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結局は考え方

2008-08-22 09:41:58 | Weblog
神戸三宮 経営管理労務事務所
所長 社会保険労務士 小河美里 (登録番号第28080030号)
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日本がソフトボールで金を取りました。
ずっとアメリカに阻まれていた金を取るまでの苦労や努力や執念は散々テレビで報道されている通りです。

よく、試験の前にこのような快挙が報じられると、力を貰った、これで自分もがんばれるという話を聞きますが、そのようなことがあるのでしょうか。

確かに、上野選手まででなくても、真剣に合格と向き合って、正に死ぬほどの努力をしてきた人には、勇気を与えるでしょう。
しかし、もうこれ以上できないというほどの努力をしてこなかった人には、逆に現実の厳しさを思い知らせるだけで、勇気がもらえるとは到底思えません。

社労士の試験は、多くの方が合格しますし、毎年チャンスのある試験ですので、まさか上野選手ほど努力をする方はおられないでしょうが、自分自身の限界に挑戦して今回の試験にかけてきた人にとっては、「努力は報われるのだ。」という意味で力をもらえるでしょう。

程度は違っても真剣に何かに取り組んだことのない人には、上野選手の喜びは1000億分の1も感じられないはずです。
ただ、すごいと思うだけですね。
或いは、オリンピックの時だけなぜか感じるナショナリズムで何だか嬉しくなるだけのことです。

さて、そんな当たり前の話はともかくとして、上野選手に関して、やはりそのように考えるんだと思ったことがあります。
4年と1年の違いはありますが、社労士試験もその年のその日、一発勝負です。
その本番の時に必要なものは一つだけです。
合格レベルに至るまで勉強するというのは当たり前のことですから、ここでは述べません。
私の言いたいことは、一発勝負の時の考え方です。

以下は、藤野智成という方が書いた、記事の抜粋です。

決勝も苦難続きだった。不運な内野安打に走者を背負い、雨による中断で肩も冷えた。上野の精神力を示す言葉がある。「どんな状況に立たされるか考えて悩むより、何かが起きたときにどう対応できるかを大切にしている」。この日の95球を含め、2日間で413球を投げ抜いた。

先日も書きましたが、どんな状況になるかばかり考えて、肝心なことをやらない方がおられます。そんなことは考えてもしょうがないのです。
本番では、必ず何か予想外のことが起きるので、その時に自分はどう対応できるのかを大切にするしかないのです。
具体的に申し上げれば、落ち着いて、自分には何が出来るのかを冷静に考えるしかないのです。そして、ベストと思えることをやり切るしかありません。
相対評価の社労士試験でいちいち動揺していたら、相手の思う壺です。
資格試験とはそのようなところがあります。
わざと動揺させるのです。

しかし、イレギュラーなことなどたかが知れています。
比較的点数が取りやすいと思っていた科目のレベルが急に難しくなっているとか、見たこともないような形式の問題が出されるとか、その程度のことです。
試験科目にはなかった、憲法や民法の問題が出されるというようなことは絶対にありません。
試験科目にはあるけれども、これまで出たことのないジャンルから出題されるということはいくらでもあることですの、想定外とは言えないでしょう。

いずれにしても、一見、全く解けないように見せかけておいて、実は、視点を変えれば解けるという問題が一番良問と言われることがあるので、出題者側がそれを狙ってくることがあります。
したがって、ぎょっとしたら、冷静に出題者の出題意図を考えてみればいいのです。

今後、世の中で話題になるジャンルなので出題しているのか、現場での対応力を見るために出題しているのか、いずれにしても、国家試験ですので、意味もないことが出題されるということは絶対にありません。

結果として、悪問だったと後から批判される問題は確かにありますが、とにかく、「意図」があるのです。
そして、冷静に考えても、自分には全くのお手上げという結論に至れば、「えいやー」で答えを選べばいいのです。
社労士試験は全問正解を求めていません。
司法書士のように8割を求められるとかなりきついですが、択一の目安は45点です。
問題が比較的簡単でも、46点を取れば、ほぼ合格すると言っていいでしょう。
全くできない問題は、逆に確実に間違えるという要素がありませんので、その意味では正解率は高くなるのです。

