連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

山折 哲雄書 愛欲の精神史

2011-01-10 19:11:08 | 本と雑誌

あとがきまで589ページの単行本。まだ読書途中。

ときどき、書架からはみ出し廃棄となる運命の本が運ばれ、雑然とあふれていた1冊で、

読み始めたらやめられなくなった。

I 性愛と狂騒のインド

 日本人の音感覚をはぐくんだ声明と御詠歌

 インド人の四住期、釈迦の四諦説との関係そのなかでの 

     林住期のときの妻の意見も聞きたい!が書かれていなかった。

IIガンディの聖性と魔性 

  ナチスドイツは、120万のユダヤ人の殺戮をしたが、

  インドとパキスタンの分離独立の移動で60万人が同法殺戮となった。

  憎悪と恐怖と猜疑の感情からの短期間の殺戮だという。」

愛憎紙一重というのは短絡的と思うが

愛するという複雑な感情の分析は、尽きることがない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国宝 唐招提寺金堂設立年 | トップ | 医学生が患者になった時にか... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本と雑誌」カテゴリの最新記事