拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 一撮流プチ総括『都知事選』完結編

2014年02月16日 | マトリックス・J
  このテーマから早く脱却したいのでサッサと総括を完結したいと思う・・・が、結構様々な要素が複雑に絡みながら進行していたので、とても簡単に
  問屋が卸さない処を なんとかゴマ化してみたいと思う。

  この都知事選のほとんど直前に 『秘密保護法』が強行採決され、安倍政権によって民主主義がないがしろにされる・・・という危機感が大きく
  膨れ上がった中で突然降って湧いたように『都知事選』が行われることになる・・・という背景があった。

  都知事選以前は 反安倍政権の象徴として まとまっていた『脱原発派』が 細川・小泉の元首相コンビが告示ギリギリに立候補したことで
  『脱原発派』は 宇都宮陣営 と 細川陣営 とに大きく分断する・・・というか ・・・された というか ドラマチックに 見事に分断した。

  最終的に 反安倍政権 対 親安倍政権 的『都知事選』であったと思うが、
  その中でどんどん軍国主義化する安倍政権に 危機感を強く持つ『脱原発派』の人達は その対抗馬として強力なインパクトのある細川陣営を支持し始め、
  同じ反安倍政権であっても 実生活面で様々な問題に すでに苦しんでいる人々、不安を持っている人々に焦点を当てた政策に共感した人達は
  宇都宮陣営を支持した。

  沢山の有名人、有識者たちが 細川・小泉コンビを支持し始めた時 まだ誰を支持するか決めていない大衆は 戸惑ったことだろう。
  前にも書いたがボク自身も『迷った』。
  選挙運動が半ばになる頃 宇都宮氏が訴える政策+IWJなどが取材や各分野の専門家によるツイッターやブログによって 日本がいかに1%のマフィアに
  によって搾取されているか・・・ということをヒシヒシと実感した時、
  
  反・安倍政権として 対抗するためには『脱原発』は本当に『氷山の一角』的シンボルに過ぎず モグラたたきゲームの如く 原発問題だけを叩いても
  他の形でモグラがあちこちの穴から出てくる、のであるから これは宇都宮氏の訴えていることに分がある・・・とボクは判断した。

  同時に 熱狂的に迎えられている細川・小泉元首相コンビの事を 冷静に考えた時 1%のマフィアに大きく肩入れした張本人が『元首相・小泉』であることに
  気付き『あれ~・・・』!!! そこからボクは急に CIAのシナリオではないか・・・などという荒唐無稽的妄想とも言い切れない(最近は何でもありえる)
  シナリオの存在を密かに確信したりしていた。
  そこまで至ると 細川・小泉コンビの登場は 『宇都宮潰し』のために 立候補したのではないかとも 思うようになっていた。

  もちろん、細川氏の『脱原発』の思いは純粋で本物だと思う。 その点では小泉氏もそうであったから 沢山の聴衆を魅了したのだと思う。
  
  しかし、15,6回も予定された 立候補者によるテレビ討論会の 細川陣営による回避、『脱原発』以外については 全く答弁しない細川陣営の姿勢を
  見るにつけ 人のいい、世間知らずの裸の殿様は 裏世界を手引する小泉元首相に 利用されただけの 存在ではなかったか・・・というのが 
  ボク一撮の総括である。 そしてそれは見事に『舛添都知事』で実現し 最も安倍政権にとって鬱陶しい宇都宮氏は落選したのだから。

  ただ、宇都宮氏は『市民運動』という言葉を使った事が ボクには新鮮であった。それはこれからも『続くのだ・・・』ということを強く意識させた。

            

  
  
  

  

一撮流プチ総括『都知事選』その2

2014年02月15日 | マトリックス・J
  脳足りん・舌足らずの一撮流総括であることを自認した上であるが、それをせずには何かすっきりしないので、その2を書く。

