斜里町立朝日小学校 ブログ

子どもの「いきいき」「のびのび」を伝えます

意見の主張

2016-02-14 | 出来事・お知らせ
日本人は自分の考えを他人に伝えることが苦手な国民と言われます。これからの国際社会、グローバルな社会と言いますけど、国境があって国境がない国際社会では、共に助け合う、自他の価値を認め合うってとっても大事です。世界の平和と安全を願わない人はいないわけで、気象、食料、人口、資源等地球環境について皆が考え人類の共存が求められています。学校では、他人の考えをしっかり受容し、しっかり聞いて、自分の考えを持ったり、深めたり、話し合ったりする能力を身に付けさせていくこととなりますが、独りよがりの意見では、周りの人々は聞いてくれません。学校でも、家庭でも、子供の権利を尊重し、子供の気持ちを大事にして、子供の考えを導いていってほしいと思います。大人の価値観の押しつけは子供たちは嫌います。建前上、子供たちは賢いですから、親や教師の言ったことを聞くことに努力していても、心の中で、背中を向け、心を開いていない場合があります。子供たちの内面の気持ちをしっかりと受け止めてあげてほしいと思っています。「教えたい」よりも、「子供自らの考えを持てるようにしたい」子供たちが自らの考えを持つことができるようなヒント、環境、アドバイスを出してあげてほしいと思います。いかがでしょうか。

町内の小学生、中学生、高校生の代表たちが、自分の考えを発表し合いました。