豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家の断熱性能と疾患率…北斗市

2014-12-26 15:16:16 | ファース本部
イギリスの年次報告書によると、冬場に室温が5℃以下の場合は、低体温症を発症するリスクが極めて高くなるとしています。
9℃~12℃では低体温症にならないものの、心疾患や脳疾患率が極めて高くなるとしてあります。許容温度は18℃以上で推奨温度は21℃だとしております。

日本でも高齢者疾患率が急激に高くなり、医療費負担が年々多くなる状態にあります。
そのため国土交通省は断熱リフォームに補助金を出し、その代わりに工事前と工事後の血圧などを測定する健康調査「スマートウェルネス住宅等推進事業」を始めました。

一定基準の省エネ性能にすることでリフォーム費用の半分に補助金を出す制度です。
このような国の動きに各自治体も、医療費削減のために様々な対応策を検討するようになりました。リフォームと言っても100万円~200万円も費用が掛かる場合もあります。

温かくして快適に過ごし、その上で心筋梗塞や脳卒中を疾病し、後遺症を抱えて苦しみ、家族などに負担を掛けることを考えれば、決して高い失費ではなさそうです。
私達ファース・グループは、平成元年から家屋内の何処も21℃以上に24時間保持出来るような温熱性能に特化した家づくりを行ってきました。

私達が温熱性能に特化することを目指したのは、いわゆる省エネ住宅を構築する事でした。
昭和56年に省エネ基準が示されましたが、そのころから断熱性能の良い家づくりの研究を始めました。昭和60年に省エネ基準を上回る家の仕組みを作り上げました。
平成元年からは、5年後に義務化される2020年仕様のファースの家をフランチャイズ方式で全国展開を行なってきました。

当時は、スペックオーバーだとか、道楽住宅だとかと散々なバッシングでしたが、私達の常識に、ようや世間の常識が追い付いてきたように思われます。
世間の常識が追い付いてきたら、更に10年先の常識を目指して研究開発を行って行きます。

写真はゲストハウスのコントローラーですが外気温⁻5℃、室温19℃ですが、普段は人の居ない空間なのですが少しばかり低い設定です。
さて、今日はファース本部の仕事納めでした。これからユーザー訪問に出掛けます。

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