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授業で役立つ指導の技術-27-

2018-09-22 05:15:06 | 授業で役立つ技術と考え方
D 考えさせ、確認する技術

「この問題わかる人」「は~い」「はい、○○さん」「□□です」「はい、よろしい」

この授業には大きな問題がある。

全員が考えたのか、理解したのかどうかがわからないからである。


評価システムが目標準拠評価になり、教師は誰がわかって、誰がわからないかを類別できなくてはならない。
しかし、この方法では、誰がわからないのかがわからない。

教師は、考えさせ、だれがわからないのかを判別することが重要な仕事なのである。

《子どもの考えを「みえる化」する》

理解度を確認する「評価」は教師の大切な仕事。

誰ができて誰ができないのか、誰がわかって誰がわからないのかを把握しながら授業しなくてはならない。

しかし、現実にやっていない教師が多い。

「後でノートでチェックします」は、わからない子をその時間内に救っていないことになる。
そのためには、子どもの考えを見えるようにしなくてはならない。

例1 ×「ニュージーランドを地図で探しましょう」

   ○「ニュージーランドに右手の人差し指を置きなさい」

→ 一目でチェックできる。わからない子には「周りの子を見てごらん」でよい。


例2 ×「料という時を、書き順に気をつけてノートに書きましょう」

   ○「料という字を、数字を唱えながら空書きしてみましょう。せーの、いち」

 → これも、書き順が違う子はすぐにわかる。本人も気づく。


例3 ×「著者が最も言いたかった文を探しましょう」

   ○「著者が最も言いたかった文を探します。…せーのでその文の上に鉛筆を置きます。準備して。せーのっ、ハイ!」

→ 全員が参加し、その考えをチェックできる。


例4 ×「この計算の答えは53です。できた人手を挙げて!はいよろしい。」

   ○「計算してできた1の位の数を指で出します。せーのっハイ!」

→ 正解者と、誤答のパターンを一度で把握することができる。


こうした動作化は集中化の技術の一つでもある。

さらに体で学ぶとより定着しやすい。

動きのある授業は子どもを夢中にさせる。
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