  海外(ボクの場合はスイス在住)に住んでいるので、非常に限られたメディアによる情報を基に ああだこうだ思考を巡らしているわけであるが、
  今回の都知事選をめぐる動きの中で ボクにとって非常に印象に残った人に 岩上安身さんと 横川圭希さんがいる。

  3・11以降、ボクのメイン・メディアの一つが『 IWJ 』であるから岩上安身さんの人となりは、それなりにわかっているつもりであったが
  この都知事選では、それまで彼と互いに共感していたであろう有識者達と意を異にしても 彼自身は己の信じるジャーナリスト魂を『まっしぐら』に
  ブレることがなかつた事を ボクは高く評価したい。
  細川陣営支持者の何人かは 口を極めて岩上さんを批難していたが、岩上さん自身は泰然自若としていた姿が清々しく、逆にボクがそれまで一目置いていた
  論客がみすぼらしくみえたものだ。
  3・11以降、様々な問題をあらゆる角度からアプローチしていた岩上安身のジャーナリストとしての己の判断に対する自信の深さを伺わせた。


  一方、横川圭希さんは 徹底選対の裏方に徹していたが、自己のツイキャスではその舞台裏の模様を余すところ無く可視化する形で ザマミヤさんが
  言うところの『彼自身のストーリー』として 我々と『時』を共有してくれた事は 都知事選の実態に迫るうえでどれほど有意義であったかわからない。


       脳足りん 頭使った 『平和』かな : 一撮
  

  

 一撮流プチ総括『都知事選』

2014年02月11日 | マトリックス・J
  今回の都知事選に関わることで、(と言ってもネットワークを通してだけど・・・これが案外、不思議な、ワンダフルな感覚だけど)
  いろいろ学び、いろいろ考えさせられ、これからも考え続けなければならない、と 自分でも意外なほど真剣に我が日本についてあれこれ考えた。

  ボクのブログを見てわかるように、ボクは宇都宮氏を応援したが、
  細川・小泉コンビが登場し、知識人達がこぞって彼らを支持し始めた当初、ボクもそれなりに迷った。しかも、それ以前に澤藤弁護士のブログ
  『宇都宮健児君、立候補者はおやめなさい』シリーズを読んでいたものだから、かなり深く迷ったほうだろうと思う。
  それが最終的に宇都宮支持になった決め手は何であったか?というと ハッキリしたことが自分でもよくわからん?が、直感+『宇都宮氏では
  勝てない・・・』という決め付けに対する疑問(色んな意味で)と、細川・小泉コンビの圧倒的パワーがどう作用するのかという疑問があった。

  これら漠然とした疑問は、後に岩上安身さんや 映画監督の想田さんや、様々な人のツイートなどの指摘で 自分なりに納得がいった。

  常軌を逸する安倍政権に『ストップをかける』・・・というのが、最大の争点であったと思うが、そのストップのかけ方に
  細川派と宇都宮派の 二つの異なったやり方が提示され、それにこだわるあまり 油揚げを舛添氏にさらわれてしまった・・・という結末になった。

  細川氏を支持した人々の中には 宇都宮氏が支持してくれた共産党へ挨拶に行った際 『大健闘し、達成感がある・・・」云々の言葉に対して
  初めから勝つ気がなかったのでは・・・と怒りを露わにしているようだ。

  そういった事などを見聞するにつけ 宇都宮氏の真意がよく理解されていない、とボクは思うようになった。
  この不器用な人は 言葉よりも実践によって理想を実現してゆこうとしている人のようだ。

           

GNP対GNHの都知事選

2014年01月25日 | マトリックス・J
  宮本武蔵 対 佐々木小次郎 みたいだなぁ~・・・といつも思うんだが、何がって テニスの話だけど ナダル対フェデガ-のこと。
  フェデガ-の スマートさカッコよさ軽さは 燕返しの小次郎だよね。 ただ、勝負にかける執念は闘牛そのもの、緩急の使い分けは マタドール。
  昨日の オーストラリア・オープン準決勝は 残念ながらスイスのヒーローは 負けた。 しかし、明日はスイスの ホープ、バブリンカが当たる。
  バブリンカはフェデガ-とは違って 別な闘牛的タイプ・・。 じつはスイスにも闘牛がいるのだ。 


