社民党を大きく オムライス党を応援

力のない、組織のない、お金もない ないない尽くしの社民党を、何も持たないものが勝手に応援するブログ

保坂展人酸のブログから見る 連立政権

2009年07月28日 | Weblog


 天候不順の日々が続いている。またもや、土砂崩れなどの豪雨の被害が続き、ここ関東地方も午後から暗雲が立ち込めてきた。ひさしぶりに国会議員会館に来てみると、人の出入りはまばらだ。長妻昭氏とエレベーターで会い、中野区と杉並区で連動してたたかいましょうと挨拶。「就任御挨拶の名刺です」と秘書から渡された束を見て、「ン?」と思ったのは見慣れぬ肩書の人たちが何人か挨拶に来ていたからだ。法務省の西川克行刑事局長・大野恒太郎事務次官や文部科学省の坂田東一事務次官・山中伸一官房長・玉井日出夫文化庁長官などは、これまでの所属委員会でのかかわりでまあ納得できるとしても、丹呉泰健財務事務次官・勝栄二郎財務省主計局長・真砂泰財務省官房長など財務省幹部の名刺や環境省の小林光事務次官や厚生労働省や国土交通省の各局長などの名刺もある。霞が関も「8月30日」を意識して動き始めているのだろう。いい結果を出して、そのご期待に応えなければならない。

 テレビ番組などでは、「外交・安全保障」と「労働者派遣法の抜本改正」の部分で比較第一党になる可能性のある民主党と、社民党の「距離」「齟齬」がたびたび話題にされている。政策が全部一致しているのであれば、わざわざ違う政党である必要はない。連立政権というのは、どの国でもそうだが、総選挙後に協議が始まる。それぞれの政党の基本的な立場を尊重しつつ、最大公約数として一致出来る政策合意がなされるのかどうかを詰めていく過程でもある。


各地でがんばる社民党 金沢から

2009年07月27日 | Weblog
 熱帯を思わせる断続的な激しい雨が降り注ぐ中、今日は夕方までほぼ一日、街頭に立っていました。

 朝一は、奥田建予定候補者の地区支援者大集会。邦楽ホールに、いわゆる「校下後援会の主だった方々を集めての決起集会でした。合同選対の構成員として社民党金沢選出議員団も参加しました。強い追い風をうけながら、決して隙をつくらず闘い抜く決意が表明されました。私は、鳩山民主党代表が最近口にしている「現実対応」の中で、安全保障、給油などアメリカへの後方支援活動の容認転換は、政権構想に看過できない問題だと思っています。憲法から逸脱した軍事的な貢献を批判し、反対することは決して現実離れではありませんから。
 冷水を浴びたようにすら感じています。原理原則をめぐっては、厳しい議論が必要です。社民党もこれまでに何度かこうしたぶれがありました。政党の持つ組織防衛の論理が、不正と闘う人々を裏切る形で優先されるならば、きっちりと批判し、軌道を戻さねばならない。(午後からのくるま座DVD鑑賞会「国労冬物語」で再度考えさせられる)民主党とは是々非々で、社民党自らは「平和的社民主義」の誠実な徹底にこだわって、有権者の期待に応えたいと一議員として思います。民主一人勝ちも、自公信任もいけません。社民党に力をください。訴えに力が入ります。

 正午を挟んでは、貧困が進む子ども救援カンパを呼びかける県教組街頭募金活動に弁士となって参加しました。たくさんの市民が、財布からお金を出してカンパ箱に入れてくれました。お金は県内では児童養護施設協議会に、日教組をつうじてはあしなが育英会に援助金が送られます。

 そして夕方、同じエムザ前で「サンディ社民党の声」。今日は、視覚障害者の方が一時間近くたって聞いてくださいました。対面の近江町出口では、ベンチに座って最後まで聞いてくださいました。お二人とも、終わると拍手をしてくださいました。富の再配分で格差の解消。多くの人が求めていると確信します。どんどんと続けます。明日は、早朝の「社民党の声」でスタートです。

