私の住んでいるところではゴールデンウイーク中に伝統的な祭りがあります。この祭りは氏子となる8つの区(集落)が毎年輪番で運営します。
祭を実施するための経費300万円余と実施にかかわる人の出役は、8年毎に担当する区の区民が負担します。
今年、私の住む区がその当番(渡し番)となりました。今日はその準備の準備の日でした。祭会場となる神社に出向き午前中いっぱい馬場(馬祭りです。)にバリケードつくるための杭打ちと矢来結い、グラウンド整備(砂まき)の作業をしました。
区民総出の作業です。堅い地面に杭を打つのは大変ですが、近年は重機をつかうのでかなり楽になりました。これから5月3日に前日準備(朝5時30分から)、5月4日が本番、5月5日が後片付けと続きます。
大きな費用負担もさることながら、ゴールデンウィークの休日、祝日が4日間潰れます。県の無形文化財に指定されている由緒ある祭ではありますが、伝統ある行事、文化伝承には住民にすごい費用と労務負担がかかっています。