    バブリンカの健闘を祈って 写真は本当に斜面のアルプで行われた闘牛大会にて

  熱戦の火ぶたを切った東京都知事選であるが。
  この選挙は 3.11以降 日本における最も重要な 出来事の一つであると思う。 それに加えて立候補者乱立で しかも脱原発という視点では
  強力な元首相コンビが出現し それまでツイッター上で 同志的感情を抱いていた仲間も 分断しつつあったりして 面白くなってきた。(涙)

  しかし、一撮流に一刀すると この闘いは GNP(国民総生産)しか見えない新自由主義 対 GNH(国民総幸福度)を重視する庶民派ではないかな。

  脱原発だけみると、細川+小泉コンビが強力だけど、その背後の金蝿マフィアの存在こそが 諸悪の根源であるわけであるから
  その辺に 風穴をあけるには 一見地味なようで決して後にひかない頑固さがある、と思える 宇都宮健児オッサンがいいんじゃないかなぁ、と
  ボクなんか思うわけだ。 第一、人の尊厳を徹底無視するブラック企業の蔓延にストップかけられるのは 誰だ? 

  
        

  『老叫び』に動かされて

2014年01月18日 | マトリックス・J

                 

           マスコミ九条の会と日本ジャーナリスト会議(JCJ)は「秘密保護法廃止・安倍政権退陣を求める共同行動」の記者会見を1月14日、日本記者クラブで行った。
           この共同行動は、マスコミOBら62名が呼びかけ人となり、そして更なる賛同人を募り大きな運動にしていくためのものとして立ち上げられた。・・・IWJより

  この会議を代表した5人それぞれの 訴えに心を揺さぶられた。 どの人も『伊達に年を取っていない!』的な人物だけに迫力があった。

  そして最も年をとっている むのたけじ氏(99歳)の雄叫びが 最も凄かった。

  ボクはこの動画を見るまで 彼の存在を知らなかった。・・・ いや~凄い人がいたんだ~。

  どの分野の OBも 完膚なきまでに 安倍政権を批判しまくって ダイナミックだった事と、 良き日本人がここに しっかり存在している!と、勇気づけられた。

  そして、こういった催し物を 動画で配信し続けている 岩上安身さんの IWJ(インターナショナル・ウエッブ・ジャーナル)の仕事に本当に 感謝する。
  もし、この動画に感じ入った人は 是非 IWJの会員になって タイムリーなナマ情報を得ながら 彼等の活動を支えてやって下さい。

  

  

  愚直なままで!

2014年01月14日 | マトリックス・J
 政治オンチというより 政治無視だった自分が 3・11以降 特にここ1,2年 『IWJ』はじめツイッター、ブログなどを通して現政治の問題点など
  知るにいたり 自分なりに何が正しいのか、誰の言っていることが正しいのか・・・などなど『政治』を特に意識すること無く、政治に没頭している自分
  (一撮のレベルであるけど)、がここにいる。

  だから、時折自分なりの意見をツイートすることがあるが、馬鹿な事をいっているなぁ~・・・と思っている人もいるであろうと思うが、幸いな事に
  そんなことは一切気にしないで、『言いたい』と思った時は わりと勝手に指がPCや i-Phonや i-Pad のキーボードを叩いている。

  それで、都知事選だが いろいろ出てきたね。 細川、舛添、田母神、宇都宮・・・その他の立候補者
  
  特に『脱原発』を訴えて細川さんが出てきたことで 宇都宮陣営の中でも 一本化するために 宇都宮氏に辞退を薦める人も出てきたりして
  ざわついているようであるが、 何も知らないボクの意見では 細川さんと宇都宮氏では 人間性が全然違う・・・と見ているので
  宇都宮陣営では うろたえるべきではない!・・・と強く思う。

