継続的な鍛錬と環境が…北斗市・ファース本部

継続的な鍛錬と環境が…北斗市・ファース本部
我々の研究開発も繰り返して実験を行いながら、目的にしたモノづくりに近づいてゆきます。
失敗から学ぶことの方が多いように感じます。
それでもチャレンジするときは、失敗して学ぼうなどとは思ったことなどありません。

持ったものが、短期間に形になるに越したことはありません。
それでもとんとん拍子に無かったものが出来てしまうと、不具合が生じたときの対応策が整っていないため右往左往する場合があります。

写真は上磯中学校で部活動を行うために登校する生徒です。
北斗市立上磯中学校は、合唱部や吹奏楽部が地区大会を制して北海道大会に駒を進め、そこで金賞を授賞して全国大会出場を果たしました。
更にはその全国大会も金賞を授賞しています。
吹奏楽部は、それも6年連続の全国大会での金賞の授賞です。

上磯中学校吹奏楽俱楽部の顧問教師、中條敦也先生は、音楽の先生でなく数学の先生です。
中学の数学となると、私達の温熱計算にでるような「Σ」や「λ」などの計算式です。
先般は校長先生に案内して頂き、中條先生の数学授業を参観してきました。

聴く人の殆どを魅了させる上磯中学校吹奏楽俱楽部の演奏は、単に音楽を奏でるだけでなく、演奏する奏者の「気持ちや心」が音となって伝わって来る気がします。
毎年三分の一の生徒が卒業と新入で替わりますが、それも全国大会での連続金賞です。
中條先生の音楽には、「Σ」「λ」など数学的な面白さを分かり易く伝える工夫を施しているのかも知れません。

そのモードになるまでは、楽しみながら幾度なく試行錯誤を繰り返したのだと思われます。
北斗市には総合文化会館にコンサート会場があり、その場で練習を行うことも出来ます。
継続的な鍛錬と環境が、成すものを成させる要因ともなっていそうです。

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