。
自分に関わる人を労わろう、痛みを知ろうと思っていると不幸な出来事が避けて通り抜けして行きそうです。

今日は、ある工務店が建てた家の不具合対応で怒り心頭のユーザーさんに、少しは現場で苦労している作業員の立場を知って戴きたいと幾つかの項目を提示してあげました。
思い当たる項目があったようで、直ぐに穏やかな遣りとりになったようです。
感情的になっているときは、愛を忘れ、自己中（エゴ）になっているのかも…

さて、今日から5月です。荒れ模様の予報が外れ、写真の社旗ですがどんよりとしながらも無風で穏やかな5月スタートとなりました。



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