  ボクもほんのいっとき 宇都宮氏の 地味(パッとしない)な風采と話し方・・・に、これじゃ~・・・などと思ったりしましたが、
  例えば 安倍総理の 一見調子のいい大嘘つきなどを 目の当たりにしてみると 愚直なまでの飾らない(飾れない)宇都宮氏の真摯な人柄
  が どれほど得難い人物であるか、ということに気付くのである。

  彼が、パッとしない面(それが持ち味)を 支持者達が 創意工夫して盛り上げる うえに 盛り上げれば ボクは勝てるのではないかと思う。 
  昨夜は女神が微笑んだし。 
  
            
              相方が教えてくれた動画 しばし政治のことも忘れて・・・

 女神が微笑んだ夜

2014年01月12日 | マトリックス・J
  帰宅しツイッター見ていて ツイキャスという、訳の分かんない中継・ライブ物 アドレス Keiki22 を覗くと 
  横川圭希さんと 座間宮ガレイさんとが何やら喋っていた。

  ボクは17:20分頃から見始めたが(スイス時間で) どうやら都知事選、宇都宮陣営の選挙運動のやり方を巡って この二人の青年達は 
  話していて ボクもその点が 今一番気になっている事なので 真剣に聞き入ることにした。

  この二人は現在 名護市長選のために沖縄に行っていて 当地での選挙+選挙運動そのものを目の当たりにして 得るところ大のようで 
  この名護市長選の重要度を力説・・・それは都知事選にも直に通じるものである・・・というような話になって行った。

  宇都宮さんも名護に行きたいと言っていたが、彼の選対の人が『人気取り』の様であるから行かないほうが良い・・・と言った、という
  話を圭希さんが話した時、ガレイさんのテンションがガ~っと上がり 『そんな事を言う選対はアホだ!』と決めつけたのである、が

  座間宮ガレイのテンションが急上昇したのは、やはり宇都宮陣営の選挙運動に危惧を持っていたであろう 応援団長のひとりである
  女優木内みどりがコメントで参加して『でも、わたしは単なる小さな女優なのです』・・・・と書いたのを読んでからであった。

  この夜(というか、彼等にとっては朝方の3時半ぐらいであったが)・・・神々しいまでに自信過剰気味の座間宮ガレイにとって 怖いものなし。
  木内みどりに 『小さな女優って気取っている場合か!一人の人間としてどうなんだ!』の一喝・・・この一言で すべてがチェンジした事がわかった。

  ライブ画面で喋る男二人と コメントで対応する女・・・そしてそれを見ている 我ら約300人・・・・あああ~ ドラマだなぁ~。

  しかも 木内みどりさん この一喝で 『名護行き』を決心したのだ。『明日の飛行機で行きます』と、 しかも、宇都宮氏を同伴してゆく・・・と。

  ボクは その同伴が実現するかどうか?は わからないが、 少なくとも宇都宮氏を応援する 女応援団長の彼女が この熱い青年達の
  言葉に動いた・・・というところを 非常に評価する、というか 勝利の女神が微笑んだことを 感じ取ることが出来たのであった・・・。

           
            このツイキャスを見ていない人に ボクの文章ではこの夜の出来事の興奮を伝えることは出来なかったであろうが。

  

  

  

  
  
  

  
  
  

  求応援『コドモ・レスキュー』

2013年12月20日 | マトリックス・J
  山本太郎が以前から ハッキリ言っているように 国は(安倍内閣)は 子供たちを救う気は まったく『無い!』のだ。

  『無い』で何もしない・・・ならまだいいのだが、 むしろ阻止する形で 様々な悪法を企て押し付けてくる悪魔のような、というより悪魔そのもの。

  彼らの狙いどうり 最近は 原発事故・放射能汚染・脱被曝などの声が あまり聞こえてこなくなった感があるが、現実はなんにも良くなっていない。

  そんな中 悪魔の思惑を 的確に見抜いている山本太郎は 『寸鉄悪魔を刺す』の例えの如く 一見地味な企てのようで 悪魔たちが最も怖れる急所に

  『コドモ・レスキュー』の寸鉄を 打ち込もうとしている。

  やっと具体的に 脱被曝に向かって 動こうとしているのだ。

          

  ところで 猪瀬知事が辞職することになったが、 山本太郎はどう動くのだろうか?