STOP!プルサーマル・核燃料サイクル九州ブロック集会 (原水禁ニュースから)

2009年07月27日 | Weblog

2009 年 07 月 15 日

STOP!プルサーマル・核燃料サイクル九州ブロック集会

 

flickrサイトSTOP!プルサーマル・核燃料サイクル九州ブロック集会

玄海原発でのMOX燃料使用中止とプルサーマル計画の凍結を求め、7月10日に佐賀県と玄海町、九州電力に申入れを行い、翌11日には、全国から千名近い参加者を得て、集会とデモを行いました。


なくせ!差別と拘禁の医療観察法

2009年07月27日 | Weblog

平和フォーラム ニュースから

 

なくせ!差別と拘禁の医療観察法-被対象者はじめ120人参加し実態明らかに

2009年7月26日
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 2003年7月に衆参両院の強行採決で成立され、2005年7月から施行された「心神喪失者等医療観察法」は、誰にも予測できない「再犯のおそれ」を理由に無期限に人を拘束し自由を奪う予防拘禁法。制定前から内外の精神障害者当事者組織、障害者団体、日弁連や平和フォーラムが、憲法、近代刑法の原則、国際人権規約などに抵触する人権侵害法として反対しました。現在、施行から4年を経ましたたが、すでに872人(2008年8月末)が強制医療下に置かれ、政府が認めただけでも12名が自殺に追い込まれるなど、さまざまな問題が引き起こされています。年内には批准されようとしている障害者権利条約は、すべての障害のある人は「その心身がそのままの状態で尊重される権利を有する」と定め「いかなる場合においても自由のはく害が障害の存在によって正当化されないこと」と定めています。2010年の医療観察法「見直し」を前に、医療観察法の現状を正しく検証し、差別と拘禁の法をなくそうと、7月26日に東京池袋の東京芸術劇場に全国から約120人の参加者を得て、「なくせ!差別と拘禁の医療観察法7.26全国集会」が開かれました。
 集会は最初に、弁護士の池原毅和さんから医療観察法の入門的な解説と批判。手続きが粗略で、責任能力がない不利益を課してはならない人にその責任を課していること、指定医療機関制は断絶の医療をもたらす問題があることなどを説明しました。
 つづくリレートークⅠでは、医療観察法被対象者の証言や精神科医の医療現場からの報告。いじめを受けた自衛官を例に政府・厚労省が自殺問題を葬っている問題の指摘。貧困と差別の渦巻く日本の精神医療の実態も指摘されました。また、法的、人権上の問題点についても、医療観察法自体が逸脱状態にあることや、拷問禁止条約、障害者権利条約に反することなどが指摘されました。
 今後のとりくみについては、医療観察法制定に反対した民主党を軸とした政権交代が展望され、障害者権利条約批准の動きのなかで、廃止を求める働きかけが重要となっていることが提起されました。

 →決議文  →集会チラシ  


東国原知事、県議が糾弾

2009年07月26日 | Weblog

(朝日新聞ネットニュースから 以下引用)

 

東国原知事、県議が糾弾「辞職を」「有権者ぼうとく」

 衆院選への不出馬を表明した東国原英夫知事は23日、宮崎県議会の全員協議会に出席し、「一連の行動や発言で多大の迷惑や心配をおかけし、深くおわびする」と陳謝した。一方で、「地方分権を訴えたかった」と理解を求めた知事に対して、県議からは「有権者を冒涜(ぼうとく)した」「職を辞して県民の信を問うべきだ」などと厳しい意見が相次いだ。

 午後2時半から始まった全協は2時間半に及んだ。「辞職勧告」に対して知事は「真摯(しんし)に、謙虚に受け止めたい」。その上で、「県知事として初心を取り戻し、全身全霊で職責をまっとうしたい」と訴え、まずは自身のマニフェストを100%達成するために努力することを約束した。

 県議の質問の大半は、この間の知事の発言に集中。出馬せずに県政にとどまった場合に「来年2月の予算を編成したら仕事は終わり。残りの任期はぷらーっと過ごす」などと述べたものの、批判が集まると「支持者にぷらーっと休んだらと言われたから」「言葉足らずだった」と弁明していた。

