拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 ヴァイオリン・ピアノ コンサート

2011年08月06日 | 瑞西考
 あるコンサートから帰ってきたばかり。 ローザンヌ・コンセルヴァトアール主催による
 3組のヴァイオリン、ピアノ演奏。何だかよくわからないがマスタークラスで最も優秀な3組の
 演奏とのこと。
 ボクは どちらかというと演歌を聞いて育ったので クラシック音楽を音楽会場で聴くというのは
 わりと 拷問に耐える覚悟を持ってのぞまなければならないのだ・・・。

 2組目を なんとかしのぎ、休憩をはさんで 
 3組目は日本人の女性ヴァイオリニスト、日本人男性ピアノとのことで、期待と不安をもって構えた。

 (ガブリエル・ファール作曲 ヴァイオリン、ピアノソナタNo、1)の彼等の演奏は素晴らしかった。
 ズブズブの素人のボクに 褒められても嬉しくもなんともないだろうが、とにかくボクは感動した。

 オブシ・ケイタさんのピアノは素晴らしい。 彼の風貌から は想像できない(失礼)繊細かつ
 力強い演奏。 その横で集中する者が持つ美しさを 存分に発揮した オイケ・アミさん。
 まさに琴線に触れる演奏で フラボー!!の声があちこちから 上がった。

 ボクは彼等の演奏を聞いて わかった。 いい音楽は 雑念を払って、音楽、演奏家そして
 聴く者が 自然に一体化するということを。

 コンサートが終り、ホールに出ると オイケ・アミさんが いらした。 ボクは無類の恥ずかしがり屋で
 ニコルに肩を押されて やっと云うことができた。 「素晴らしかったです。写真一枚いいですか?」

                 

 


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