  全力で、宇都宮健児氏を 応援するのか?  嵐を呼ぶ男 山本太郎が自ら立候補する・・・ということも あるのだろうか?

  東京都知事が このタイミングで辞職することを いろいろ詮索する人達がいる、そしてそれは ある程度 その通りと言えるかもしれないが

  一撮運命論的には このタイミングは まさに『山本太郎』のために準備されたような 出来事とはいえないだろうか?

  わざわざ 衆・参議院選挙を 東京で展開した太郎。 しかも衆議院選挙は あの『石原のお坊っちゃま』を相手に挑戦を挑んだ太郎なのだ・・・

  なんか、忙しくなりそう!

  26:30秒辺りの『太郎』を聞いて

2013年12月12日 | マトリックス・J
  ボクは非常に このシーン(出来事)にこだわる続けている。
 各人の馬鹿の自覚なしに 前進が無い・・・と思うからだ。
  最大の国難に際して 優れた人物が登場したが それに応える役者が揃っていなかった不幸は、
嘆いても 仕方がない、で終わらせていいのか!と、今でも強く思う。

太郎自身が言っているように『ダメもと』の必策を引っさげて招集を呼びかけた会合は
予想どうり各党の思惑から抜け出せない言い訳の陳列棚で終わってしまったが。
(一体、何が問題なんだよ、バラバラじゃ与党の思う壺じゃないか。数で圧倒されて
公約の一つも実現できないことは見え見えじゃないか)・・・太郎の内心を覗くと
こんな文句であったであろう。

           

  参議院選挙戦にさいして 子供の避難救済、脱原発、TPP、憲法改正、などで各野党同一意見であるにもかかわらず、 多数派の自民、公明党に対して
  統一の選挙対策を 取ることが出来ずに この年の暮を迎えることになってしまったことを この日集まった野党党首は どう思っているのだろうか?

  太郎の言うように 何の柵(しがらみ)がなければ 物事の本質がハッキリ見えて ズバリと王手をかける事が出来るのに・・・・。

  まったく 人間て馬鹿だとつくづく思うし、 これが為に 金蝿マフィアがのさばるのだと つくづく思う。

  参議院選挙の結果どうなった? 『子供の避難』も『脱原発』も『TPP』も『憲法改正』も みんな 『特定秘密保護法』可決で議題にも
  載せられなくなってしまう かもしれないのだ。

  この辺の『しがらみ』から自由になれない 政治家どもには 実にうんざりする。 小出先生とまったく 同感だ。

  太郎の思いに 同感して実行できる 大物政治家が 早くでてこないものだろうか?
  今回の出来事で 政権を取らなければ どうにもならない・・・という現実を まざまざと見せられた 今年、2013年は 辛い年であった。 

 
  

『お客様は神様』ではなかった人々へ

2013年12月04日 | マトリックス・J
  昨日、ツイッター上で『監督、俳優たち多数が特定秘密保護法反対を表明』のニュースが流れていた。

  このニュースに、もちろん喜んだが、何故だか心に引っかかるものがあって 他の人のように手放しで喜べない・・・こだわりがあった。
  それがなんであったか、わからずにいたが 今朝になってそれが 何であったのかハッキリ理解できたので いま、早朝にこれを書いている。

  原発事故以来、マスメディアが 悪意のある『脳無しメディア』になり 放射能汚染に関して その危険性をひた隠しに隠しはじめた時
  つぶやきメディアのツイッターで 心ある人々が、 種まきジャーナル、岩上さんのIWJのような稀有なメディアが、そして俳優の山本太郎が・・・
  (その他ボクの知らない人々が)声を挙げ始めていた。