 この発言について高橋透議員(社民)は

「国政転身がうまくいかないから、悔しくて本心が出たとしか思えない。予算が終わったからといったって、あなたは知事なんです」

と猛省を促した。

 「しがらみのない県政」を訴えて当選した知事の姿勢を疑問視する意見も出た。田口雄二議員(民主)は、県民フォーラムで「次の知事は(私の)傀儡(かいらい)政権」とした発言について、「知事は県民が選ぶものだ」とくぎを刺した。


竹内行夫裁判官に×を

2009年07月26日 | Weblog

衆議院議員選挙と同時に行われる 最高裁判所裁判官の国民審査

竹内行夫裁判官に×を!  という 運動をご存知ですか?

平和のための国民審査実行委員会が呼び掛けています。

最高裁判官をあなたがチェック

  このリーフレットも販売しているのでご協力を


今、しっかりと!安心できる暮らしを

2009年07月26日 | Weblog

甲府市議 やまださんのブログから

生活保護母子加算の制度復活を実現させるべきです

●未来の社会を担うのは子ども達です。でも、今の社会で子どもを育てることは大変な努力がいります。ましてや、母子家庭での子育ては経済的にも困難を極めています。公的な援助は必要です。
先日この場で、「定額給付金」に合わせての「子育て応援特別手当」の話をしました。これは政府の一時的な特別対策で多子世帯の幼児期の第2子以降の子に対して、1人3万6千円支給されます。子育て家庭にとっては、大変ありがたい手当ですが、単純に喜んでばかりはいられません。これは、選挙直前だけの「人気取りのばら撒き一時金」です。恒常的な生活支援でないばかりか、この後には消費税の大増税などが待ち構えているからです。しかも恒常的な生活支援制度は、さらに切り捨てられています。その典型は、この4月には生活保護のひとり親家庭への母子加算が全廃されたことです―と言ってきました。
●ありがたいことに、この母子加算復活が参議院の野党提案で採択されました。参議院・衆議院制度という2院制度の良さですが、衆議院の早期に解散して、衆議院でも可決して、このささやかな生活保護加算制度を復活させるべきです。
 例えば、「子育て応援特別手当」は甲府市が国の交付金で支出する金額は
     2009年度のみ   9,000万円です
 ところで、廃止された 母子加算の甲府市の支給額は、毎年支給額が縮小され
   2006年度 39母子世帯 対象者60人 総支給額895万円 
                          年ひとりあたり平均149.183円
   2007年度 38母子世帯 対象者64人 総支給額571万円
                           年ひとり当たり平均89.188
   2008年度 31母子世帯 対象者55人 総支給額236万円
                            年ひとり当たり平均42.891
   2009年度 制度廃止

●これは、母子加算で計算すると
  2008年度では 甲府市の総額は236万円ですから、9000万円あれば
    9000万円÷236万円=38年間も制度維持できます。
  2006年度の水準でも 甲府市の総額は895万年ですから、9000万円あれば
    9000万円÷895万円=10年間も制度維持できます。
●医療も防災そうでしょうが、福祉も、もっとも困難な人から手を差し伸べないと、支援する意味がありません。本気になって子育て援助をするのなら、保育料・幼稚園費の引き下げ、減免制度の確立、義務教育における就学援助制度の確立、高校への授業料などの援助を行うべきです。また子育て家庭への医療保険料の軽減も必要でしょう。そもそも、パートやアルバイトで働いているお母さんも多いはずです。安易なリストラを止めさせ、社会保障の加入、最低賃金引き上げも当然だと思います。
●これらのことを何もしないで、いやむしろ、制度改悪しながら、子育て援助もないものです。つけが回される、バラマキではなく、従来の制度の改善が必要です。今回の参議院での母子加算制度復活の採択は、その一歩であるべきです。

 


