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授業で役立つ指導の技術-53-

2024-02-22 05:15:35 | 全員参加型授業の指導技術
《 指示は具体的に(体の動き、目・耳でわかるように)》
 
指示は具体的にするべきである。体の動き、視覚・聴覚でわかるものがよい。
 
○ 「前を向きなさい」
  →「おへそを先生に向けなさい」;体の動きが明確である。
 
○ 「食器はていねいに返しなさい」
  →「食器は音が出ないように置きなさい」;個々に聴覚で判断できる
 
○ 合唱で「のどを開けましょう」
  →「あくびをするときにアーと声を出しましょう」「声の質が変わりました。それをのどが開いたと言います」;体の動きを具体的に説明する。
 
○ 「手はしっかり挙げましょう」
  →「指先が天井に刺さるように上げましょう」「肩で耳の穴をさわりましょう」
 
○ 「話を3つします」
  →「話を3つします。指を折りながら聞きましょう」
 
○ 「背筋を伸ばしましょう」
  →「自分の背が一番高くなるように立ってごらんなさい」
 
できたらすかさずほめる。そこで子どもは学習する。
 
「すぐにまねする子もえらいよ」これで他に伝わる。
 
具体的な指示ができる教師は、子どもの姿が見えている。評価しているのである。
 
 

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