  ボクは以前から 芸能人のような発言力のある人々が 何故もっと声を挙げないのか?と、批判的に思っていた。(もちろん、芸能人にとって
  それがどんなに大変なことであるか、わかった上で)しかし、何故ボクはそう思うのか?自分でも気が付かなかった。直感でそう思っていた。

  馬鹿だから今頃それがハッキリわかったのだ。
  東電の札束のビンタで、マスメディアが黙りこんだ時 『善良な無関心層』に強く働きかけることが 出来るのは 芸能人じゃなかったのか?
  一般市民を一億総白痴化に手を貸した『芸能人』、『お客様は神様』と感謝していた芸能人、 感受性がだれよりも高い芸能人は
  福島に住む少女達が 『私は将来子供を産めるの?』と不安に過ごしている現実に・・・想いは至らなかったのか?
  たった一人 『山本太郎』だけが 声を挙たのか?・・・・

  ボクは なんと 情けない・・・ことだと思っていたんだ。日本が先の見えない 崖っぷちにある時 芸能人達が 声を挙ないことを!
  キング牧師が言ったという 最も悪いのは 声を挙げない善良な市民である、と。 しかし、メディアが発信しない時 知らされない時
  この善良な市民を 喚起出来るのは 誰なのか?(ボクはここでは政治家は全然問題にしていない、あまりにも利己心に固まった盆暗集団だから)

  芸能人達も 各監督の声で やっと重い腰をあげ始めた・・・しかし、これは自分の『表現の自由』が害されるからだろうか?

           
                風よもっと 吹け  波乗りを楽しんでいるのは お前だけではない・・・・ 
  

   

  正念場の一週間

2013年12月01日 | マトリックス・J
  今週末の金曜日(12月6日)あたりに 与党が参議院特別委員会で法案『特定秘密保護法』を通そうとしているらしい。

  それに対して 絶対反対の国会議員そして 国民が 連日のように大規模なデモを予定している。

  今日、日曜日も日本国中で『特定秘密保護法反対』の集会やデモが行われたようだ。
  先日、日本写真家協会もこの法案に対して反対の立場を明らかにしたし、その他各種団体がギリギリになって『反対』を表明しだした。

  戦前戦中の日本のことは ボクなどは映画でしか知らないが、ボク等よりも若い世代は 映画ですら見ることが無くて その暗澹たる社会が
  どんなものであるかも 想像するのは難しいだろう。

  現国会で何が起きているか まったく知らない、 或いは知ろうともしない無関心層は 確かに多いと思う・・・。

  ただ、今日あたりツイッター上で 大騒ぎされているのが『石破発言』で 首相官邸前でのシュプレヒコールを『テロ』呼ばわりした問題。
  ボク自身も前回のブログで 首相官邸前の単調なシュプレヒコールの有効性に多少疑問を持ったような事を書いたが、自民党幹事長の石破が
  それについて苦言を呈したということは、国民の声に怯えている証拠でもあり、またこの特定秘密保護法が通った暁には、デモすらもテロに
  位置づけして弾圧する腹づもりであることが、彼の発言によって明らかになったわけで、この法案に反対している者は一層 反対の声を高めている。

  本当に 我々は一体 なんという時代にめぐり合わせたのであろう。この法案が通ってしまったら、冗談も言えない世界が実現するのだ。
  
  良心良識を持つ 世界中の日本人に『反対!』の声を挙げてもらいたい。この一週間が本当の正念場だ。

       
        そんな緊迫した場面にそぐわない・・・感じのロマンチックな テレビドラマのテーマソングと映像はボクのお気に入り
        嵐の前の〇〇◯みたいな、或いはもう二度と来ないものへのノスタルジー・・・か。

       
  

  俺も悔しいよ、太郎さん

2013年11月28日 | マトリックス・J
  『国会で国会議員なにやってんだ!・・・守る守るって、自分たちのことしか 守ってないじゃないか!』
  ・・・これは、今年の夏、参議院選挙演説の山本太郎さんの言葉。