こんな医師こそ国会には必要 がんばれ あべともこさん

2009年07月26日 | Weblog

      阿部さんのページから

7月13日午後、参議院本会議で臓器移植法改正案(A案=河野・中山案)が可決成立、これで本人意思の有無を問わず家族の同意のみで「脳死者」からの臓器摘出が可能となった。

 「脳死」とはいかなる状態なのか、臓器提供の応諾を家族の判断に委ねてよいのか、他者の死や犠牲の上に成り立つ臓器移植におけるドナーとレシピエントの人権、医療資源としての人体利用と人間の尊厳などの根本問題は、移植を待ち望む人々の声にかき消され、また政局に翻弄されながら、最後は解散前の駆け込み賛成多数となったのである。

 昨年以来10ヶ月以上も引き延ばされ、自らの手で解散総選挙を断行すると言った麻生総理の言葉とは裏腹に、満期直前の8月30日に追い込まれた総選挙日の決定を告げる記事と並んで、「脳死は人の死」という大きな見出しが同日の夕刊の新聞紙面には躍っていた。

 虚しさとともに、一体政治は何をしたのかという怒りが心の底から湧いてくる。政治家が有権者から与えられたその時々の政治の判断が、人間の生死に関わる深い歴史的・文化的・宗教的共感を強引に奪っていく、そんな光景であった。国民のだれも議員達にそんなことまで委ねた覚えはないはずなのに。

 そもそもこの4年間、小泉元総理の郵政民営化選挙の結果誕生した強大な与党勢力はどんな悪法であれ、最後は数の力で成立させてきた。そんな中で障害者自立支援法や後期高齢者医療制度など障害者や高齢者の人権を奪い、排除や差別を是認する法律までも成立させていったのである。

 ところが年金をめぐる不祥事が次々と発覚して、一昨年夏の参議院選挙では野党が大勝した結果「ねじれ国会」が誕生し、政権運営に自信をなくした総理が次々と交代するところとなった。しかしその一方で、自民・民主の両党間の水面下での合意のある法律は徹底した審議などもなく、通過成立させられてきた。ある法案は反対、またある法案は賛成という風に民主党の態度はその時々変わっても、とにかく早く処理することが国会対策として優先されてきたのである。

 とりわけ麻生内閣誕生以降の10ヶ月は、早期の解散総選挙を求める民主党の考えは「とにかくこの法案の採決をすれば、後は与党も解散するはず」的論法で、国民からの批判の強かった定額給付金や15兆円の補正予算への対応も実際には徹底抗戦ではなかった。もちろん選挙になれば「反対した実績」を謳い、「政権交代」によってそれを変えるという主張が通りやすいからでもある。しかし、それが民主主義や国会審議の空洞化を生み、全てを政局対応していくマキャベリズムをはびこらせたことに民主党はどれほど気付いているだろうか。

 他方、その陰で本来は超党派で成立にこぎつけた方が良い肝炎対策や生活保護の母子加算復活などの法案は、与野党の対立故に後送りにされ放置されたまま終わる。そればかりか自・公・民の合意で成立した水俣病救済法などは患者救済の一方で、当事者企業であるチッソの責任を霧散させかねない法律である。政治に駆け引きのあることは否定するものではないが、この間の巨大与党、そしてねじれ国会は議会制民主主義本来の姿をあまりにも歪曲させてしまったように思えてならない。そして、その結果が大政翼賛にも似た臓器移植法改正案へのなだれ込みとなった。

 衆議院でのA案可決の際に、D案提出者のある議員がつぶやいた言葉が今も私の耳に残っている。「こうやって戦争にも賛意が示されていったのかもしれない」-そう思わせるほど一人一人の思慮を超えた力が、採決の場を支配していたように思える。

 熟議の民主主義などどこにもない、恐ろしい現実である。来るべき解散総選挙で今度は民主党への風が吹き、また有権者が大挙してそこに流れるかも知れないけれど、そんな中でも民主主義の本質である少数意見や小政党がどう生き残れるのか、私も全力を挙げて闘いに打って出る覚悟である。どうかよろしくご支援ください。

                        阿部知子