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哲学入門58 レヴィストロース 構造主義

2019-03-17 05:05:21 | 哲学の窓
白坂慎太郎先生の哲学入門

第58回、レヴィストロース 構造主義  です。
 ここから https://www.youtube.com/watch?v=8czdWAEj6sM

レヴィストロース(1908年 - 2009年)は、フランスの人類学者で20世紀最高の思想家の一人です。ベルギーのブリュッセルに生まれる。両親ともアルザス出身のユダヤ人で、パリ大学で法学,哲学を学ぶ。
1930年にブラジルにわたり、サンパウロ大学で教えるかたわら、ブラジルのインディオの人類学的実態調査を契機として文化人類学に取り組みます。


構造主義は、おもにフランスにおいて、現代科学の多くの分野に共通する思想運動の一般的傾向です。
人文現象を全体的、有機的な構造との関連でとらえ、かつ模型 (モデル) を援用してこの構造の解明を目指し、歴史的、時間的な経過を記述するよりも、それらの生起を可能ならしめる構造もしくはシステムの分析を重んじました。

その立ち位置を確認してみましょう。


1960年以降、構造主義が広がり広がりました。
カタカナを使うなら「システム」です。
心の内面ではなく、枠組みを研究対象としました。

カントは内面だけでしたが、ヘーゲルは外枠を対象に広げました。

構造主義は、主体性の絶対視や、西欧の理性を基準にして異文化を野蛮視する傾向を批判しました。


レヴィストロースは構造人類学をうち立て、サルトルの実存主義を批判しました。

彼は


そして




表面的には異質でも、
文明人の思考と野生の思考には、共通の構造が見られるとしました。

むしろ、自然破壊する文明の方が野蛮であり、未開の地域は自然と共生しているので、学ぶべき態度があるとしました。

ただ、この未開に学ぶという態度も、西洋中心主義の表れかもしれません。

この点で、構造主義も批判されているのです。

同じフランスの哲学者


第二次世界大戦後は、実存主義 → 構造主義 → ポスト構造主義 と西欧では移っていったのです。



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