曖昧な知識やひっかけで、確実に間違えるように仕組んである問題の方が怖いのです。
罠にかかったら、必ず間違えるからです。

そんな風に考えて、本試験に挑んで頂ければと思います。

やることをやって、当日パニックにならなければ合格できます。

-つづく-

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みぃたんの「ちゃんと社労士やってます!」 ※’08.8.22更新

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<社会保険労務士試験>

非常に人気が高くなって、ますます難しくなっています。特定社会保険労務士の制度ができて、社会保険労務士も労働関係の裁判外紛争解決制度における「代理人」になることができるようになったからです。紛争代理人になることができるのは、これまで弁護士だけでしたが、その独占的な業務を社会保険労務士も扱えるようになったのです。個人的には、今後、憲法と民法が受験科目に加えられるのではと考えています。実際に、特定社会保険労務士の研修には、この2科目が加えられています。労働法は、この二つの法が基礎にありますし、知らないと実務ができないからです。

社会保険労務士の仕事の魅力や将来性については、本業のブログで詳しく書かせて頂いていますので、ご興味のある方は以下をご覧下さい。

「社会保険労務士のお仕事」

「なぜ社会保険労務士なのか」

「社会保険労務士としての独立はずっと先のことだと思っていました」

「サービス残業代が社会保険労務士としての独立のきっかけ」

「社会保険労務士として困っている人の力になりたい!」

「サービス残業などの労働問題は労働者だけが悪いのでしょうか?」

「社会保険労務士も法律家としてのバランス感覚が大切」

「社会保険労務士としての方向性」

「社会保険労務士も弁護士のような二つの顔を持つ」

「社会保険労務士の資格は営業ツール?!」

「サムライ業-社会保険労務士-のチャンス」

「社会保険労務士もお金がなければ・・・・・」

さて、このように社会保険労務士の将来性が高まったために、難化の一途をたどる社会保険労務士試験ですが、決して、昔の旧司法試験のように、5年も10年もかかって勉強する試験ではありません。基本的な勉強方法を間違えなければ、働きながらでも1年で一発合格できます。

ただ、初めて法律関係の資格試験を勉強される方にとっては、導入部分がとても難しいと思います。
特に独学だと、本屋でテキストを購入しても、10ページも勉強しないうちに、やめてしまう方が多いようです。
また、働きながらだと、何十万円もの予備校の費用を支払ったにも関わらず、すぐに通わなくなってしまったという話をよくお聞きします。

このように、独学は、「費用がほとんどかからない」「最大限に時間を有効的に使える」という点でメリットがありますが、「勉強を始めるのが難しい」「勉強が続かない」「分からないところがある時に質問ができない」「分からないところだらけで勉強するのが嫌になってしまう」といったデメリットがあります。

逆に、予備校への通学の場合は、「勉強を始める場合に入りやすい」「間接的に強制されるので勉強が続きやすい」「受験仲間が出来る」「多くの受験情報が得られる」というメリットがありますが、「何十万円という費用がかかる」「通学や講義を聴く時間がもったいない」「勉強熱心ではないグループに入ると結局傷の舐め合いで終わってしまって逆効果になる」というデメリットがあります。

しかし、独学と通学のデメリットは、インターネット家庭教師の個人レッスンを利用すればほとんど解消できます。さらに、独学と通学のメリットの全てを得ることができます。

すなわち、「自宅で勉強できるため最大限に時間を有効に使える」「勉強を始める場合に入りやすい」「勉強が続きやすい」「受験仲間ではありませんが実務家である合格者から適切な指導を受けられる」「勉強を続けるメンタリティーの維持もフォローしてもらえる」「いつでも自分が好きな時に質問ができる」というメリットがあるだけではなく、個人個人の状況や勉強環境や費用負担の余裕に合わせて、あなただけの合格までの受験プランを組むことができるのです。

しかも、個人レッスンにかかる費用は月謝制(厳密には4週間毎の更新で税込み1万円)になっており、いつからでも始められますし、独学が可能になれば、いつでもやめることができます。また、いつでも再開することができます。
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従って、全くの初学者の方から、働きながらの勉強で苦戦されておられる方まで、全ての受験生の方にきめ細かく対応させて頂けます。