  まず、『福島の子供たちの救済』『脱被曝』を 叫んでいた太郎さんも 実際、国会議員になってから 次から次と悪政を押し付けてくる
  安倍内閣への対応で、それどころではない状態に なっている。

  『一刻も争う問題』なのに、その問題に取り組むことすら出来ない現状・・・。どころか、国会議員が国会議員としての活動も出来ないくらい
  手かせ足かせの『特定秘密保護法』で、政府に抗議の声を挙げることすら『コントロール』するという。

  放射能汚染水の『コントロール』ではなくて、大嘘や愚策に対する批難を『コントロール』することであったのだ。

  今更、言ってもどうしょうもないけど、やっぱり こういった自民党とか公明党なんかに 投票した人達ってこの現状を どう思っているのだろう?

  今更だけど、太郎が参議院選挙に立候補する時、緑の党、みどりの風、生活の党、共産党等に声をかけて 党派を超えた体制で、自民、公明党に
  対抗しよう!と声を挙げて集会を持ったのに、やはり党派へのこだわりを捨てられない狭量な見識のために、現在のような無残な結果は 太郎には見えていたのに。


              

        

  

 対決の夜

2013年11月20日 | マトリックス・J
  ツイッター上では 『特定秘密保護法』問題が緊張感を持って語られている。
  実際、今現在 国会衆議院にて この特定秘密保護法案が議題になっていて 安倍内閣はこの法案を通そうと 必死になっている。
 
  こんな間抜けな 法案が提出されること自体が 『変態である!』・・・と普通の人は思うであろうに 
  国会議員の先生と言われている連中が恥ずかしもなく 賛成している図は 先祖に対して、子孫に対して、世界に対して 『恥さらし』である。

      
        これは35年前のいたずら写真であるが、今思うと当時はなんと平和であったのであろうか。
        特定秘密保護法が通れば、政権に対して批判的 言動を起こせば 冗談抜きで、直ちに罰せられる時代がくるのだ。
        ブログやツイッターですら 取り締まりの対象になるだろう、と言われている。

  特定秘密保護法を 廃案にすべく 一人一人が 声を挙げてゆかなければ。

  息苦しい社会へ!

2013年10月15日 | マトリックス・J
  今日、帰宅して わがブログの アクセス解析を 見て たまげた。

  190万ブログ中 なんと9841位に なっていた。 いつもだいたい 2万~3万位を うろちょろしていて 無意識ながら2万の壁を 破るぞ~・・・
  とは 思うのだが だいたいいつも 眠気に 勝てず 適当な所で丸くまとめ?て 書きたいことの 30~40%ぐらいのところで ギブ・アップ。

  しかし、 ボクのブログで 一番力を入れるのは 「タイトル」・・・・。

  タイトルで 釣り上げよう・・・などという気持ちが無意識で働くのか 内容が伴わないにもかかわらず タイトルばかり 目立つ様に 付けている。

  昨日のは すごいタイトルで 「嘘八百内閣」が当たったのか ボクのブログとしては 結構沢山の人が来てくれた。

  或いは 不審なブログとして 工作員さんが 訪ねてきてくれたのかもしれない・・・というのは読んでくれたページ数だけが ダントツに多いのだ。  
  (どう考えてもそれは おかしい?)・・・しかし、まぁ、工作員も たぶん気抜けしただろう、と思う。 
  タイトルの激しさの割りには 内容が もう一つパットしない(と、自分でも思う)からだ。

  それはともかく 今日 友人が送ってくれた ある“情報”に ぶったまげながらも 感動しているところで これに関しては いつか近日中に書きたいと
   思っています、というもったいぶった きれいな形で 今日の内容の薄いブログを 終えたい。

   素晴らしい世界を めざして 渾身の努力を惜しまない 山本太郎ちゃんの (本当のこと言って 何か不都合でも?)を 是非みてください。
     (笑っている場合では ない!・・・と、思うはずです。)